正しい便秘薬の選び方

マイロハス

2019/5/16 07:20


胃腸を傷つける生活習慣は、食べ過ぎ・飲み過ぎだけではありません。日本人に多い消化管のがんを防ぐためにも、胃腸のケアは重要。予防医学医の奥田昌子さんが教える「胃腸を最速で強くする方法」を、毎日ひとつずつご紹介します。
胃と薬
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過敏性腸症候群(IBS)で女性が便秘型になりやすいのは、女性がもともと下痢より便秘になりがちだからといわれています。

その原因ははっきりわかっていませんが、ひとつには女性の骨盤の特徴があるようです。出産に備えて男性よりも骨盤が広いため、骨盤の中に大腸がはまり込んで曲がりくねり、内容物が移動しにくいとされています。

もうひとつが、生理の前に分泌される女性ホルモンが大腸での水分の吸収を促すために、便が固くなりがちなこと。また、女性は男性よりも腹筋と肛門の筋肉が弱く、便を押し出しにくいことも影響すると考えられます。

ひとくくりに便秘といっても、ぜん動が弱くて便を押し出せない便秘と、ストレスによる便秘は成り立ちが違います。過敏性腸症候群の便秘型では、ぜん動運動は十分強いので、大腸の粘膜に働きかけてぜん動運動を強めるタイプの下剤は効果がありません。逆に激しい腹痛を招くおそれがあります。下剤を使うなら、便をやわらかくするタイプのものを選びましょう。

ただし、市販の便秘薬に手を出す前に、病院で腸の状態を調べてもらうことをおすすめします。

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「胃痛の原因はストレス」「ヨーグルトで便秘が治る」――そんな誤解をしていませんか? 人間の体は巨大な一本の管=消化管でできているのに、私たちは驚くほどその実態を知りません。本書では強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣を、日本人の体質を研究する予防医学医の奥田昌子さんが解説。なぜ日本人は「胃腸が弱い」のか、その秘密を紐解きます。

当記事はマイロハスの提供記事です。

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