ドコモに続いてauも”4割値下げ”ドワンゴ夏野氏「数字の遊びはもうやめたほうがいい。政府の介入も近いのではないか」

AbemaTIMES

2019/5/16 18:39



 携帯電話料金値下げをめぐって、auは13日、同居の家族3人以上が加入するなど一定の条件のもとで"4割値下げ"となる新プランを発表した。

同日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した元NTTドコモ執行役員の夏野剛・ドワンゴ社長は「今回のauの新プランは、横を見ながら出してきた、あまりインパクトの無いものだと思う。携帯電話料金というのは、経営企画部のめっちゃ頭の良い人たちが、お客さんのことなんか関係なく、"競合がこうだから、こうすればそれよりもちょっと安く見える"とか、"こういう仕組みにすれば理論上はこれだけ安くなるけど、どうせ変更する人は半分くらいだろうから"、などと計算しながら作っている。そういう数字の遊びはもうやめたほうがいいんじゃないか。該当する利用者が少ないからこういうプランを出してくるし、本当に5980円になる人は何人いるのかと、記者たちも質問しない。こういうのに誤魔化されないようにしたほうがいい」と指摘。

その上で夏野氏は「官邸も消費者庁もすごく注目しているので、これでは済まないと思う」と話す。

「プラン変更がめんどくさかったり、それ以前に対象者に該当するのか利用者自身も判断できないような料金プランにしちゃってる。"家族が何人使っていて、なんとかでなんとかで…の場合は4割下がります"、というような話はもう通用しないと思う。そして、オプション料金のところも黙っている。うちの母親も、自分のせいとはいえ月々1万円の料金のうち3分の1の3800円分は使っていないオプションの料金だった。ここにはちょっと政府の介入、メスが入らざるを得ないという気配を感じている。"お前が言うな"とよく言われるが、携帯会社はずっと横並び。孫さんが挑戦をやめ、国内で稼いだお金を使って海外で勝負すると決めたから、携帯市場の競争はほぼないと言っていい状況だと思う。料金だけ合わせておけば利用者はそんなに増えないけれど、それほどシェアも奪われない。この均衡状態は心地いい。しかし、競争もしてないのに3社で2兆円近い利益を生み出している。まさに寡占産業の弊害になりつつある。政府としても、ここは見過ごせないと思う」。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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当記事はAbemaTIMESの提供記事です。

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