面白いを追求しすぎた結果? 疑惑紛糾した「ヤラセ番組」ランキング

日刊サイゾー

2019/5/6 09:00


 4月16日にテレビ朝日系列で放送された『国民1万人がガチで投票! 冷凍食品総選挙』が物議を醸している。お笑いコンビ・爆笑問題がMCを務めたこの番組では、国内の各メーカーから出ている冷凍食品のランキングを決めるという内容だったが、冷凍食品の大手である味の素がなぜか不在。さらに、1位となったニチレイの「本格炒めチャーハン」のCMが番組終了後に流れるなどしたため、世間ではヤラセなのではないかという声が挙がっている。その真偽は定かではないが、こうしたヤラセを疑われる番組は過去にも多く存在し、話題をさらってきた。今回はそういった番組をランキング形式で5つ紹介したい。

第5位『白熱ライブ ビビット』ホームレス取材


 TBS系列の情報番組。2017年1月31日の放送で、多摩川沿いに住んでいるホームレスについて特集。ホームレスを「多摩川リバーサイドヒルズ族」などと呼んだことも批判を集めたが、取材陣に対してひとりのホームレスが怒鳴り声を挙げたシーンについて、TBSにヤラセを頼まれたことを後に本人が証言。多くの批判を集めることとなり、同3月に番組やホームぺージで謝罪をすることとなった。

第4位『笑っていいとも!』子役仕込み


 長年、フジテレビの昼の顔となっていたこのバラエティ番組にもヤラセがあった。03年6月4日の放送中、子どもが自身の将来の夢を語るという内容の素人参加コーナー「ドリームズカムチャイルド」で、2番目に登場した女の子が自分の子役事務所を名乗ってしまい、さらにその前に登場した男の子も同じ事務所に所属していることを暴露してしまったというもの。タモリも知らされていなかったのか、「あー、これ仕込み?」と大爆笑する事態となった。

第3位『世界の果てまでイッテQ!』祭り捏造


 日本テレビ系列のバラエティ番組。お笑い芸人の宮川大輔が世界中の祭りをめぐるという内容の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で、18年5月20日に放送されたラオスの橋祭りが、本来存在しない祭りではないかとの疑惑が週刊誌によって報道。さらに、17年2月12日に放送されたカリフラワー祭りをはじめとした複数の祭りにも同様の疑惑が浮上し、局側はヤラセを否定したものの、このコーナーは終了することとなった。

第2位『発掘! あるある大事典II』納豆ダイエットのデータ捏造


 07年まで放送されていたフジテレビ系列の情報番組。同1月7日に放送された回で、納豆のダイエット効果を特集したものの、その後、週刊誌が捏造疑惑を指摘し、制作元である関西テレビに質問状を送付。その後、同局内で内部調査を行ったところ、行ってもいない血液検査のデータが捏造されていたり、関係のない写真が使われていたことが発覚。当時の社長が謝罪に追い込まれ、これを理由として番組が打ち切られる事態となった。

第1位『ほこ×たて』


 13年まで放送されていたフジテレビ系列のバラエティ。同10月20日に放送された『スナイパー軍団vsラジコン軍団』という特集に出演したラジコンメーカー・ヨコモの社員が、放送内容が実際のものとあまりにかけ離れているとして、自社のホームページで告発。番組内で放送されたラジコンがスナイパーに撃ち抜かれたシーンが、それまでの撮影でとったシーンのつなぎ合わせてあることなどを暴露した。このヤラセ問題により、番組は打ち切られることとなった。

***

いかがだっただろうか? 視聴者が劇的な効果や過激なシーン、面白いものを求めているのは確かだが、ヤラセを行ってまでそれに応えようとする姿勢は糾弾されてしかるべきものだろう。今後はこうしたヤラセ番組が作られないよう、各局には自制を求めたい。

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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