【米ビルボード・アルバム・チャート】ビリー・アイリッシュ首位返り咲き、ビヨンセTOP10に2作ランクイン

Billboard JAPAN

2019/4/30 11:00



ビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』 が1位に返り咲いた、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

初動313,000ユニットを叩き出し、4月13日付チャートでNo.1デビューした本作は、翌20日付チャートでカリードの『フリー・スピリット』にその座を奪われ、前週の27日付チャートでも BTS (防弾少年団)の『Map of the Soul: Persona』の登場により、2週連続の2位停滞となったが、安定したユニット数を維持し、登場4週目にして首位復帰、通算2週目の1位獲得を果たした。

今週獲得したユニット数は88,000で、累計50万目前の大ヒットを記録している。本作からは、アルバム発売同日にリリースされたリード・トラック「バッド・ガイ」が、先週のソング・チャートで11位から9位に再TOP10入りを果たしていて、同曲の人気もアルバムのセールス、ストリーミングに貢献している。

カリードの『フリー・スピリット』もストリーミングが好調で、週間60,000ユニットを獲得し、前週の3位から2位に再浮上した。一方、先週230,000ユニットを記録してNo.1デビューを果たしたBTSの『Map of the Soul: Persona』は、57,000ユニットまで数字を落とし3位にランクダウンしている。

今週4位に浮上したのは、ビヨンセの『ホームカミング:ザ・ライブ・アルバム』。 本作は、4月17日にNetflixで配信がスタートした【コーチェラ・フェスティバル2018】のドキュメンタリーと同日にサプライズ・リリースされた、コーチェラの音源と新曲が収録されたライブ・アルバムで、前週のアルバム・チャートでは、38,000ユニットを獲得し7位に初登場した。

前週の集計期間は4月12日~18日迄で、わずか2日で4万近いユニット数を記録。今週のチャートでは、残り5日分の集計で週間57,000ユニットを獲得したが、予想されていた1位には到達しなかった。ただ、前週の2日分が今週のチャートに加算されていれば、累計95,000ユニットを獲得していたことになる。

本作『ホームカミング:ザ・ライブ・アルバム』のリリース翌週23日には、アルバムの発売3周年を記念して6thアルバム『レモネード』がSpotifyやApple Musicなどの主要ストリーミングサービスで配信がスタートした。これまでは、夫ジェイ・Zが運営するTIDALのみでしか視聴できなかったが、主要ストリーミングサービスで解禁されたことを受け、週間30,000ユニットを記録し、今週9位にリエントリーを果たしている。

そのうち、セールスが4,000枚、ストリーミングによるユニット数が25,000と、そのほとんどが視聴回数によるポイントで、週間視聴回数は3,145万回を記録している。『レモネード』がTOP10入りするのは、【第59回グラミー賞】の受賞効果を受け、2017年3月7日付チャートで同9位に再登場して以来、2年ぶりとなる。また、女性アーティストが、アルバム・チャートに2作をTOP10入りさせたのも、2年前の2017年2月25日付チャートでレディー・ガガが果たして以来、約2年ぶりの快挙。この時は、同月に開催された【第51回スーパーボウル】のハーフタイム・ショーで、ガガがパフォーマンスをした反響で2作がランクインした。ビヨンセが、アルバム・チャートで2作同時にTOP10入りさせたのは、今週が初の快挙となる。

今週7位にデビューしたのは、米テキサス州出身のフィーメール・ラッパー/シンガーのリゾ(Lizzo)。本作『コズ・アイ・ラヴ・ユー』は、彼女がメジャー・レーベルに移籍後初のリリースとなる実質上のデビュー・アルバムで、これまでインディー・レーベルから2枚のアルバムと1作のEP盤をリリースしているが、いずれもチャートインはしなかった。メジャー・レーベル移籍後の2016年に発表したEP盤『ココナッツ・オイル』がR&B/ヒップホップ・アルバム・チャートで44位まで上昇したものの、Billboard 200でのランクインは、本作が初となる。

週間ユニット数は41,000で、そのうちアルバム・セールスが24,000枚。ストリーミングとの比率は若干セールスに軍配があがった。本作からの先行シングル「ジュース」が、R&Bチャート23位、アダルト・R&Bソング・チャート26位のスマッシュ・ヒットを記録し、シングル曲としてもチャート初ランクインをさせている。また、アルバムの発売直前に『Elvis Duran Live』で披露したアリアナ・グランデのカバー「7 rings」が話題となったり、米人気トーク番組の『ザ・トゥナイト・ショー』に出演したことが、本作へのプロモーションに繋げた。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、5月3日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
2位『フリー・スピリット』カリード
3位『Map of the Soul: Persona』BTS (防弾少年団)
4位『ホームカミング:ザ・ライブ・アルバム』ビヨンセ
5位『thank u, next』アリアナ・グランデ
6位『コズ・アイ・ラヴ・ユー』リゾ
7位『ヴィクトリー・ラップ』ニプシー・ハッスル
8位『デス・レース・フォー・ラヴ』ジュース・ワールド
9位『レモネード』ビヨンセ
10位『ビアボングズ&ベントレーズ』ポスト・マローン

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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