卒業後のランドセル、どうする?ハッピーな活用法3つ

日刊Sumai

2019/4/17 11:50

最近よく目にする「ラン活」という言葉。
「小学校入学をひかえた子どものランドセルを選んだり購入するための活動」のことですが、なんと2020年度の「ラン活」は早くもスタートしているそう。
最新モデルのラインナップを見ると、その進化に思わず感心してしまうほど。
一方で、小学校卒業後に浮上するのが「使い終わったランドセルをどうするか?」という問題。
実は、入学前の「ラン活」に負けないほど、卒業後のランドセルの活用法にも注目が集まっています。
使い終わったランドセルの活用法を3つご紹介します!
1.リメイクする
使い終わったランドセルの素材で好きな小物をつくる「ランドセルリメイク」。
定番のミニランドセルから身の回りの小物まで、商品の幅もグンと広がっています。
リメイクをおこなっている工房のひとつ、手作りランドセルの老舗工房「宇野カバン店」に、人気のリメイク商品などについてお話をうかがいました。
手作りランドセルの老舗工房「宇野カバン店」
ミニランドセル、ペンケース、メガネケース、ブックカバー、手帳カバー、パスケース、キーホルダー、しおり、財布、キーケース、写真立てなど、見ているだけでも楽しいものばかり
ーどんなリメイク商品が人気ですか?
キーホルダー、ミニミニランドセル、ペンケースなどが人気です。
ーこれまで依頼されたランドセルリメイクで、印象に残っているリメイクはありますか?
最近の話ですが、この春大学を卒業されるという方が、10数年前に当店で購入頂いたランドセルをお持ちになられまして。4月からの新社会人生活に向けて、ご自身が使われる「名刺入れ」を注文されたので、リメイクさせていただきました。
ー素敵なリメイクですね! 宇野カバン店では「子どもの6年間に寄り添う相棒でありたい」という願いをこめてランドセルを製作されていると伺いましたが、これからはその名刺入れが、その方の心強い「相棒」になりますね。
はい。そのような願いをこめて大切にリメイクさせて頂きました。新しい門出を一緒にお祝いさせて頂くことができ大変嬉しく思いました。
ーリメイクをオーダーする時の注意点はありますか?
使い終わったランドセルで製作しますので、ランドセルの劣化状況により、お作りできないアイテムがあったり、リメイクそのものができない場合もあります。最終的にはランドセルを実際に見せて頂いてからの判断となります。
ーランドセルリメイクを希望する方へ工房からメッセージをお願いします。
6年間大切にお使いになったランドセルに新たな命を吹き込み、身近に使えるアイテムに変身させていただきます。小学生時代の思い出に、ご本人様、ご父母様、ご祖父母様でお揃いの革小物なども素敵です。何か分からないことがございましたら、お気軽にお問合せください。
子どもの成長に合わせて使えるアイテムにしたり、家族でお揃いの小物をつくったり。
ランドセルを買ってくれた祖父母への贈り物や、人生の節目に自分へのプレゼントにしたり。
使い終わったランドセルから、たくさんの新しいストーリーが生まれているようです!

2.寄付する
「愛のランドセル寄付プロジェクト」
海外の就学困難な子どもたちのもとに、寄付で集めたランドセルを届ける支援の輪が広がっていることを知っていますか?
NPO法人 YouMe Nepal(ユメネパール)による「愛のランドセル寄付プロジェクト」もそのひとつ。
ネパールの山岳地帯は経済的には豊かとはいえない状況ですが、そこに暮らす子どもたちは山道を何時間もかけて通学し、しっかりと勉強したいという意欲に溢れています。
このプロジェクトは、使い終わったランドセルを贈ることで、ネパールの子どもたちに楽しんで学んでもらい、自分の未来を切り開く力を身に付けてほしいという願いを込めています。
「愛のランドセル寄付プロジェクト」
ランドセルがあれば、貴重な本を大切に保管することができます。
雨で本がボロボロになるのを防ぐこともできます。
家庭内でちょっとした机代わりにすることもできます。
回収受付期間は2019年4月1日(月)~5月31日(水)となっています。
また、国際協力NGOジョイセフは、役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動「思い出のランドセルギフト」を行なっています。
大好きだった思い出のランドセルが、海の向こうで、小さな誰かを毎日励ましてくれる。
そのことを想うだけで、贈る側もまた、励まされるのではないでしょうか。

3.我が家が選んだのは「思い出カプセル」
「思い出カプセル」
我が家では「しばらくは大事にしまっておきたい」という子どもの希望を尊重して大切に保管する方法を選びました。
「6年間ありがとう」の気持ちをこめて、子どもがピカピカに磨いたランドセル。
親子で一緒に思い出グッズをつめて「思い出カプセル」に。
「思い出カプセル」

高校生と中学生になった子どもたち。
久しぶりに開く「思い出カプセル」から出てきたものは、1年生用の黄色い帽子、6年間大切に使った筆箱、紅白帽や水泳帽、連絡帳・健康手帳、図工バッグ、体育袋など。
ふたを開けたとたん、懐かしい記憶が一気によみがえります。

自分にとって一番ハッピーな方法を
「場所をとる」「保管状態に気を配る必要がある」というデメリットがあるものの、久しぶりに開けると懐かしさで胸がいっぱい。
我が家にとってはハッピーな方法だったと満足しています。
アルバムとは別に、図工などの作品の写真のみ集めて「作品フォトブック」にして加えるなど、まだまだ楽しい工夫もできそう。
思いついた時に少しずつ中身を充実させて、いつか子どもたちに渡したいと考えています。
そこから先は、「ランドセルリメイク」や「支援のための寄付」なども含め、自分にとって一番ハッピーな方法を選んでほしいと思います。
「思い出カプセル」
買う時も使った後も、手にする誰もが温かくて幸せな気持ちになるランドセル。
単なるカバンとは異なる、「ランドセル」の特別なパワーを感じます。
みなさんは、どんなハッピーな方法を選びますか?

【参考】
※ 「愛のランドセル寄付プロジェクト」NPO法人YouMe Nepal(ユメネパール)
【取材協力】
※ 宇野カバン店  岐阜県東材木町3番地
1950年創業。こだわりの熟練職人による手作りランドセルの老舗工房。職人がすべて手作業で丁寧に仕上げるランドセルリメイク品も人気。

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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