サイクルレース『バンクリーグ』がいよいよ開幕! 概要や日程が発表

SPICE

2019/4/17 10:14


国内のプロロードレースチームが、競輪場のバンクを使用してレースを行う『バンクリーグ』が本格始動する。
イベント関係者に加え、出場予定チームから選手・監督が出席して記者会見が行われた
イベント関係者に加え、出場予定チームから選手・監督が出席して記者会見が行われた

『バンクリーグ』はロードレースと競輪という自転車競技同士の協力から生まれたもの。その理念として、次のことを掲げている

・ロードレースシーンの向上、チームの育成強化
・出場チームには「ホームバンク」を設定。国内各地を転戦しながら、各チームが“ホームチーム”としてライバルチームを迎え撃つレースシステムに
・バンク周囲のライティングやスクリーンを利用した華やかな演出、バイクパフォーマーによる演舞など、“魅せる”イベントに
・フードやドリンク、グッズ販売などを充実させ、ファンや開催地域の人々とがふれあうことのできる空間づくり
・観戦料やグッズ販売などの売り上げによるホームチームの収益化
・ファンにとって、競輪場での観戦やグッズ購入が「好きなチームを後押し」する第一歩に
・競輪場の有効活用、地域活性化への取り組み
・競輪とロードレース、その他競技種目、自転車競技全般の融合
・ロードレース、ならびに選手・チームのブランディング
・競輪選手のブランドイメージの改善
・競輪場施設を市民の財産と感じてもらう
・競輪場をスポーツ文化の発信拠点に、さらにはチームとファンとの交流拠点にする
地域、ファンとの結びつきも重要な開催理念となっている『バンクリーグ』
地域、ファンとの結びつきも重要な開催理念となっている『バンクリーグ』

また、予定されるレース概要は以下の通り。

【3ポイントゲーム】
チーム同士の対戦型で、各チームからの出走人数は3~4人を予定。スタートから2周をニュートラル周回とし、3周回目からポイント周回を設定。以降は隔周(3, 5, 7, 9, 11...周)をポイント周回とする。

ポイント周回では、1位通過した選手の所属チームにポイントが付与され、3点先取したチームが勝利。

最小で7周回、最大で11周回で競われるが、開催競輪場によって周長(1周あたりの距離)が異なり、レース展開や戦術に変化が生まれることが見込まれる。

なお、選手が使用するバイクはロードバイクを採用する(今後変更の可能性あり)。

【順位決定システム】
2019年は「キックオフシーズン」であることから、各ラウンドごとに優勝チームを決定する。優勝決定方法については、ラウンドごとの出場チームが異なる見通しであるため、チーム数に応じてトーナメント形式・総当たり形式・リーグ形式といった対応を行っていく。

将来構想として、各ラウンドごとの優勝チーム決定に加えて、年間総合ランキングなどの順位決定システムの導入を予定。加盟チームの増加を見越したレギュレーション設定を進めていく。

【ホーム&アウェー形式】(将来構想)
将来構想として、加盟チームすべてに「ホームバンク」を設定し、ホームチームが主役となるラウンドシステムの整備を進めている。

ホストとしてライバルチームを迎え撃つだけでなく、開催地ならではのおもてなしや、全国各地から集まるファンと地域の人々との交流が図られることを理想とする。

観戦料やグッズ販売などの売り上げがホームチームの収益となることを目指していく。観戦者やグッズ購入者にとって、「好きなチームを後押し」する第一歩にしていく。

参加チームは以下のとおり。

・宇都宮ブリッツェン(栃木県)
・那須ブラーゼン(栃木県)
・チーム ブリヂストンサイクリング(静岡県)
・マトリックスパワータグ(大阪府)
・シマノレーシング(大阪府)
・KINAN Cycling Team(和歌山県・三重県・愛知県)
・愛三工業レーシングチーム(愛知県)
・チームUKYO(東京都)

マトリックスパワータグの安原昌弘監督
マトリックスパワータグの安原昌弘監督

会見では出場予定チーム監督代表として、マトリックスパワータグの安原昌弘監督が挨拶に立った。

「昨年8月にトラックフェスティバルとしてリハーサルイベントが行われました。選手たちにも協力してもらって、誰もが見て楽しめるもの、分かりやすいルールを目指してきました。いよいよ、バンクリーグとしてお見せできるところまでやってきました。選手・監督、みんなが開幕を心待ちにしています。バンクリーグは野球やサッカーなどと同様に“スタジアムスポーツ”として、ひと味違った楽しみ方ができることでしょう。レースの合間の演出もきっと喜んでいただけるはずです。お酒を飲みながら、ちょっとばかり選手を野次ってみたりしながらレースを観戦してみてください」

最近では週末になるとロードバイクに乗ったサイクリストの姿をよく見かける。こういった“自転車ブーム”とロードレースを結びつける役割も担う『バンクリーグ』。“スタジアムスポーツ”として、地域と結びつくという新たな試みでもある。

ロードレースチームの強化は、「ツール・ド・フランス」といった世界的レースへ参加するためにも必須といえる。『バンクリーグ』がどう盛り上がっていくか注目したい。

当記事はSPICEの提供記事です。

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