思い出はJFL昇格を決めた“石垣島決戦”。俳優・谷原章介が明かすゼルビアの魅力

AbemaTIMES

2019/4/17 16:00

俳優・谷原章介さん――。現在はクイズ番組などで司会進行を務めるなど、マルチタレントとして活躍している。そんな谷原さんは、社会人リーグ時代から追いかけるほど根っからのFC町田ゼルビアサポーター。可能な限りスタジアムで観戦するなど、芸能界で随一のゼルビア愛を持つ。

そんな谷原さんが、ゼルビアにはまったきっかけやゼルビアの魅力を語ってくれた。「おらが町のクラブ」に対する谷原さんの思いとは。

地元の選手がずっと残ることができる点が魅力


――初めまして!よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

――本物の谷原さんを目の前にしてなんだかテレビの中にいるような気分です(笑)。

何をおっしゃいますか(笑)。

――それでは早速開始させていただきますが、谷原さんといえば大のFC町田ゼルビア好きとして知られています。どういったきっかけでゼルビアを応援するようになりましたか?

ずっとお世話になっている先輩の志村(昌洋)さんという方がいらっしゃいます。その方はフェローズというアメカジのブランドをやっていて、僕が10代の頃からお付き合いさせていただいています。

僕は野球では広島カープのファンなのですが、ある時に志村さんから「野球はカープファンでいいけど、サッカーはどこかのファンなのか」と言われたんですね。特に贔屓にしているチームはなかったのですが、志村さんはゼルビアを応援していると。その頃のゼルビアは関東2部からJFLに上がるかどうかという時代でした。今から10数年前ですね。

「ゼルビアを応援して、町田を盛り上げるために助けてくれ」と言われたんですね。その頃の町田は純然たる市民のチームでした。つまりは、企業があって、お金が入って、潤沢な資金があるようなチームではなく、地元の力だけで戦っていました。

なので、上のカテゴリーに上がるに上がれない状況が続いていて……。でも実は、町田はJリーガーを一番輩出している地域です。そういう選手の受け皿にしたいという思いを聞いたり、そもそもFC町田は伝説的なクラブチームです。志村さんからも「東京の中に町田ありという思いを実現したいんだ」と伝えられました。そういう経緯でサッカーは町田を応援するようになりましたね。

――社会人リーグ時代から見てこられたんですね。今はJ1昇格を目指すようなチームに成長しましたが、これまでを振り返って思い出に残る場面はどこですか?

初めてJFLに上がるのを決めた試合ですね。僕は応援にいけなかったのですが、石垣島で行われた“石垣決戦”ですね。

――そんな決戦が!?

ご存知ないですか? その決戦の前日に、応援にいかれる志村さんたちと飲んでいて、明日の応援をお願いしますと送り出しました。志村さんも「しっかり応援してくるな」なんておっしゃっていて、チームもしっかりと結果を残してくれました。それは本当に感動しました。

――JFL昇格において地域決勝大会を上がれるかどうかが重要だと聞きます。

そこを勝ち上がれて、JFLに昇格したことでJリーグの道が見えたなと。あの時はすごく感動しましたね。

――今の話にもあるようにゼルビアは市民が作る魅力的なチームとしてスタートしました。一方で、今のゼルビアについて谷原さんが思うほかの魅力は?

ゼルビアはトップからサテライトまでが地域で運営されています。今季も昇格選手がいますが、ジュニアチームからサテライトに上がりトップに昇格する。地元の選手がずっと地元に残ることができる点は魅力だと思っています。ただ、この魅力をもっと強化していかなければいけないとも思っています。

これはサッカーの宿命ですが、選手の入れ替わりが激しいです。ゼルビアでも去年まで大黒柱だった鈴木孝司選手が、FC琉球に移籍して今は大活躍をしています。それって正直に寂しい思いもありますが、頑張ってくれていて嬉しいという気持ちもあります。ミスターゼルビアだとみんな思っていましたし、大きなケガがありながらもゼルビアのために戦ってくれました。

そういう選手が出て行ったとしても、町田で育って町田で戦って次のステップに行く。それはそれでいいと思いますが、ゼルビア自体が日本のトップカテゴリーに上がることができれば、移籍するのではなくて(ゼルビアを)目指す1つの目標となるチームになります。

地域に根ざすクラブチームというのはJリーグの理念でもあります。それを体現している存在だと思いますし、そこが魅力です。

――移籍については、確かに野球だとFA権を取るために長い時間がかかります。一方でサッカーは毎年のように入れ替わりがあり、その激しさが注目されますね。

もともと好きで野球を見てきた僕からすると、(サッカーは)あまりにも入れ替わりが激しすぎて、選手個人に思い入れを持てた瞬間にいなくなる寂しさはありますね。でも、対戦相手としてまた会うことができます。その時に、失敗するよりもいいプレーを見せてほしいと思っています。

下手なプレーで勝つよりも、お互いがいいプレーをした中で勝ちたい気持ちがあるんです。そういう意味では、これほどシャッフルが激しい中で、出て行った選手のことを追いかけて見ていると僕自身の勉強になりますね。だからこそ今は(移籍が頻繁に行われることも)いいなって思っています。

写真・厚地健太郎
文・川嶋正隆(SAL編集部)
(C)AbemaTV

当記事はAbemaTIMESの提供記事です。

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