玉野和紀×吉野圭吾×東山義久×西村直人×大山真志がクロストークで大騒ぎ!『CLUB SEVEN ZERO II』

SPICE

2019/4/16 18:00


ソング&ダンス・芝居・タップ・ミュージカル・スケッチ(コメディー)……あらゆる要素を取り入れたニュー・エンターテインメント・ショー。それが『CLUB SEVEN』。
初演以来、毎公演で新しい感覚・スタイルで描き高い評価を得ている怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメントが2019年6月に復活する。
『CLUB SEVEN ZERO II』と題した本作に出演するのは脚本・構成・演出・振付も務める玉野和紀、そして吉野圭吾、東山義久、西村直人、大山真志、沙央くらま、北翔海莉の7名だ。
今回の公演はいったいどのようなものとなるのか。これまでの『CLUB SEVEN』を経験している玉野、吉野、東山、西村、大山の5人に話を聴いた。

このインタビューは俗にいう「合同インタビュー」形式、つまり複数の媒体が共同で取材をする形式で行われた。玉野ら5人が長テーブルにずらっと座り、向かい側に女性記者が5人並んで座ると、「合コンみたい」「フィーリングカップル5×5みたいだ」と誰かが言い出すと、すかさず西村が「フィーリングカップル5×5」をやった往年のバラエティ番組『プロポーズ大作戦』のテーマソングを口ずさみ出し、全員が大爆笑。なかなか本題に入れないくらい笑ってからようやくスタートとなった。

ーー『ZERO II』というタイトルとなった『CLUB SEVEN』ですが、今回はどのような内容になりそうですか?

玉野:『CLUB SEVEN』は、最初は男性5人女性2人の計7人で始まったんですが、回を重ねるごとに劇場も大きくなりキャストも増やしていって。また元の7人体制になって皆でしんどくやろうぜ(笑)というコンセプトだったのが2年前の『ZERO』でした。今回も『ZERO』って名前がついているからには、おじさんたちは同じような志でまた原点に立ち返って少人数で頑張ろうと思っています。こんなおじさんの中に若い真志が来てくれて、またいい感じに太ってきてくれて、キャラクター的にものすごく助かっています(笑)。
玉野和紀
玉野和紀

大山:変な信頼をされているというか(笑)。

玉野:いいですよー踊れるデブって(笑)。だからもっと太って欲しいなって思っています。今一緒に『ALTAR BOYZ 2019』をやっているんですが、少し痩せてきちゃってこれはマズイなぁと(笑)。

大山:もっともっと太れって言われるんですよ! 仕事の内容的におかしいですよね(笑)。

玉野:そして残りの3人はもう16年もやっていますから言いたいこともやりたいことも分かっているし、また分かってくれるのでやりやすいですね。皆、徐々に年齢も上がり、それぞれのポジションも上がり、若い人たちと一緒にやると何か格差が出てきてしまっているように感じてきていました。『CLUB SEVEN』は皆が横一列に並んで、全員が主役で全員がアンサンブルという場。ここは誰が前に出るから他はちゃんと引っ込むとか、出る時はちゃんと出るとか、それが分かる人たちが集う場なんです。『CLUB SEVEN』は必ず進化していきますので『ZERO』から『ZERO II』になっても全く同じということはないと思います。

東山:ここ4人(玉野、吉野、東山、西村)は一緒でも、真志と女性陣が変わりますからね。新しい人が来るとその人たちからインスピレーションを受けるので何かしらすごくミックスアップしていく形になると思います。

ーー『CLUB SEVEN』のお楽しみの一つ、スケッチ(コメディー)パートはどんな感じになりますか? 今回公演自体がAパターンとBパターンの二通りありますが。

玉野:スケッチはAパターンBパターンそれぞれ3つずつ準備しています。

東山:そして最後に無茶ぶりするんですよね?

玉野:そこは変わりません(笑)。

西村:AパターンとBパターンで衣裳の仕込みが違うんだよね。そこが毎回戸惑うんです。衣裳の下に女装用のタイツを履いておかないと、とか。

東山:その苦労は玉野さんと直人さんだけでしょ? 女装好きなんでしょ(笑)?足がやたら綺麗だからね。

玉野:やるだけやってきたからちょっとみんなに女装をさせるのは飽きてきているのかもしれないんだよね(笑)。まあ、50音はあるけど(笑)

東山:……女装やらなかった公演ってありましたっけ?

ーー逆に女性陣が男装する場面もあるんでしょうか?

玉野:あるかも……ねぇ(意味深)。今回初めて女性二人とも宝塚の男役さんでしたので、男装と女性の姿の両方を見せれるようにしたいですね。今回のチラシの表面と裏面みたいにね。

ーー今回新たに大山さんと北翔海莉さん、沙央くらまさんが参加します。この3人に決まった理由は?

玉野:みっちゃん(北翔)は前から一緒にやろうって言ってたんですがなかなか時間が合わなかったんですよ。今回それが叶って嬉しいですね。そしてもう一人の女性枠をどうするか? という話になりまして。これまでの『CLUB SEVEN』では宝塚出身の男役と娘役というコンビが多かったんですが、「二人とも男役ではどうだろう?」というアイディアが出て、歌も踊りも芝居も何でもできる人と言うことで沙央さんに決まりました。真志は全体のバランスを見てやっぱり太ってるのっていいなーと(笑)。

東山:逆にそれしかないのかよ(笑)!

吉野:いじられ役だよね(笑)。
吉野圭吾
吉野圭吾

玉野:真志は10thの時に出ているので、男性陣は全員『CLUB SEVEN』経験者なんですよ。

吉野:(大山をのぞき込んで)……まだ2回目なの? すごくたくさん出ている気がしてたよ!

大山:僕、吉野さんとまだ共演してないんですよ。でも今回出演させていただけて、すごく嬉しかったんですよ!

玉野:太ったから出演できたんだね(笑)! ちょっと、10thの時の大山くんの写真を見てくださいよ!

東山:ライ〇ップで17㎏落としてその後22kg戻したんだっけ?
東山義久
東山義久

玉野:凄いね! じゃあ10thの時から2、30kg違う?

大山:いえいえ、15、6kgくらい(笑)。

東山:それまで圭吾さんは「若手が入ってくるのはなんか嫌」とか言っていたのに真志を見て「オッケー! デカイから」って(笑)。

吉野:(笑)

玉野:良かったねえ(笑)。初めてですよ『CLUB SEVEN』本番中に太った人って! 皆痩せるはずなのに。真志は稽古の時は痩せていたのに本番になってからだんだん盛り返してきたんだから(笑)。

大山:この舞台、稽古の方が大変だと思うんですよ。やる物量が大変なことになってるから。

玉野:今回は芝居の部分が多いから、太るかもよ(笑)。さんざんいじってますが、真志は若いけれどこの連中に入っても一歩も引けを取らない。考え方も大人で、一を言って返ってくる答えが面白い。若手というより確実に中堅以上だろうと。僕らと一緒に並べる人だと思いますよ……まぁ出すぎたらガツンとやりますけどね(笑)。

大山:嬉しいです、素直に。僕今回のメンバーの中で最年少なんですけれど第一線で戦ってきているメンバーに入れるって幸せなことだと思います。

ーー皆さん『ZERO II』だからこそ、やりたい事、挑戦したい事ってありますか?

東山:まずは1番の方から(笑)。※「フィーリングカップル5×5」風の進行です。

西村:1番、西村です(笑)。えーっと、最近はおじさん役が多いのでちょっといい男役をやりたいなと思っています。

東山:じゃあ2番の吉野くんは?

吉野:おばあさん役を極めたいと思います(笑)。いろんなおばあさんをね。おばあさんでどこまでできるかチャレンジしたいです。

玉野:3番の僕です(笑)。やれる事はいろいろやってきましたからね。いろいろなキャラクターがどんどん皆の中で確立・蓄積されているので、新たに何か、と言われると……少し考えてみます(笑)。
(左から)大山真志、東山義久、玉野和紀、吉野圭吾、西村直人
(左から)大山真志、東山義久、玉野和紀、吉野圭吾、西村直人

東山:4番の東山です。7人しかいないしみんなの年齢や体力的なところを考えて3時間以内に必ず終わらせたいというのが大きな目標です!

全員:(笑)

玉野:でも3時間超えそうなんだよね。

東山:まじで? 勘弁してくださいよ。キュッと絞ってやりましょうよ。「もう1幕終わり?」って声が上がるくらいの速さで。休憩なしの1時間半ぐらいで。

大山:半分だ(笑)。

東山:五十音ヒットメドレーも50曲ぴったりでいいじゃない? あれを80曲とかやるから長くなるんですよ!

玉野:だって着替えとかもあるから仕方がないし。

東山:「だって」じゃないから(笑)

西村:前は着替えなんてなかったじゃないですか(笑)。


ーー10th以来の出演となる大山さんはいかがですか?

大山:こんなキャラの濃い人たちに必死でついていきたいと思います。すぐいっぱいいっぱいになると思いますが……。

東山:その前に「5番」って言わなきゃ(笑)。玉野さんだって「3番」って言ったんだから。

大山:ああ~(打ちのめされる)

玉野:もういじられてる(笑)

大山:怖いよ~(涙)

全員:(笑)

ーー先ほど話に出てきた「五十音ヒットメドレー」の行方も凄く気になっているんですが、すでにやりたい曲の目星はついているんですか?

玉野:実はもうできました!

全員:ええっ!?

東山:ちなみに何曲になったんですか?

玉野:えーと80……いや、2曲カットしたから78曲だ。

東山:ざっくり一人頭10曲ってことか……。

玉野:いやいや、一人50曲ぐらいじゃない? 多分出て引っ込んで出て引っ込んでの繰り返しだから結果的に50曲くらい出ていることになるんじゃないかな?

西村:ありがとうございまぁす!
西村直人
西村直人

東山:もう、直人さんは出たがりだから喜んでるよね(笑)。

吉野:許可が下りなくて毎回2曲ぐらい減るんだよね。

玉野:そう、だから早めに決めて全部OK出た状態で音楽部に渡さないと!

ーー逆に、この人のアレが観たい!というのはありますか?

大山:僕は圭吾さんの「お猿さん」を生で見たいです。僕が『CLUB SEVEN』に出た時は映像で見ただけだったので。
大山真志
大山真志

吉野:皆飽きてないかなあ。どうしてもお猿さんをやるんだったら、長年同じ衣裳だから新調してもらわないと(笑)。

東山:僕は玉野さんのタップが見たいなあ。ちょこっとやるだけじゃなくて一曲まるまるやって欲しいなと。

玉野:それはない! なぜなら僕が台本を書いているから(笑)。どんどん皆にやってもらいたくて、僕はついつい後ろに入ってしまいたくなるんですよ。

東山:一曲まるまるタップをやったらかっこいいよなー(思わせぶりに目線を送る)

玉野:……だってもう決めちゃったもん!

東山:「決めちゃったもん!」って!ここ「もん!」まで書いてくださいね(笑)。※書きました(笑)

ーー最後になりますが、改めて感じる『CLUB SEVEN』の魅力は?メンバーの魅力ともいうべきかもしれませんが。

西村:皆とそんなに話をする訳じゃないんですが、それぞれのポジションがなんとなく決まっていて、「この人はこうするだろうな。じゃあ自分はこっちに行けばいいかな」と見えてくるし、任せられるんです。認めるところは認めあえるし何の不安もない。新しい人が入ってくると流れが少し変わるんですが、それでもこの4人がいればいつもと同じ出口にたどり着けると思います。夫婦のような家族のような感覚です。

吉野:『CLUB SEVEN』をやるとたくさん刺激をもらえるし、自分の新たな引き出しができると思える。それを改めて感じます。もうみんなすごいので、忘れかけていた必死でやる感覚を思い出したりします。成長しますね。

東山:僕は男の子たちと舞台をやることが多くて、そういうところではリーダーとしてみんなを引っ張って行かなきゃいけないんですけれど、ここにいるとそういうことも考えずに全部さらけ出して、裸で温泉に入ってるような感じになれるんです。気負わなくていい。圭吾さんと同じで、僕も自分がこういう事ができるんだと新しい引き出しを増やすことができるんです。稽古場でやったらすごいウケたのに、本番では全然ウケなかったりとか(笑)、そういうのも楽しいんですよ。

大山:楽しみでしょうがないです。いろいろなものが詰まっているおもちゃ箱をひっくり返したような舞台。「こんなものが出ました!」といろんなものが飛び出してくる舞台なので、そこで僕も自分の持っているものをどれだけ出せるのか凄く楽しみです。

玉野:ここまで長くみんなは舞台をやっていると大体みんなキャラとかポジションとか役割が決まってくる。でもそれを1回壊してゼロから作り直すのが『CLUB SEVEN』。自分のキャラに合う合わないを1回捨ていろんな役を振られたときにじゃあどうするかと向き合う事で皆の引き出しがどんどん増えていくんです。

『CLUB SEVEN』を経てきた人たちが他の作品でプリンシパルになっていくのを何度も見てきましたし「『CLUB SEVEN』をやってよかった」と言われることも多くて。そういう意味でも『CLUB SEVEN』は常に原点に返って、役者として何でもやる、とにかくどうにかするという「Show Must Go On」を体感できる場所だと思うんです。
(左から)大山真志、東山義久、玉野和紀、吉野圭吾、西村直人
(左から)大山真志、東山義久、玉野和紀、吉野圭吾、西村直人

ヘアメイク:福島久美子 後藤満紀子

取材・文=こむらさき 撮影=岩間辰徳

当記事はSPICEの提供記事です。

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