6月21日(金)より全国公開される湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』が、今年6月にフランスで開催される【アヌシー国際
アニメーション映画祭】(以下、アヌシー映画祭)の長編コンペティション部門にノミネートされたことが本日16日明らかになった。
『きみと、波にのれたら』は、小さな港町を舞台に、消防士の青年・港(みなと)とサーファーの大学生・ひな子との運命的な恋を描く少し不思議なラブストーリー。
『きみと、波にのれたら』予告編
本映画祭でノミネートされるのは今回が4度目(長編部門では2度目)となる湯浅監督は、2017年に『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)を受賞。1995年『平成狸合戦ぽんぽこ』以来実に22年ぶりの功績となった。
これまで日本作品でクリスタル賞(グランプリ)を受賞したのは、宮崎駿監督(『紅の豚』/93年)・高畑勲監督(『平成狸合戦ぽんぽこ/95年)・湯浅政明監督の3名のみ。今回のノミネートで、日本人監督初の2度目の受賞という快挙になるため、期待が寄せられている。
アヌシー映画祭は、現地時間6月10日(月)から5日間開催され、クリスタル賞(グランプリ)は最終日である15日(土)に発表される。
湯浅監督が受賞するか見守りたい。
『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国公開。