堂本剛が振り返る10代当時の苦悩、異常だったともさかりえバッシング

wezzy

2019/4/14 12:05


 5月からENDRECHERI名義での全国ツアーが始まる堂本剛(Kinki Kids)。昨年はアルバム『HYBRID FUNK』をリリースしたうえ、単独ライブだけではなくSUMMER SONIC 2018やイナズマロック フェス2018といった夏フェスにも出演するなど、音楽活動をさらに充実させてきた。

2019年もまたミュージシャンとして充実した年になりそうだが、そんななか堂本剛は音楽専門誌「音楽と人」(音楽と人)で新連載「堂本スイミングスクール」をスタートさせる。

「堂本スイミングスクール」はゲストが次のゲストを堂本剛に紹介して数珠つなぎにつながっていく「テレフォンショッキング」型の対談連載になる予定だというが、第0回となる2019年5月号では堂本剛に連載にかける意気込みをインタビューしていた。

堂本剛は4月10日に40歳の誕生日を迎えたばかりだが、「音楽と人」のインタビューのなかで彼は、年を重ねたことによって「人間関係」に対する考え方が変わったと語っている。

<10代まではこういう世界で生きてるので交友関係を広げることで相手に迷惑をかけてしまうことがあったらどうしようとか、仲よくしないほうがその人を傷つけないかもしれないとか、いろんな配慮をしながら人付き合いをしていたところがあって。でも、30代くらいからそのあたりも少しずつユルくなって、いろんな人と繋がっていろんな刺激をもらうこともいいなと思えるようになったんですよね。(中略)でも、40代を間近に控えて、人と繋がっていくことの面白さを優先してみようかなという気分になってるのかもしれない>
24歳の頃に書いたエッセイで堂本剛が語ったこと
 多感な時期に<交友関係を広げることで相手に迷惑をかけてしまうことがあったらどうしよう>と考えながら人付き合いをしなければならなかったことから、日本を代表するトップアイドルとして活動することの大変さがよく伝わってくる。実際、堂本剛は10代20代の時期に、自分の存在が人を傷つけてしまうことの不安について吐露している。

たとえば、「MYOJO」(集英社)の連載エッセイを集めた『ぼくの靴音』(集英社)におさめられている2004年(当時24歳)の文章にはこのように書かれている。

<独りでいるのは楽だよね。
でも、何をするにも独りだから、寂しいね。
でも、傷付かないし、傷付けないね。独りで部屋にこもっていれば、複数の人間が居る事で起こる“問題”は生まれない。そう、だから、傷付かないし、傷付けない。…多分>

こういった考えにいたったのには、はっきりとした理由があるのだろう。思い当たるのは、ともさかりえに対する嫌がらせ事件だ。

ともさかりえは堂本剛との恋仲を疑われて炎上
 ともさかりえと堂本剛は1995年から1997年にかけて製作された『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で共演している。主人公の金田一はじめ役は堂本剛にとっての当たり役のひとつで、ドラマは大ヒット。その後、続編がつくられ、映画化もされている。その『金田一少年の事件簿』でヒロインの七瀬美雪を演じたのがともさかりえだった。

二人は現実でも同じ高校(堀越高校)の同級生であったうえ、ドラマ内での雰囲気も相まって恋仲ではないかという噂が起きた。

すると、その噂に激怒した一部のファンがともさかりえに対して嫌がらせを開始する。カミソリが入った手紙が送りつけたり、彼女の筆跡を真似て「悔しかったら芸能界に入ってみろ」と書かれた偽物の手紙が回った。

ともさかりえは後に拒食症であることを告白し、精神不安に陥ったことがあると語っているが、その原因のひとつにこの出来事があるのではないかという指摘は多い。

前述『ぼくの靴音』収録のコラムで堂本剛は<恋愛は素敵なものだよね。そうなんだよね。でも…。そこで、立ち止まってしまう僕が居る>とも綴っている。ただ共演しただけのともさかりえに対して起きたことを見れば、相手を守るためにそのような考えにいたってしまうのも自然なことなのかもしれない。それは容認されていい状況ではない。

そういった過酷な状況が<少しずつユルくなって>いった背景には、年齢を重ねたり、アーティストとしての活動を活発化になることで「疑似恋愛の対象」としての役割から抜け出したことがあるだろう。

しかし、「疑似恋愛の対象」という存在自体はこの世界から消滅したわけではなく、その役割はもっと若いアイドルに受け継がれていっているだけだ。

平野紫耀(King & Price)との“匂わせ”で平祐奈が、同じくキンプリの岸優太との“匂わせ”で上白石萌歌が炎上している。彼女らのインスタグラムのコメント欄は見るに絶えない状況だ。2019年にも、ともさかりえとまったく同じ構図の犠牲になっている人はいる。堂本剛の発言をきっかけとして、その状況について考える必要がある。

当記事はwezzyの提供記事です。

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