『夏目友人帳』展で友人たちに名を返そう~ただし酸欠にはご用心~

「おたスケ」。それはオタクのスケジュールであり、あなたのお助けとなるスケジュール。ハシビロコ流・オタクの休日スケジュール、教えます。

こんにちは!アニメ大好きライターのハシビロコです。本コラムではオタクライフを満喫したい方のお助けとなるような時間の過ごし方を、私・ハシビロコがお伝えしていきます。

春は出会いと別れの季節。この季節になると、妖たちとの出会いと別れを描いた『夏目友人帳』が見たくなるのは私だけでしょうか。

今回はかの世界に入り込むことのできる、松屋銀座“夏目友人帳展”初日の様子をお伝えします!(ネタバレ含みます)

【おたスケ1】先着特典目当てなら10時前に並ぼう

 

『夏目友人帳』展では、各日、特典クリアファイルを先着で500名に配布しています。混雑状況にもよりますが確実に手に入れるためには、遅くとも10時前には並ぶことをおすすめします。

その意味は、初日のこの行列を見ていただければわかるはず。

 

私が待機列最後尾に到着した9時55分ごろの様子です。

水曜日の昼間にもかかわらず、建物の入り口が見えないほどの大行列!春休みということもあり、家族連れの姿も見えます。

実はこれ、『夏目友人帳』展の隣で開催中の『転生したらスライムだった件』(通称『転スラ』)の展示と列が合同になっています。それにしても長い。

ようやく建物の中に入っても、そこから展示会場のある8階まで階段をのぼらなければなりません。列が少しずつ進むので、足への負担は少なめですが……。

 

10時50分。ようやく入場口にたどり着きました。前売り券を持っていない場合は、当日券カウンターに並びます。前売り券は音声ガイド付きかそうでないかで入場列が分かれているので、係の人の指示にしたがって進みましょう。

先着特典は入場時にもらえます。ちなみに私がもらった直後に、初日分の先着特典配布が終了しました。危なかった……!

 

【おたスケ2】音声ガイドはまるでドラマCD

 

『夏目友人帳』展の音声ガイドでは、神谷浩史さん演じる夏目貴志と、井上和彦さん演じるニャンコ先生のかけあいを楽しむことができます。

展示内容や本編のエピソードについて語る2人のセリフは、まるでドラマCDを聞いているかのよう。

トラックは全部で13、トータル時間は約10分です。会場内がかなり混雑していたので、待機列で何度も音声ガイドを再生しながら楽しんでいました。

夏目のセリフは、これまで出会った人々や妖との時間をなつかしむような落ち着いた声色。

劇場版でのニャンコ先生にまつわる騒動も振り返り、「もう、いなくならないでくれよ」と言葉をかける場面では少しほろりとしそうになりました。

ニャンコ先生は、おちゃめでかわいいセリフが満載です。それでも言葉の端々に夏目を大切に想っていることがうかがえます。トラック7のラストでは、いきなり斑モードの渋い声が来るので、にやけないようにお気をつけください。

 

【おたスケ3】カメラ片手に世界にひたろう

本展示会は一部を除いて写真撮影が可能。『夏目友人帳』の世界の一員となって楽しむことができます。

それでは私がはしゃぎまくって撮ってきた写真とともに、展示内容を紹介します。

 

「ニャンコ先生の祠」

 

まずは入場口のすぐそばにある、ニャンコ先生の祠。この祠の封印を解いてしまったところから、夏目たちの物語は始まりました。

まねきニャンコ先生がかわいい!

 

「四季の回廊」

祠の先には糸がはりめぐらされており、『夏目友人帳』のアニメから、四季を感じる場面を選んで投映しています。

 

「夏目友人帳 記録の間」

 

その糸をくぐり抜けると、テレビアニメと劇場版にまつわる資料が展示された空間があります。

アニメでもおなじみのキャラクターたちのパネルがお出迎え。ちなみに私の推しは夏目と名取さんです。

 

劇場版で登場したホノカゲの切り絵をもとに作られたオブジェ。ステンドグラスのようになっていて、とてもきれいです。

オブジェの付近では、今回の展示のために作られたニャンコ先生の切り絵3枚と、劇場版で使われた切り絵2枚の実物を見ることができます。

(※こちらは撮影禁止です。)

細部まで精密に作りこまれていて、淡い色合いの背景もとてもきれいでした。ホノカゲの切り絵は、近くで見るときらきらと光っています。印刷では出ない微妙な風合いを、じっくり目に焼き付けてください。

ほかにも劇場版の絵コンテや原画、アフレコ台本など貴重な資料がもりだくさん。さらに原作者・緑川ゆき先生が今までに描いたカラーイラストの複製原画も見ることができますよ。

 

「ニャンコ先生の部屋」

ここでは等身大の斑と記念写真を撮ることができます。歴代ニャンコ先生のアイキャッチ集も流れていて、ずっと入り浸っていたくなる空間でした。

 

「夏目貴志の部屋」

夏目の部屋のセットが組まれた空間。この場所に住みたい……!
肩掛けカバン、七辻屋の袋、酒瓶など、小物までしっかり再現されています。

ニャンコ先生はなんと実物大!制作風景が展覧会パンフレットに掲載されていました。

 

本棚の中身は教科書や参考書。夏目の真面目さがうかがえます。

 

部屋の隣には1枚の絵が飾られています。この絵に見覚えがありませんか?そう、『続 夏目友人帳』の第9話「桜並木の彼」で登場したあの桜の絵です!

 

じっと見ていると絵の外に枝が伸び、満開の桜が咲きます。BGMまでアニメを完全再現。一風変わったお花見を体験してみてください。

 

「妖の集う場所」

夏目たちがこれまで出会った妖が大集合している空間もあります。なんと全員等身大!

 

犬の会のみなさんは、立体パネルになって飾られています。音声ガイドのトラック10を再生しながら記念撮影をすると面白いですよ。

 

【おたスケ4】名前を返すときは酸欠注意!

 

最後の空間は、「友人帳の間」と名付けられています。その名の通り、友人帳のレプリカに触れ、さらに名前を返す体験ができる、ファンにはたまらないスポットです。

 

友人帳には1枚ずつ、妖怪たちの名前が記されています。

 

厚手の和紙が使われていて、ずっしり感がありました。

 

夏目が名前を返すシーンを再現したオブジェも。ピンと張った友人帳のページと、そこからあふれ出す名前が臨場感たっぷりに再現されていて感動しました。

 

体験コーナーでは、マイクのような機械に息を吹きかけることでプロジェクションマッピングが起動し、夏目のように名前を返すことができます。

音声ガイドのトラック11で夏目とニャンコ先生が名前の返し方をレクチャーしてくれるので、聞いてから挑戦してみましょう。

 

しかしこのコーナー、酸欠にはくれぐれもご注意ください。

学生時代は吹奏楽部でチューバを吹いており肺活量には自信のあった私ですが、一発で成功させることができませんでした。

何回やってもうまくいかず、酸素が足りなくなったのでいったん離脱。その後再挑戦してようやく成功しました。

 

成功させるコツは、ずばり高さと長さ。

マイク部分の中央には、よく見ると格子状になっている小さな部分があります。どれだけ息を強く吹きかけても、この格子状の部分に当たらなければ意味がありません。口の高さが格子と水平になるようにすると、うまくいきました。

息を吹く長さは3秒以上。本編のように「フッ」と拭いてしまうと息が続かないので、「フーッ」と長めにやってみましょう。

最後は神谷さんをはじめとするキャスト陣のコメントと、アニメ制作スタッフの描いたイラストをじっくり眺め、音声ガイドをもう1度通して聞いてから退出しました。

このときの時刻は11時55分。約1時間、じっくり楽しむことができました。

 

【おたスケ5】ショッピングバッグは必須!

 

 

 

展示会場を出るとグッズショップが待ち受けています。12時前なのにもう完売商品が出ている盛況っぷり。

展覧会限定のニャンコ先生切り絵アクリルキーホルダーが真っ先に売り切れていました。

人波をかき分けようやくショップ中央にたどり着くも、混雑しすぎて棚が見えない。まるで通勤ラッシュの山手線のような状態でした。

10分ほどで目当てのグッズを確保しましたが、ここからが長かった……。

なんと会計待機列の最後尾は、8階外のテラス!まさか会計前のグッズを持って外に出る日が来ようとは……。

入場前の待機列と同じく、同フロアで開催中の『転スラ』展とレジが合同だったため、予想以上の混雑となっていました。

このとき私は、ショップ入り口でショッピングバッグを借りてこなかったことを激しく後悔しました。片手がふさがっているので暇つぶし用の文庫本を開くこともできない。

たとえ少量でも、ショッピングバッグは借りておくことをおすすめします。

レジにたどり着くまでは約40分。11台体制で回していますがやはり時間がかかります。12時30分を過ぎるとショップ内に少し隙間が見えたので、狙っているグッズがない場合は午後から行くと多少スムーズかと思われます。

 

チケット、カメラ、待機列に並ぶ覚悟を持って出かけよう

 

『夏目友人帳』の世界観だけでなく、人気の高さも実感した展覧会初日。今回のスケジュールは以下の通りでした。

 


■本日のスケジュール

09:55 入場待機列到着
10:00 展覧会開場
10:50 入場(この直後、先着特典終了)
11:55~12:05 ショップ物色
~会計列待機~
12:45 グッズ会計
12:50 離脱


 

並んだ時間の方が長い気がしますが、気にしない(苦笑)。

夏目たちのあたたかくて少し切ない日常を垣間見ることができたような、そして自分自身も物語の一部になれたような展覧会でした。

今後も全国を巡回するとのことなので、ぜひ家族や友人と足を運んでみてください。もちろん、私のようにおひとりさまでもじゅうぶん楽しめますよ!

 

『アニメ 夏目友人帳展』

◆東京会場
開催会場:松屋銀座8階イベントスクエア
開催期間 :2019年3月27日(水)~4月9日(火)
開場時間:10:00~20:00
※入場は、閉場の30分前まで / 最終日は午後5時閉場

 

◆大阪会場
開催会場:大丸ミュージアム<梅田>大丸梅田店15階
開催期間 :2019年4月24日(水)~5月6日(月・振休)

 

◆福岡会場
開催会場:博多阪急 8階 催場
開催期間 :2019年7月11日(木)~7月22日(月)

 

◆愛知会場
開催会場:松坂屋名古屋店 本館7階 大催事場
開催期間 :2019年8月7日(水)~8月19日(月)

 

◆石川会場
開催会場:香林坊大和 8階 催事ホール
開催期間 :2019年8月29日(木)~9月9日(月)

 

公式サイト
https://natsumeten.com/

WRITER

  • ハシ ビロコ
  •        

  • アニメとドイツ語とハシビロコウを愛するフリーライター。アニメ好きの両親のもとに生まれたオタク2世で、幼少期はCCさくらとガンダムSEEDを見て育った。趣味でハシビロコウブログを運営中。

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