「ひよっこ2」竹内涼真がやっと! …意外な登場の仕方だった3話

エキレビ!

2019/3/28 08:30

第3話に出て来た人たち 
今日のなつかしの人々
島谷(竹内涼真)…テレビで島谷製薬の社長としてインタビューを受けていた。
森(陰山泰)…カレーのCMに出てきた。

1話2話とじょじょになつかしい人たちも出揃って、3話ではふたりとなった。
冒頭は、商店街の福引場面。柏木一郎、ヤスハル父子(三宅裕司、古舘佑太郎)が担当していて、
「今年で最後で賞」「才能ないで賞」「来年も頑張ろうで賞」とベタなんだけど、三宅裕司も喜劇の巧さで楽しめた。そして古舘佑太郎は、ぼやきキャラを確立した。

みね子(有村架純)は、秀(磯村勇斗)のために電気カミソリを当てたくて、思いつめた顔で臨むが、
「ああ」「くじ運悪いで賞」。お約束ですね。

一方、愛子(和久井映見)はペアで熱海旅行を当てるが、ふたりで行きたくない、お金を足して鈴子(宮本信子)と由香(島崎遥香)と家族で行きたいといういい話に。
「不意打ちの感動は苦手なのよ」と由香。
これはみね子と秀が奥茨城に帰るための前振り。ひとり残された元治(やついいちろう)だったが、電気カミソリが当たっておお喜び。
すずふり亭みんなで熱海旅行編というのも見たかったけれど、それはまたいつか見せてほしい。

さて、第3話に登場のなつかしのキャラは、島谷と森。島谷、佐賀に帰ったのに、東京に何しに来て、どう絡むのかと予告編を見ていて思っていたら、意外なとこに。
ブラウン管の中からこんにちは。
富さん(白石加代子)が見ていたテレビに出演していた。
島谷社長として、いまの自分があるのは、学生時代に住んでいたおばけ屋敷みたいなアパートのおかげという話をする。
「みんな違ってみんな正しいんですよね」ってどこかで聞いたことある言葉を語っていた。
その番組のあとのCMに出てきたのが森。カレーが商品化されたらしい。でもわりとあっさり富がテレビを消してしまう。


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奥茨城、大集合  
こうして、みね子と秀は、秋の奥茨城にやって来た。
ちよ子は大学に行かないで就職すると言う。ちよ子(宮原和)はものすごく難しい言葉使いで説明する。
谷田部家の経済を支えるため、いつか嫁に行くまで働くという、しっかりした人生設計。嫁に行く前提でそれまでは働いて実家を支える。要するに、長女のみね子がまず家のために働いて、嫁にいったので、次女のちよ子がこれからは家のために働く。長男の進が働き手になるまで。きょうだいとはこういうふうに順番に家を守っていくために存在するのか……とテレビを見ていて目からウロコであった。
ちよ子が立派過ぎて、家族は何も言えない。
だが、実(沢村一樹)は止める。記憶がまだ戻っていなくて、ちよ子の親である記憶もない。だから「もっと親を味わせてくれ」「親孝行はまだまだ先でいい」と。ここ、3話の感動ポイントです。
さらに感動は続く。
ちよ子が、おとうさんだって東京に出稼ぎに行ってひどい目にあって…と言い出すと「覚えてねえな」とすぱっと打ち切る。
忘れることもときには大事なのだ。
笑ったり、忘れたりしながら、人生に折り合いをつけていく。こういうことを描けば描くほど、「ひよっこ」の世界に生きる、か弱き人たちの苦労が浮き上がってきてしまう。岡田惠和、泣かせ上手である。
と同時に、貧しいけれど幸せだなんて欺瞞だとさりげなく書いている気がしてしまう。自由に考えていいとこのドラマは言っている(「みんな違ってみんな正しいんですよね」)から、自由に捉えさせてもらう。格差広がる世界で我慢している者たちがほんとうに豊かで幸福になるためにはどうしたらいいのだろう。

お次は、時子。共演俳優を殴って現場を飛び出し、奥茨城に戻って来る。
恋愛問題とかではなく、暴力沙汰だったのが可笑しい。「ノックアウト事件」って…。
記事が載ったのは「週刊ウワサ」。このベタなタイトルがまた可笑しい。
谷田部家に助川家も集まっているところに、時子もやって来る(実家に戻るとき、牛を見ていたので、転んでどろんこになったとき、まさか肥溜めかなにかに突っ込んだのかと震えたが、ただの泥だったようだ)。

事件は、なまりを馬鹿にされたことが発端だったので、助川家も谷田部家も小祝家もなまらずにしゃべるガマン大会に突入。無理して、へんな言葉遣いになっていると、益子次郎(松尾諭)もやって来て、「顔がなまってる」と言われるオチ。
なんてほのぼのしているんだ!

ところで、時子の兄・豊作(渋谷謙人)もちょっと垢抜けてしまった気が…。この2年の間に、舞台で蒼井優の相手役もつとめていたし(18年「アンチゴーヌ」)、なかなか素敵な俳優さんです。

登場人物とキャスト

◯奥茨城
谷田部みね子→前田みね子(有村架純)…奥茨城村出身。東京に出稼ぎに来て、前田秀俊と結婚。すずふり亭で働いている。
あかね荘にまだ住んでいる。目玉焼きを失敗したり成功したり(「ひよっこ2」1話)

谷田部実(沢村一樹)…みね子の父。東京に出稼ぎに出て、泥棒に殴られ記憶喪失になり、女優・世津子に世話になっていた。記憶はまだ戻ってないが、奥茨城に戻った。

谷田部美代子(木村佳乃)…みね子の母。帰らぬ実をじっと耐えて待っていた。

谷田部茂(古谷一行)…みね子の祖父。頼りがいのある人。農業をやっていたが、現在は実とともに花も作っている。

谷田部ちよ子(宮原和)…みね子の妹。歌合戦に応募して、家族で参加。
バス通学で一緒になる天下井先輩(金子大地)にほのかな恋?(「ひよっこ2」1話) 
進路に関して、なにか決意が…(「ひよっこ2」2話)
就職すると宣言(「ひよっこ2」3話)

谷田部進(高橋來)…みね子の弟。
背が伸びないのが悩み(「ひよっこ2」3話)

小祝宗男(峯田和伸)…みね子の叔父。インパール作戦に参加しトラウマを抱えながら、ビートルズを愛し、笑顔で生きている。
すずふり亭のハヤシライスが食べたくなってプチ家出(「ひよっこ2」2話)

小祝滋子(南海キャンディーズ 山崎静代)…宗男の妻。こわそうに見えるが夫を愛している。男子3人の母。

前田秀俊(磯村勇斗)…みね子の夫。すずふり亭の料理人。
去年からときどきコンロを使わせてもらえるようになった。(「ひよっこ2」1話)

助川時子(佐久間由衣)…みね子の親友。女優になる夢をみごとに叶えた。
期待される役柄が同じで悩み中(「ひよっこ2」2話)
共演俳優に暴力を振るい、スキャンダルに。(「ひよっこ2」3話)

助川君子(羽田美智子)…時子の母。ものすごく娘思い。「ツイッギーそっくりコンテスト」に娘に内緒で勝手に応募していた。

助川正二(遠山俊也)…時子の父。母に比べておとなしめ。
時子のスキャンダル記事の載った雑誌を買い占める。(「ひよっこ2」3話)

助川豊作(渋谷謙人)…時子の兄。奥茨城青年団副団長。

角谷三男(泉澤祐希)→安部三男…みね子の親友。時子に恋していたが、就職先の米屋の娘に慕われる。
米子と結婚したが、相変わらず妻と義父の間で板挟み状態。(「ひよっこ2」1話)

角谷きよ(柴田理恵)…三男の母。バイタリティー旺盛。美代子と君子と「母の会」を結成、おしゃべりに花を咲かせる。

角谷征雄(朝倉伸二)…三男の父。

角谷太郎(尾上寛之)…三男の兄。東京に出たくても長男として家のリンゴ農家を継いでいる。奥茨城青年団団長。

角谷高子(佐藤仁美)…元・朝倉高子。すずふり亭で働いていたが、ひょんなことから角谷家に嫁入する。
脚立が壊れたことをきっかけに痩せて輝いている。(「ひよっこ2」1話)

綿引正義(竜星涼)…茨城出身の警官。故郷が同じだったことから、実探しに協力する。
雄大に会いに東京に(「ひよっこ2」2話)

田神学(津田寛治)…みね子たちの高校の先生。集団就職を斡旋する。

益子次郎(松尾諭)…元バスの車掌、いまは村長候補。

小太郎(城戸光晴)…バスの運転手。

◯赤坂・すずふり亭 
牧野鈴子(宮本信子)…赤坂に古くからある洋食屋の店主。愛情にあふれた人。
ちょっと仕事にお疲れ気味で、みんなを心配させる。(「ひよっこ2」1話)

牧野省吾(佐々木蔵之介)…鈴子の息子。妻を亡くしてひとり、洋食屋の料理長としてがんばっていたが、愛子と再婚する。
鈴子を心配し、愛子に仕事を辞めて店に専念してほしいと考えるが…。(「ひよっこ2」1話)

牧野愛子(和久井映見)…乙女寮の舎監だった。戦争で亡くした恋人を忘れられず独身だったが、省吾と結婚する。
自分が店に入ったら鈴子さんががっかりすると心配。(「ひよっこ2」1話)  
憧れの石原裕次郎のサインを時子からもらった。(「ひよっこ2」2話) 
福引で熱海旅行ペアを当てる。(「ひよっこ2」3話)

牧野由香(島崎遥香)…省吾の娘。母が過労死したのは鈴子と省吾のせいと思って、家を出ていた。
素直じゃない性格。 
すずふり亭の手伝いに駆り出される。(「ひよっこ2」1話)

井川元治(やついいちろう)…すずふり亭コック。ひょうきん者。
「戦災孤児」だったことを明かす(「ひよっこ2」2話)

安部さおり(伊藤沙莉)…本名・米子だが勝手に「さおり」と名乗っている。三男がとても好き。
結婚したが、父とは相変わらず喧嘩している。(「ひよっこ2」1話)

安部善三(斉藤暁)…米子の父で、米屋の店主。娘と仲が悪い。
パン食になった。(「ひよっこ2」1話)

◯赤坂・あかね荘とその近所
立花富(白石加代子)…あかね荘の大家さん。元赤坂の芸者で、客から恋人になった人物を思い続けていた。
どんどん元気になっている。(「ひよっこ2」1話)

島谷純一郎(竹内涼真)…みね子の初恋の相手。佐賀の製薬会社を継ぐため故郷に帰る。
テレビで学生時代の体験を語る。(「ひよっこ2」3話)

久坂早苗(シシド・カフカ)…おしゃれなOL。恋人とともにアメリカに行く。

坪内祐二(浅香航大)…漫画家。貧乏だったが、やがて売れっ子に。
まだあかね荘に住んでいる。(「ひよっこ2」1話)
ピークの前にスランプが来てしまった(「ひよっこ2」2話)

新田啓輔(岡山天音)…坪内とコンビで漫画を描いている。
まだあかね荘に住んでいる。(「ひよっこ2」1話)
泣かず飛ばすの状況が続いている(「ひよっこ2」2話)

竹内邦子(白石美帆)…バー月時計のママ。お客さんの出身地に合わせた方言で話すことを心がけている。

河本世津子(菅野美穂)…人気女優。記憶を失った実を家に住まわせていた。
パリで撮影中(「ひよっこ2」2話)

福田五郎(光石研)…あかね荘の近所。福翠楼の店主。

福田安江(生田智子)…五郎の妻。

福田茜(上杉美風)…五郎と安江の養女。
養女になったばかりのときははにかみ屋だったがすっかり元気な小学生に。(「ひよっこ2」1話)

柏木一郎(三宅裕司)…あかね荘の近所。和菓子屋・柏木堂の店主。

柏木ヤスハル(古舘佑太郎)…一郎の息子。アンコが嫌いで、歌が好き。
相変わらず、犬と一緒にギターを弾いている。(「ひよっこ2」1話)
コンテストに応募してフォークシンガーになろうと考えている。(「ひよっこ2」2話)

イチコ…薬局のマスコットキャラ。リニューアルしたすずふり亭の制服はイチコのボディカラー。17年紅白歌合戦にも登場した。

◯向島電機 乙女寮
青天目澄子(松本穂香)…福島から集団就職して来た。のんびりしたメガネっ子。食いしん坊。おばあちゃんっ子。
あかね荘に住んでいる。(「ひよっこ2」1話)

兼平豊子(藤野涼子)…青森から集団就職して来た。学業優秀で、クイズ大会で優勝する。
あかね荘に住んでいる。(「ひよっこ2」1話)

秋葉幸子(小島藤子)…乙女寮のリーダー格でちょっぴり不良なところも。結婚して高島幸子に。

夏井優子(八木優希)…体が弱く、秋田に戻って結婚。仙葉優子に。

高島雄大(井之脇海)…乙女寮の歌の先生。幸子の恋人(のちに結婚)。音楽家をめざし、ウイーンに留学する。綿引とは思想は違うが、屋台でラーメンを食べる仲に。

松下明(奥田洋平)…向島電機、工場の主任。倒産後は電気修理の仕事をしている。
乙女寮同窓会に顔を出す。(「ひよっこ2」2話)

森和夫(陰山泰)…乙女寮の料理人。のちにレストランでみね子と再会する。
カレーのCMに出演。(「ひよっこ2」3話)
(木俣冬)

「ひよっこ2」
制作統括:菓子浩
演出:黒崎博 堀内裕介
音楽:宮川彬良
主題歌:桑田佳祐(「若い広場」)
タイトルミニチュア制作:田中達也
タイトル映像制作:森江康太

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