愛犬を救うため、燃え盛る家の中へ駆け込んだ飼い主(米)<動画あり>

このほどアメリカで自分の命も顧みず炎の中に飛び込み、愛犬を救った男性の話題が届いた。彼の行動は、犬も大事な家族ということを多くの人に知らしめた瞬間だった。『ABC7 KABC』『Fox News』などが伝えている。

米カリフォルニア州サンディエゴ郡のパラの住宅地で今月10日午後、ホセ・グズマンさん(Jose Guzman)の自宅から出火した。近所の人が撮影した動画には、ある行動をとるホセさんの姿が捉えられていた。

動画には、消防士が到着してエントランス付近で消火作業の様子が収められている。するとそこへ、ホセさんは消防士を押しのけてそのまま燃え盛る家の中へ向かったのだ。

家の中に取り残された“ガッバーナ”という名のピットブルを救うために、ホセさんは炎の中へと飛び込んでいった。火事の様子を見守っていた人達に緊張が走り、中には「誰か彼を助けてやってくれ」と叫んでいる人もいた。

ホセさんが炎の中へ入ってから30~40秒ほど経った頃、周りが騒然とするなかで彼は見事ガッバーナを連れて出てきた。まだ2歳のガッバーナは炎に恐れをなしていたのか、トイレの後ろに隠れていたとのことだ。

ホセさんは顔と手に軽い火傷を負ったが、ガッバーナと一緒に外に出てくるまで火傷したことすら気付かなかった。ガッバーナも鼻と足に軽い火傷を負った程度で済んだという。この時の動画を撮影していたアダム・グズマンさんは、メディアのインタビューで次のように明かしている。

「誰もが彼の行動を予想だにしておらず、私は彼が助からないのではと思っていました。あの炎の中を入っていくなんて、想像もできないくらい火は強かったんですよ。」

「そんな状態だったので、彼に会うのはこれが最後かもしれないと思っていました。ですから彼と犬が一緒に炎から出て来た時は、それは安堵しました。」

この動画を見た人達からは、ホセさんに対して称賛の声が集まり、「あなたは正しい行いをした。私も飼い犬を同じように助けるかもしれない」「なんてすばらしい男なんだ! この世に生まれてきてくれてありがとう」「彼は危険を顧みなかった。それは彼の犬が家族の一員だからだね」といった意見が見受けられた。

今回ヒーローとなったホセさんは、当時のことをこのように振り返っている。

「ガッバーナは家族の一員で、良い時も悪い時も一緒に過ごしてきました。だからこそ見放すことができなかったのです。必要ならば、また同じことをして助けるでしょう。誰だって家族のためならそうすると思いますよ。」

このたびの火事ではホセさんと彼のフィアンセ、そして2人の娘達の命は助かったものの、家と財産、建設や造園の仕事に使う道具に加え2台の車両を焼失してしまった。現在はホセさんの妹宅に身を寄せており、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で資金を調達している最中とのことだ。

画像は『ABC7 KABC 2019年3月15日付「Man runs into burning home to save his dog」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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