亡くなった飼い猫が戻ってきた…?心がホッとあたたまるエピソードとは

Sheage

2019/3/17 09:25


猫の猫らしい行動に、自分の生き方を重ねてハッとする瞬間があります。グラフィックデザイナーの山岸彩さんもその一人。気持ちいいこと、やりたいことしかやらない猫たちの姿に、もっと自分に正直に生きてみてもいいのでは、と感じた山岸さん。そんな彼女の将来の夢とは…?

夫婦で保護猫の譲渡会へ


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出典:https://sheage.jp/article/46174

気の強い「うり」(14歳・メス)と気の弱い「こふく」(4歳・オス)。こふくはうりが大好きで、邪険にされてもめげないから、必殺猫パンチをお見舞いされることも…。それでも、こふくはうりが好きです。そんな健気なこふくにほだされて、最近は抱き合って眠る二匹を見る機会も増えてきたと話すのは、飼い主のグラフィックデザイナー・山岸彩さん。

お客さんが来ると帰るまで姿を現さないこふくは、取材日もベッドの下に身をひそめたまま、その姿をカメラにおさめることができませんでした。こふくが山岸さんのところにやって来たのは4年前。うりの後に飼ったもう一匹の猫「ことら」が亡くなって、しばらくしてからのことでした。

「夫と一緒に保護猫の譲渡会に行きました。15匹くらいの子猫がいて、新しい飼い主と猫をマッチングするために、気に入った子を第三希望まで用紙に書かないといけなかったんですけど、選べないし順番もつけられなくて…。『うちに来てくれるなら、どの子でも嬉しいです』と記入して、その日は帰りました」

運命かもしれない出会い


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出典:https://sheage.jp/article/46174

「うちに来てくれるなら、どの子でも嬉しい」。山岸さんの言葉に嘘はありませんでした。でも、実は、たくさんいた子猫の中に「ある子」を見つけて、ハッとしたと言います。

「亡くなったことらと同じ茶白の柄の子がいたんです。ことらが子猫だった頃とよく似ていて。でも、だからこそ、その子を選んだら、ことらのことを裏切るような気がして。どの子でもいい、主催者にお任せしようと思いました。

ところが後日、保護団体の方から連絡があり、『もしよかったら…』と言われたのは、茶白のあの子だったんです。ちょっと運命を感じちゃいました。私たちが見つけやすいように、ことらが同じような姿で生まれ変わったのかもしれないって。

ことらから一字もらって『こふく』と名付けた子は、成長すると、ことらとは全く違う性格で、女王様気質のうりともうまくいって(笑)。当たり前のことですけど、ことらの代わりもいなければ、こふくの代わりもいません」

自分に正直に、動物と暮らしたい


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出典:https://sheage.jp/article/46174

新しくやってきた、こふくはものすごい甘えん坊。机に向かって仕事をしている山岸さんの膝の上に乗ったかと思えば、そのままスルスルと洋服の中に潜り込んできてベッタリ。当然、夜、寝る時は布団に潜り込んできて朝までベッタリ。一方、うりは一匹で寝るのが好きで、リビングにある自分のベッドがお気に入り。

「猫は今の自分のしあわせをきちんと選べるんですよね。気持ちいいこと、やりたいこと、それしかやらない。でも、それでいいよなって。自分に正直に生きていい。私、老後は田舎に移住して、絵本『こねこのぴっち』のリゼットおばあさんのように、いろんな動物に囲まれて暮らすのが夢なんです。自分に正直に生きたいから」

自分のしあわせを知っているのも自分なら、自分をしあわせにするのも自分。今日食べるランチや週末の予定など日々のささやかな選択から、自分にもっと正直に。そして、その選択の先にある心地よさを体で感じ、本能で選ぶという感覚を体に馴染ませていくことで、自分に正直な夢を描けるようになりたいと思いました。うり、こふく、お空にいることら、そして山岸さん、たくさんの教えをありがとうございました!

writer / 宇佐見明日香

photo / 筒井聖子

取材協力


グラフィックデザイナー・山岸彩(やまぎしあや)

https://www.instagram.com/uricotora/

当記事はSheageの提供記事です。

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