槇原敬之は逮捕の一年後に復帰、コカインで逮捕されたピエール瀧の今後は

wezzy

2019/3/15 06:05


 今月13日、ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)がコカインを使用したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。瀧容疑者は容疑を認めているというが、今後、瀧容疑者が芸能界に復帰する可能性はあるのだろうか。違法薬物の使用で逮捕歴のある芸能人の今をみながら考える。

まず瀧容疑者は多数の映画・ドラマに出演する人気俳優であったが、今回の逮捕を受けて、瀧容疑者をCM起用していた建築材料・住宅設備機器大手のLIXILは、web上のCMなどのコンテンツを閉鎖、差し替えていく方針を公表した。また、セガゲームスは昨年12月に発売したPS4専用リーガルサスペンスアクション『JUDGE EYES:死神の遺言』について、<出演者であるピエール瀧容疑者が逮捕されたことは、大変遺憾なことと受け止めております>とコメント。当面のあいだ、当該製品の出荷及びDL販売、製品HP掲出等の自粛をすると発表している。

現在放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)で瀧容疑者は、主人公の足袋をつくる足袋屋の店主を演じているが、こちらもHPやSNSから容疑者の写真が削除され、対応を検討中だという。また、公開を控える映画『麻雀放浪記2020』『居眠り磐音』にも出演しており、お蔵入りや撮り直しの可能性が高い。
槇原敬之は覚せい剤所持で逮捕された1年後に復帰
 過去、違法薬物の使用や所持で逮捕されたタレントが、芸能界に復帰するケースはそれほど珍しくはなかった。俳優の岩城滉一は、1977年に覚せい剤を使用したとして覚せい剤取締法違反で逮捕されているが、当時出演が予定されていたドラマは降板となったものの、その後1年も経たないうちに映画に出演し、芸能活動を再開。その後もドラマ『北の国から』(フジテレビ系)で重要人物を演じるなど、現在もコンスタントに作品に出演し続けている。

また、数多くのCDを発売し、音楽番組にも多数出演するシンガーソングライターの槇原敬之も、覚せい剤所持が発覚し逮捕された経験がある。槇原が逮捕されたのは1999年で、『NHK紅白歌合戦』にも出場するほどブレイクした後であったため、多くの人が衝撃を受けた。

しかし執行猶予判決を受け翌年の2000年には活動を復帰し、アルバムを発売。2003年にSMAPに楽曲提供した「世界に一つだけの花」が大ヒットを記録し、2007年には『NHK紅白歌合戦』にも2回目の出場を果たしたのだった。

彼らが早々に完全復帰を果たしたことは、テレビタレントやコメンテーターという立ち位置ではなかったことにくわえ、時代背景によるところが大きいだろう。インターネットにより消費者の苦情が可視化される現在では、スポンサーが慎重な判断を下すようになっている。
酒井法子は復帰、押尾学の現在は再婚して父親に
 だが2009年に覚せい剤を所持・使用したとして逮捕された酒井法子は、この3月、テレビ東京系の歌番組に出演予定であり、すでに番組を収録。11年ぶりに地上波テレビでヒット曲を歌う姿が流れる。事件以前のような活動をすることは難しくとも、芸能活動自体は継続できる。

また酒井法子は2011年に中国禁毒大使に抜擢され、中国でさまざまなキャンペーン活動を行うことに。2013年には中国最大の検索エンジン「百度」のファッションの賞「アジア最注目女優大賞」を受賞するなど、現在も中華圏で根強い人気を獲得している。

一方、酒井法子と同時期に逮捕された押尾学はテレビからは完全に姿を消した。

酒井法子と同じく2009年夏、合成麻薬MDMAを女性と共に服用し、様態が急変した女性を放置したとして保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法違反で逮捕された押尾学は、役者としての活動はもうしていない。

事件後は妻であった女優の矢田亜希子と離婚し、懲役2年6カ月の実刑を終え2014年に仮釈放されるも、芸能界復帰をすることはなかった。しかし、現在は再婚。押尾はインスタグラムを開設しており、ミュージシャンとしてステージに立つ姿や子育てをする様子をUPしている。

2016年2月に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、懲役2年6カ月(執行猶予4年)の有罪判決を受けた清原和博は、自伝『清原和博 告白』(文藝春秋)を上梓。<気づけば覚醒剤の打ち方っていうのを検索していることもあるんです。薬物依存症(再発)は3の倍数が危ないと言われるらしくて。3カ月、半年、1年、3年……><まだ生きていく力が湧いてきていないっていうのは本音です>と、現在も治療を続けていることを明かしている。

違法薬物をめぐる報道では、性行為に使用したなどと面白おかしく事件を伝えられることも多いが、この事件をエンタメとして消費することが、薬物依存症の当事者を刺激することにつながってしまう懸念もある。瀧容疑者が違法薬物に依存していたとしたら、それは犯罪であると同時に病気だ。しかるべき医療機関や相談機関を利用し、回復を目指してほしい。

当記事はwezzyの提供記事です。

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