高畑充希『メゾン・ド・ポリス』まさかの展開も、「セリフで片付けすぎ!」 竜星涼の“変貌”には称賛の声も……

日刊サイゾー

2019/3/8 23:00


 3月1日放送の『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)第8話の平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より0.8ポイントアップ! 裏で『第42回日本アカデミー賞授賞式』(日本テレビ系)が放送されていたわりに、健闘をみせました。

衝撃の展開が功を奏したのか……今週もまずはあらすじから振り返っていきます!

(前回までのレビューはこちらから)


藤堂さんを誘拐した犯人は……


 ある日、藤堂さん(野口五郎)が誘拐される事件が発生。犯人は、スマホ越しに外部との連絡手段を断つよう命じ、テレビ電話でメゾンのおじさんたちを監視しながら、30分以内に1億円の価値がある“情報”を提示するよう要求してきます。亡くなった父と同じ高遠建設の社員で、3年前に建設現場で転落死した池原の妻・美砂(萩野友里)を連れてメゾンにやってきたひより(高畑充希)は、オレオレ詐欺被害の相談をしにメゾンへやってきた少女・館林桃香(住田萌乃)が持っていたジュニアケータイで桃香の母・真琴(東風万智子)に警察に連絡するよう頼みますが、その真琴までもが犯人に捕まってしまい、もはや打つ手なし。

タイムリミットまで5分を切る中、高遠建設の事件についての資料を求める犯人の望み通り、伊達さん(近藤正臣)は机の引き出しから事件についてまとめた資料を引っ張り出してきますが、そこに真新しい情報はありません。

「ここへ直接来てお調べになったらどうですか? 館林真琴さん」

と、毅然とした態度の伊達さん。実は、電話の向こうの犯人は真琴で、高遠建設の事件を追っているフリージャーナリストの彼女は、美砂とともに、ひよりが計画した狂言誘拐に協力していたのです。ほかのおじさんたちも、ひよりが犯人であることに気づいていました。

美砂に会いに行き、彼女から真琴を紹介されたひよりは、高遠建設が警察OBの天下り先になっていたこと、伊達さんが警視庁の副総監から退官後、高遠建設の社外取締役として天下りをしていたことを知り、伊達さんから真相を聞きだすために狂言誘拐を実行。藤堂さんには、エイプリルフールに向けてのサプライズ写真を撮ると言って、協力してもらいました。

ひよりは伊達さんを怪しみますが、伊達さんが高遠建設に天下りをしたのは、事件の真相を調べるため。しかし、結局何の情報も掴めなかった伊達さんは、真相を見つけてくれるかもしれないと当時事件を追っていた夏目さん(西島秀俊)、そしてひよりのこともメゾンに呼んだそうです。

何を信じていいのか疑心暗鬼に陥ったひよりは草介(竜星涼)に連れ出され、彼が警察官の不祥事を摘発する人事一課、通称「ヒトイチ」の人間で、高遠建設と警察の癒着を探るためメゾンに潜入しおじさんたちを監視していたことを知ります。さらには、監察官・鴨下警視正から、メゾンのおじさんたちには関わるなと釘を刺されてしまいます。

それでも、なんやかんやおじさんたちを信じたいひよりは、草介に宣戦布告。翌日、もうメゾンに来ないんじゃないかとすっかり落ち込んでしまっているおじさんたちの元を訪れ、「このチームで高遠建設の事件を追うことにしました」と宣言します。

ひより「異論は!?」

おじさんたち「なし!!」

ひより「よし!」

と、チーム「メゾン・ド・ポリス」が一つになったところで、今週はここまで。

クライマックスに向けて、ドドっと物語が進行した第8話。これまでと比べて情報量が多かったので、いつものノリで観ていると、置いていかれてしまうような感覚が若干ありました。

というのも、あまり切迫感のない茶番的な狂言誘拐のシーンに時間を割きすぎていて、物語の核となる、ひよりが事件の真相を知り、誘拐を計画するまでに至った経緯や伊達さんの告白シーンなど、大事な部分がすべてセリフで処理されていたからです。

ネット上でも、「セリフで片付けすぎじゃない……?」「狂言誘拐の件は全く不要だったような……何を見せられたんだろ」「誘拐コントに呆れて寝ちゃったよ」という声がチラホラ……。

まぁ、きちんと描かなくても、高畑充希ちゃんや近藤正臣さんの演技で十分伝わるものは伝わるんですが、セリフでの説明が長すぎた感は否めませんでした。

戦隊出身・竜星涼の華麗な“変身っぷり”


 前回、ひよりの部屋とメゾンに盗聴器をしかけ、会話を盗み聞きしていたことが明かされた買い物コーディネーターの草介は、一体何者なのかとネット上で話題になっていましたが、今話でその正体が明かされ、「え? うそじゃん草介かっこいいかよ」「いつものキャラは演技なの……好き……どっちも好き」と、視聴者たちは大興奮。

中には、「癒やしの草介の笑顔がもう見られないのか」「本当は2年も見てきたおじさんたちのこと信じてる草介くんはいませんか!!」といった、三河屋としての草介を恋しがる人もいるようです。

草介を演じる竜星くんは、これまでに、映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年)や、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、TBS系ドラマ『小さな巨人』でも警察官を演じており、昨年放送の『アンナチュラル』(同)では、謎の葬儀屋役を演じ、その演技が話題となりました。

今回も、お調子者のヘラヘラした態度から一変、クールでキリっとした表情のエリート警察官を見事に演じていました。竜星くん、今回のようにちょっと裏があって二面性のある役を演じたら最高にハマる俳優さんだと思います。今後、草介はメゾン・ド・ポリスチームと敵対していく立場となるでしょうから、竜星くんの黒~い演技に期待したいですね。

そういえば、ひよりが部屋に仕掛けられていたコンセント形の盗聴器を引っこ抜いて、盗聴しているであろう草介に向かって、「あの人たちと一緒に、必ず事件の真相をつきとめますから」と告げたシーンについて、「あのタイプってコンセントから電源取るんじゃないの?」「そのタイプは抜いたらきこえねぇだろ」と、盗聴器に詳しい視聴者からツッコミの声もありました。

筆者は特に詳しくないのでよくわかりませんでしたが、ひよりの言葉に「宣戦布告かよ」と不敵な笑みを浮かべる草介がかっこよかったので、気にしないことにします。はい。

次週、事件の黒幕がついに現る!


 雨降って地固まる的なストーリーとなった今回。前回に引き続き、おじさんたちのワチャワチャシーンは少なめでしたが、棚の中に大事な資料が隠されているんじゃないかと疑うひよりとは裏腹に、高平さん(小日向文世)以外の娘を持たないおじさんたちがお金を出し合って買った雛人形を必死に隠していたのはグッときたし、そんなおじさんたちを疑って、迷って、その結果信じることを選択したひよりの心情を表情豊かに演じた高畑充希ちゃんのお芝居も、さすがでした。

ここまで引っ張りまくった伏線がドドンと明かされ、8話にしてやっと本筋に突入した『メゾポリ』。今夜放送の第9話にはついに黒幕が登場するとか……。波乱のニオイがプンプンです。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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