新しい地図への不当な「圧力」を公正取引委員会は1年半前からにらんでいた

wezzy

2019/2/28 20:30


 稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾の「新しい地図」組について、ニュースサイト「サイゾーウーマン」(2019年2月26日付)の覆面座談会で「公正取引委員会が調査を始めている可能性がある」と伝えられ、大きな話題となっている。

覆面座談会では週刊誌デスクの人物が<公取委(公正取引委員会)が、「新しい地図」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾に対して、ジャニーズ事務所が圧力をかけていないか、調査を始めるという話を聞きました。むしろもう始まっているのかも?><3人のファンは、ネット上で、ずっとジャニーズが3人の活動を阻害していると訴えてきたわけだけど、いよいよ公取委が動きだしたって話>と証言している。
公正取引委員会は2017年時点でSMAPの事例を問題視
 タレントが独立などに際して芸能プロダクションから不当な制限が加わることに対しては以前から公取委で問題視されていた。

2017年8月には、移籍などの制限が独占禁止法の規制対象にあたるのかどうかを検討する有識者会議が行われている。

それに先だって、委員会内に設置されているCPRC(競争政策研究センター)では、『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)などの著書をもち芸能界におけるブラック契約の状況に詳しい星野陽平氏を呼んで勉強会を行っていた。

そのレポート「独占禁止法をめぐる芸能界の諸問題」はインターネットで閲覧することが可能だが、そこでは、最近の芸能界で起きた圧力の実例として、安室奈美恵、江角マキコ、清水富美加と並んでSMAPの事例が紹介されている。

結果的に、公取委は2018年2月に報告をまとめ、芸能人やスポーツ選手などの移籍制限をとり決めることは独占禁止法上の問題になる可能性があると結論づけたのだ。
新しい地図の3人は地上波テレビから徹底的に干されている
 その一方、新しい地図の3人に対してジャニーズ事務所が圧力を加えているのではないかという疑惑は常に取り沙汰されてきた。

週刊文春」(文藝春秋)2019年1月31日号では、新しい地図の3人を主役にした番組企画がNHKで進んでいたのだが、東京オリンピックをテーマにした特番にを起用したがっているNHK 上層部によって番組企画が握りつぶされたと報じられている。

また、同誌では、2018年1月にフジテレビが稲垣吾郎の出演する旅番組を制作した際に、ジャニーズ事務所の担当者がフジテレビ側に<どちらを選ぶのか>と詰め寄ったとも報じた。

「週刊文春WOMAN」(文藝春秋)2019年正月号に掲載された、草なぎ剛と笑福亭鶴瓶の対談では、こんな会話もあった。

鶴瓶:CMはええし、Abemaもええけどな、こっちにはいつ戻ってくるねん。俺らと一緒に出るのは?
草なぎ:いやあ、僕らからはなんとも。べーさんに窓口になっていただいて、べーさんの力でなんとか(笑)。
鶴瓶:窓口て(笑)。そんなもん、なんぼでもなるよ。なんぼでもなるけど、今はまだちょっとあかんみたいなこと言う奴がおるやんか。全然関係ないのにな。その分、今は道歩いてたら、声かけられるんやないの? 前より余計すごいやろ。
草なぎ:心配してくださってる人が結構多かったりしますね。「どう、大丈夫なの?」みたいな。

笑福亭鶴瓶の<今はまだちょっとあかんみたいなこと言う奴がおるやんか。全然関係ないのにな>という言葉は、テレビで新しい地図の3人を使いたいクリエイターがいたとしても、どこかでストップがかかる状況が実際に存在しているということを炙り出している。

新しい地図組が唯一抱えていた地上波でのレギュラー番組『ゴロウ・デラックス』(TBS系)も今年の3月をもって終了することが決まっている。これで、CMを除けば、3人の姿は地上波のテレビで見られなくなる。

こういった動きがすべてジャニーズ事務所の「圧力」かはわからない。ただ、テレビ局側の「忖度」がこの状況をつくりだす要因となっていることは間違いないだろう。

状況を見る限り、なんらかの力が働いて3人が地上波テレビから干されている可能性は高いと言わざるを得ないだろう。公取委の調査を契機に芸能界で公然と行われている不公平な状況が是正されることを願う。

当記事はwezzyの提供記事です。

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