米津玄師やSEKAI NO OWARIなどの心に染みてくる手書きアニメMV特集

OKMusic

2019/2/19 18:00

手書きアニメMVには、実写よりも忠実にメッセージ性を伝えたり、独自のキャラクターがMVに出演することもあったりとさまざまなものが。今回は気持ちが伝わる手書きアニメMVを5本ピックアップ!

■「メトロノーム」('15)/米津玄師

同作品は企画・イラスト・動画編集を米津玄師本人が手掛けており、主人公の“僕”と女性との気持ちが時間軸ですれ違っていくことの切なさを淡いタッチで描いている。女性の日々の生活だけが描かれた映像には“僕”の登場はなく、“僕”が想像している彼女なのだろうか? 彼女の姿があらゆる様相に変化していくのは、時間の経過とともに彼女の姿も変わり、いずれかお互いの気持ちにズレが生じてしまう日が来ることを比喩しているともとれそう。姿だけではなく、泣き笑いといった豊かな表情にも感動させる要素が詰まっている。

■「プレゼント」('15) /SEKAI NO OWARI

『2015年 NHK全国学校音楽合唱コンクール中学校の部』の課題曲に書き下ろした同曲のMVは、特別番組を通して出会った女の子の実話をもとにした、鉄拳によるパラパラ漫画仕立て。周りの学生と上手く馴染めないひとりの女子中学生が、合唱部入部を境に周りのやさしさに救われ、変わっていくストーリー。音楽室のドアに貼られた“合唱部 部員募集中!!”の紙を見て合唱部に入部することを決意した彼女が楽譜に綴ったのは、“嫌い”“バカ”などの言葉たち。そんな彼女の見る景色を変えるきっかけとなったのは、全国学校音楽コンクール。部員も増え、いろんな感情が沸き起こる中、彼女が本番で気付いたこととは?

■「boyfriend」('13)/阿部真央

“恋をすると、なんでキモいことしちゃうんだろう”というコンセプトのもと漫画『毒恋日記』を書いているキャラクター・毒恋ちゃんが、かねてよりファンであると公言していた阿部真央のMVに登場! 毒恋ちゃんが3歳の頃からの幼馴染に次第に恋心を抱いていく物語。だが、彼には毒恋ちゃんの知らない好きな人ができてしまったのだ。彼を好きなあまりに彼と同じくギターを手にする毒恋ちゃんが切なくもあり虚しい…。もっとも注目したいのは、岡田将生が声で演じる“彼”と毒恋ちゃんの会話。毒恋ちゃんが無言ながらも伝える言葉には切なさが増すので、深読みせずにはいられない!

■「龍」('18)/岡崎体育

たくさんの星が煌めく夜空の下、少年が座ったベッドが波によって、ゆらりゆらりと運ばれていくモノクロの映像は現実との垣根を取り払うよう。部屋の灯りを消したあと、彼は龍になって星の隙間を泳いでいく夢を見るが、傷付く姿なんかも想像する。《寂しい心を持つと 偏った成長を遂げてしまうもの》というフレーズは本当の寂しさを経験している人でなければ言えないことだし、《誰も知らない唄をつくろう》とピアノが波により運ばれてくるシーンもあって、この主人公はもしかして?と想像してしまう。岡崎体育にしては意外!と思えるこの楽曲にこそ、彼の本当の想いが綴られているのかもしれない。

■「曇天」('19)/私立恵比寿中学

“エビ中”こと私立恵比寿中学の「曇天」は、3月13日リリースのアルバム『MUSiC』収録曲。作詞作曲はシンガーソングライターの吉澤嘉代子、イラストは、イラストレーター・映像作家の大島智子によるもの。緻密にこだわり抜かれた絵のタッチが、楽曲の雰囲気に共鳴し、アンニュイ感を漂わせる。主人公の女性にはカメラと煙草を愛用していた恋人がいたが、彼がいつの日か戻らなくなったことを機に、彼女は夢から醒め、夢であったアイドルのオーディションを受けることに。自分の気持ちに陰りが出てきたことに気付いた彼女が始めたのは出会い系アプリでの新たな恋人探しで、選別する中に出てきた写真には元カレと同じく、カメラを持った男性の姿が。元カレを忘れられない彼女の運命や如何に!

TEXT:小町碧音

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当記事はOKMusicの提供記事です。

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