【おさらい試乗】スバル・レガシィB4は北米市場を重視した大らかな乗り味が魅力

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2019/2/12 11:03


●さすがフラッグシップモデルと思わず唸る熟成度のレガシィB4

2019年2月7日に開幕したシカゴモーターショーにて、新型レガシィ(日本名レガシィB4)が発表されました。現行モデルも2014年のシカゴモーターショーで発表されており、5年振りにニューモデルのお披露目です。

新型が発表されたのを機に、現行型レガシィB4の「おさらい試乗」を行いました。

試乗したのは上級グレードのレガシィB4 リミテッドで、車両本体価格は324万円です。2014年10月に登場した6代目レガシィのボディタイプはセダンのB4とクロスーバーSUVのアウトバックの2種類となりました。

ボディサイズは先代より大型化され、スバルのフラッグシップモデルらしい全幅1840mmという堂々としたボディサイズとなっています。エンジンも2.5L水平対向自然吸気エンジンのみとなり、より北米市場を意識したモデルとなりました。

2014年に登場したレガシィB4は2015年、2016年に安全装備の機能を充実させる一部改良を行っています。そして、2017年9月には大幅改良を行い、内外装の変更と同時に、運転支援システム「アイサイト」に後退時自動ブレーキシステムを追加するなど安全性能の向上。そしてサスペンションのチューニングやエンジン制御の最適化を行い、乗り心地や燃費性能、静粛性の向上を図りました。

そして、2018年9月10日に一部改良を行い、運転支援システム「アイサイト」のプリクラッシュブレーキ制御を改良し、衝突回避の可能性を向上させています。今回試乗したのはこの一部改良後のモデルで、熟成の進んだ現行型レガシィB4なのです。

レガシィB4のボディサイズは全長4800mm×全幅1840mm×全高1500mmとなっていますが、実際に乗り込むと数値ほど大きさを感じません。2017年に大幅改良された2.5L水平対向自然吸気エンジンは従来モデル以上にレスポンスが鋭くなり、CVT独特のフィーリングも消されています。

18インチという大径ホイールながら、熟成の進んだサスペンションも路面からの衝撃を見事にいなしていて、とてもフラットで大らかな乗り味に仕上がっています。さらに試乗していて驚いたのが、静粛性の高さです。助手席だけでなくリアシートに座った人との会話の明瞭度は、さすがフラッグシップモデルと思わず唸ってしまうほどでした。

利便性も向上しており、フロントだけでなく、リアシートに座った人もスマートフォンなどが充電できるコネクターを採用しています。現行型レガシィB4は欧州車と同様に改良を加えられた最終型の完成度は非常に高くなっています。

日本市場では注目度の低いレガシィB4ですが、世界で高い評価されている実力派のミドルサイズセダンです。新型は従来の2.5L自然吸気エンジンに加えて、2.4Lターボも追加されるようですが、電動化のニュースが届かなかったのは少々残念なところです。

1840mmという全幅はやや気を遣うシーンもありますが、スバルらしい4WDシステムによる安定感の高い走行性能を、降雪地に限らずどんな路面状況でも発揮してくれるがレガシィB4の魅力です。

(萩原文博)

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