足の指、靴の中で丸まってない?指をのばすと健康になる意外な理由

女子SPA!

2019/2/11 15:45



足指で健康度合いがわかる? 『足腰が20歳若返る 足指のばし ― ゆびのば』を手にして、最初は首をかしげた私。皆様も、足指なんてペディキュアをぬる時くらいしか意識しないのではないでしょうか。

本書の著者は内科医の今井一彰氏。整形外科でも完治しなかった患者の「痛み」のために、考案したのが「ゆびのば体操」だと言うのです。

◆足指に現れる「不調のサイン」とは?

外反母趾(がいはんぼし)に巻き爪に水虫、足にトラブルを抱えている女性は多くても、恥ずかしさのあまりに口に出せなかったり、放置してしまったり。とはいえ蓄積された小さな不調が、積もり積もって将来足腰に負担をかけるとしたら……今のうちに何とかしておきたいですよね。

「足指が伸びると、まっすぐ立てるから元気になる」と本書。一見あたりまえのことのようですが、私達は常に靴を履き、靴下を重ね、ずいぶんと窮屈(きゅうくつ)です。本書によると、「足指が曲がったり、指の間にすき間がない足は不安定で、身体中からゆがみや痛みが出る」と言います。

地面に一番近いのは足。まさに、地に足をつけないと、身体もグラグラと落ち着かないのかもしれません。

◆身体のゆがみ度合いをチェック

ここで、あなたの足がゆがんでいるかどうか、簡単なチェックをしてみましょう。(※以下、本書より抜粋)

1 目印になるものを床に貼る(色付きのテープなど)

2 目をとじて、30秒ほどその場で足踏み

3 目をあけて、元の場所から離れていたら身体がゆがんでいる証拠

もちろん私もチャレンジしまして、身体のゆがみを認識しました。油断ならないゆがみが「ゆびのば体操」でどのくらい治るのか、検証していこうと思います。

◆1日3分「ゆびのば体操」のやり方

「ゆびのば体操」は1日3分、いつでもOKとのことなので、私は日によって朝と夜に分けてみました。ハイヒール愛用者や外回り勤務の方は、夜、お風呂上りがいいかもしれませんね。(※以下、本書より抜粋)

1 床またはイスに座って片足を太ももの上に乗せる。太ももの上にしっかり乗せよう。

2 足指の間に反対側の手の指を入れ(右足なら左手で)、ふんわりとやさしく握る。足指の根元にはすき間をつくる。卵を握るようにやさしく。

※根元まで手の指を入れてギュッと握らない。手の指を足指の根元まで差し込まない。

3 足の裏側をやさしく伸ばし、5秒キープ。ゆっくりぐーっと伸ばす。足指は30度ほど曲げればOK。手首は動かさず、脇を開く感覚でストレッチ。足の親指は手の母指球で押す。

※強い力で90度以上曲げない。ねじったり強く曲げない。

4 足の甲側をやさしく伸ばし、5秒キープ。手首は動かさず、脇を閉じる感覚でストレッチ。ゆっくりぐーっと伸ばす。

3と4を交互に行い、逆の足も行う。両足で3分(15~20往復)ほど。

いかがでしょうか。朝、着替えついでに、夜、フェイスパックついでに、サクッとできそうじゃありませんか。

◆実際にやってみたら、指の縮み具合にビックリ

「ゆびのば体操」をやってみて、私は身体の解放感に驚きました。温泉に浸かった後のように、全身にあたたかさが広がったのです。足を動かしただけなのに、全身まで作用が及ぶとは、恐るべしは足指の縮み具合です。

主に自宅で仕事をしている私ですら、足指が凝り固まっているのです。連日、ストッキングにハイヒールでさっそうと歩く女性達が、いかに大変かわかった気がします。平日は「ゆびのば体操」で対処し、週末やリラックスタイムには足指に休息をあたえてあげましょう。

◆靴下の重ね履き、じつはNGって知ってた?

冬本番になり、靴下を重ね履きする方もいますよね。ここにも注意が必要!

本書がオススメするのが、5本指ソックスです。私は末端冷え性で毎年冬になると足指にしもやけができていましたが、5本指ソックスに変えてから完治しました。5本指ソックスで強制的に指をひらくのは、冷え症だけではなく足指伸ばしにも効果的なのですね。ちなみに着用のポイントは「足指までしっかり入れて履くこと」だそうです。

5本指ソックスがOKなら、靴下の重ね履きは? と思った方へ。世間では靴下を何枚も重ねて履く健康法もあるようですが、本書によるとこれはNG。「ますます血流が悪くなり、そのまま続けると自分では熱が作れなくなって、足は冷えたまま変形し、ずっと靴下が脱げなくなる」と断言。「特に足先が筒状になった靴下を重ねて履くのは、足指をいじめているようなもの」だとか……。

私も靴下重ね履きの経験者ですが、確かに足が蒸れて、かえって冷えたような記憶もあります。健康法にはそれぞれ諸説ありますが、「ゆびのば体操」を数日実践した私、身体のゆがみ度合いは少しずつ治ってきました。

ズボラな私でも日々続けられる、超簡単な「ゆびのば体操」。これえ不調が治るなら、安いものだと思いませんか。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>

【森美樹】

1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓

Twitter:@morimikixxx

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