小沢仁志の武勇伝は、いまや芸能界の遺産!?「往年の大物俳優と殴り合い、フィリピンでは拳銃の弾をよけた」

日刊サイゾー

2019/1/21 17:03


 時代が違うと言われればそれまでだが、昨今の芸能界は等身大のタレントばかり。ビッグマウスを叩いたり、ファンタジーあふれる武勇伝を披露する芸能人は絶滅寸前だ。

そんな中、夢を与える存在として、俳優・小沢仁志のエピソードトークは目を引く。1月13日放送『マルコポロリ!』(関西テレビ)にゲスト出演した際も、期待を裏切らなかった。

今までの俳優人生で殺した人数は2,000人、過激な撮影によって48回の骨折を経験。仕事に臨む姿勢はもちろん熱い。そして、常軌を逸しているのは撮影以外の場でも同様だ。例えば、撮影でフィリピンへ行った際、ディスコのトイレで小便中に、後ろからピストルを突き付けられたことがあるという。

「下見てるときに“コチッ”って音がして見たら、キレた奴が俺の頭に銃突き付けてて。強盗。だから手上げて、小便したまま後ろ振り返って。俺の小便がビーサン履いてる足にかかったから相手は下見るじゃない。そのときに銃つかんで、銃をバラしたのよ。俺、フィリピンの特殊部隊と実弾で何万発も訓練やってるから。目隠しして、銃のガバメントとベレッタだったら解体5秒、組み立て7秒」

まるで映画のような話だが、彼がフィリピンでトラブルに遭ったのはこのときだけではない。

「フィリピンで銃突き付けられたのは1回じゃないから。撃たれたこともあるし。でも、俺よけたから。“ファ~ック!”とか言いながら銃抜くから、ヤベエと思って体よけたら弾丸が通り過ぎて。だから、しばらく耳鳴りが収まらなかった」

■石原裕次郎、吉永小百合、渡瀬恒彦、松田優作とのすったもんだ


 小沢の話す内容は、現実離れしたエピソードばかりだ。加えて、いまや歴史上の人物として扱われる大物俳優たちとの邂逅も果たしている。その逸話も、映画ばりに現実離れしていた。

新人時代、監督の演出が気に入らないと口出しし、殴り合いも辞さなかった小沢。そんな彼の前に突然現れたのは、あの石原裕次郎だ。石原は「お前か。監督に盾突く生意気なガキがいるからって、顔見に来ただけだ(笑)」と言い残し、その場を去ったという。

別の現場ではベテラン俳優と衝突し、またしても殴り合いになった小沢。そんな彼の前に現れたのは、あの吉永小百合。「何しているの? ケンカはだめよ」ととがめられ、さすがの小沢もケンカを中断した。

「最初、『何やってんの?』って言われて、俺の前でニコッとして『ケンカはだめよ』ってスーッと去って。2人で『スイマセンでしたー!』って(笑)。なんだ、あのまぶしいオーラはっていうか、後光が差してるんじゃねえかって。本当に菩薩だと思ったもん。美しい……。なんかもう、人じゃないね。今でもクソしないと思ってるもん、あの人は」

長く“芸能界最強”とささやかれていた、渡瀬恒彦に殴れたこともある。2時間ドラマで渡瀬と一緒になった小沢は、「お前か」と、いきなり渡瀬にブン殴られた。そのときの撮影は、鹿児島での泊まりロケだった。その夜、小沢は一升瓶を片手に、先輩俳優の誠直也と共に渡瀬の部屋を訪ねる。部屋へ招き入れられた小沢は、渡瀬にまず自分を殴った理由を尋ねた。渡瀬の返答は「お前のいろいろなウワサを聞いてて、先輩として一発行っとかなきゃな」というものであった。

「酒飲んでるうちに、また俺が酔って余計なこと言って。当時、デニス・ホッパーと渡瀬さんが風呂のCMやってたの。“裸の王様が~”って。『あれはやめてくださいよ、先輩』って言ったら、またバーン! って殴られて『それはテメエが口出すことじゃねえ、この野郎!』って」

一方、こんなエピソードも。2014年11月2日放送『ボクらの時代』(フジテレビ系)へ、哀川翔、中野英雄と共に出演した小沢。このとき、中野の口から小沢の信じられないエピソードが明かされた。

中野「松田優作さんとケンカになってましたよね?」

小沢「だって、和泉さん(映画監督の和泉聖治)が急に、もう1人いた役者の頭をボトルでカチ割って。で、『小沢、お前は優作やれ!』だもんね。それで優作さんがいきなり『この野郎!』って立ち上がるから、意味わからずに『これは行くしかねえ』ってなるじゃない」

中野「普通、『行くしかねえ』って思わないですけどね」

石原には目をかけられた。殴られながら渡瀬とは酒を交わした。松田と拳を交えたこともある。このままの意気で、小沢は役者人生を全うするのだろうか?

いや。同8月30日放送『さんまのまんま』(フジテレビ系)に出演した小沢は、人生の未来予想図をこんなふうに語っていた。

「(将来は)考古学者になって海の上にいると思うんで。海のもくずで散ろうと思ってるんですよ。海の底に沈んでる美女を引き揚げに行かなきゃいけないから。クレオパトラを」

過去も現在も未来も現実離れ。完璧である。

(文=寺西ジャジューカ)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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