これってNG?意外と知らない正しいシャンプーのやり方

All About

2019/1/16 18:15

毎日のヘアケアとして欠かすことができないシャンプーですが、正しく髪を洗えている人は実は意外と少ないのが現状です。

朝シャンはOK? 意外と知らないシャンプーの基本

毛髪診断士として講演に行くことが多い私ですが、髪の洗い方のお話をする時に必ずといっていい程、聞かれる質問があります。それは、「髪の2度洗いはしても大丈夫?」「朝シャンと夜シャンどちらが良い?」というもの。多くの人が思うこの疑問、一体どのようにしたらいいのでしょうか? 果たして正解は……?

Q. シャンプーするとき、2度洗いする必要はありますか?

A. 2度洗いする必要はありません。シャンプーは優しく丁寧に1度洗いが基本です。

汗をかいたり頭皮のべたつきが気になるなどの理由で1回のシャンプーでは物足りず、シャンプーを2回する方がいらっしゃいます。しかし、シャンプーを1回すると過度な刺激と皮脂の取りすぎにより地肌がダメージを受けることになります。

お肌の老化を加速させる原因の1つが摩擦。ごしごしするという行為は肌の老化を加速させるのです。ですからシャンプー時に何度もこすってしまうということは、それだけで肌にダメージを与えてしまうので、2度洗いはNG。

また、2度洗いのもう1つのデメリットは皮脂の取りすぎ。2回シャンプーするということは、シャンプーの量も2倍に。シャンプー剤を沢山使うと肌の必要な皮脂まで取りすぎてしまい、肌がどんどん弱くなってしまいます。肌が弱くなってしまうと、フケや痒みを引き起こしたり、髪(頭皮)の土台そのものまで弱くしてしまいます。健康な髪と頭皮を育むには、シャンプーは優しく丁寧に1度だけ、が基本です。

Q. 朝シャンと夜シャン、どっちがよいの? 朝洗うだけでもOK?

A. 朝のシャンプーはNG! どうしても洗いたい時はシャンプーを使わず、お湯で洗いましょう。

朝、シャンプーをするというのも実はNG行為。「朝起きると寝癖がひどい」「髪がハネる」「夜シャンプーしても、朝は髪がべたついて臭う」「朝、すっきり目覚めたい」など、みなさんこのような理由で朝にシャンプーするのではないでしょうか。しかし、朝シャンプーすることで様々なトラブルの原因を引き起こしています。

その1つとして、白髪や抜け毛があげられます。シャンプーは汚れを落とすとともに、肌の保護機能である皮脂膜も取り除いてしまいます。通常は数時間で保護機能は形成されるので、夜シャンプーすれば寝ている間に自然に元に戻ります。

しかし、朝シャンプーした直後というのは何もガードがない状態。そのまま外出し紫外線を地肌に直接浴びてしまうと、肌の老化はどんどん加速します。皮脂膜は菌や紫外線、乾燥などから頭皮を守るというとても大切なもの。ですから、朝シャンプーをする方は気を付ける必要があります。

朝どうしても髪を洗いたい場合は、シャンプーをつけずにお湯だけで洗い、コンディショナーやトリートメントで髪をしっかりとケアするなど工夫が必要です。

正しいシャンプーの仕方・髪の洗い方5ステップ

汚れが落ちていない気がするのでシャンプーを2回したり、朝出かける前にシャンプーするという方は、夜のシャンプーで髪と頭皮の汚れをオフしましょう。どうしてもシャンプーしたい場合は、外出する2時間前にシャンプーすることをおすすめします。

間違ったシャンプーの仕方は、抜け毛や白髪の原因になることも。まずは、正しい髪の洗い方をマスターして、NG習慣を見直していきましょう。

1.シャンプー前のブラッシングで汚れを落とす

大切なのはシャンプー前のブラッシング!
シャンプー前のブラッシングは髪と頭皮のクレンジングのための大切なステップです。髪に付着したほこりを落とすだけでなく、頭皮の汚れを浮かせて落ちやすくする、お手入れの大事なプロセスなのです。

2. 38度のぬるま湯で予洗いする

予洗いはぬるま湯で丁寧に
シャンプー前に38度のぬるま湯で1~2分、地肌まで濡らして予洗いをしっかりして毛穴を開かせます。予洗いがしっかりできていないと汚れや皮脂が残りやすく、髪や頭皮に負担がかかるのでしっかり行いましょう。

3. シャンプー剤を使って優しくなで洗いする

シャンプーは下から上に向かって
シャンプー剤は500円玉大程を手に取り、少量のぬるま湯でゆるめてから頭皮に塗布していきます。耳の上から頭頂部に向かってマッサージするように、指の腹を使って下から上に頭皮を優しくなで洗いするのがポイントです。

4. 汚れを浮かせてから、シャンプー剤を落とす

頭皮に指をしっかりと密着させ、地肌を動かすイメージで
指の腹を頭皮に密着させて揉むように洗います。その時、爪を立てたり頭皮を擦ったりせずに、指の腹で地肌をつかんで動かすのがポイント! 画像のようなイメージで、地肌が動いているか確認しながら、2分程かけてしっかり洗いましょう。

5. 最後のすすぎは1分ほどかけてしっかりと行う

手の平にお湯をためながら地肌までしっかりすすぎましょう。
38度のぬるま湯で1分くらいかけてシャンプー剤が残らないようにしっかりとすすぎます。画像のように手の平にお湯をためて、地肌をすすぐのがおすすめ。シャワーをかけながらなで洗いをして、すすぎ残しのないようにしましょう。
(文:田村 マナ(ヘアケアガイド))

当記事はAll Aboutの提供記事です。

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