大原大次郎と田中義久の二人展 互いを「解剖」しデザインの正体探る

NeoL

2019/1/14 20:28



大原大次郎と田中義久の2人展『大原の身体 田中の生態』が、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8にて開催中。会期は、2月14日まで。

描き文字をはじめとするタイポグラフィを基軸とした表現で、音楽関連のデザインワークや広告などのクライアントワークに従事する一方、モビールによるタイポグラフィのプロジェクトや、自然との対話のなかで文字の原型を探るアートワークなど、独自のスタンスで、言葉と文字の知覚を探るプロジェクトに取り組む大原大次郎。

国内外アーティストの作品集デザインをはじめ、美術館やコマーシャルギャラリーのVI計画、芸術祭や展示会のアートディレクションを手掛け、アーティストデュオ「Nerhol」としても活動する田中義久。

本展では、活動の領域は異なるものの、その表現手段、方法論を独自の文脈で深め、同時代のデザイナーとしてキャリアを重ねてきた大原と田中それぞれのなかにあるデザインの本質を、互いに読み解いてみようという試みを行う。お互いを研究対象の素材とし、「身体」と「生態」という切り口をもとにそれぞれを解剖。そのリサーチによって生み出された成果物とプロセスを展示する。

大原は、田中がデザインしてきた本の「生態」を描写。本の肖像群と本に関わる出版社や印刷所などの制作環境を定点観測し、リサーチプロセスを進行形で公開していく。一方の田中は、山形や徳島、葉山など大原がレジデンスを行なった場所で収集したマテリアルの抽出や、行為に内在する身体性を考察し、変容させることで紙に集約するという。

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大原大次郎による田中義久の生態研究 『点子』

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田中義久による大原大次郎の身体考察 『文字と採取の痕跡』

『大原の身体 田中の生態』2019年1月11日(金)~2月14日(木)会場:東京都 銀座 クリエイションギャラリーG8時間:11:00~19:00休館日:日曜、祝日料金:無料

当記事はNeoLの提供記事です。

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