大学受験で“親同伴”は過保護? イマドキの「お受験」事情

TOKYO FM+

2019/1/14 11:00

楽しいお正月も終わり、世の中はゆるやかに通常モードへ。特に受験生にとっては試験も目前、勝負の時期です。まもなく大学入試センター試験ですが、この「センター試験」は2019年度(2020年1月)の実施を最後に廃止されることが決定しており、翌年からは新しく「大学入学共通テスト」に移行することになっています。社会の流れとともに変わっていく受験のあり方ですが、最近の「お受験事情」はどうなっているのでしょうか? TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」の1月9日(水)の生放送では、たかみなの代理パーソナリティをつとめた宅間孝行が、「イマドキの受験事情」に寄せられたメッセージについて答えてくれました。



※写真はイメージです。

近年、大学の受験会場まで親が同伴するケースが増えているようです。

「子どもの大学受験のときの話です。受験を終えて帰ってきた息子に聞いた話なのですが、最寄駅から受験会場までのバスに乗り込んだところ、受験生の付き添いの保護者の姿をチラホラ見かけたそうです。子どもが心配で会場までついていてあげたい気持ちはわかりますが、もうすぐ大学生になる子の保護者が会場までついていくのは過保護なのでは……とも感じました」(50代・女性)

友達のような仲良し親子も増えている中、子どもが受験を前に不安そうな顔をしていたら「一緒に行ってあげる!」と言いたくなる気持ちもわかります。ですが、小学生や中学生ならともかく、大学受験をする子どもへの同伴は、やはり少し過保護なのかも。

「昨年受験をして今は無事大学生になりました。私は地方から東京の大学に受験をしに行きましたが、ひとりで宿泊する場所も決めたし、もちろん当日もひとりで行きましたよ。でも、まわりを見ると、少ないですけど男の子でも親同伴の人もいましたね。目立ってたし、恥ずかしそうだったな……」(10代・女性)

本人が「来なくていい」と言っても、親がついてきてしまうパターンもあるよう。「ひとりのほうが集中できる」というタイプもいますし、思春期に親同伴を嫌がる気持ちもわかります。

また、同伴問題以外にも、最近の受験は「現役志向」「安全志向」とともに「地元志向」の傾向もあるそうです。

「最近の大学受験生の間では地元の大学を受ける受験生が増えてきているようです。浪人して親に余計な出費をかけさせたくない、という理由からの現役・安全志向はわかるのですが、地方の子の中には実家から出たくないという理由から自ら進んで地元の大学を目指すという子もいるらしく。私のときは親からも『とにかくいい学校(ネームバリューのある)を受けろ!』と言われ、必死に勉強して首都圏の有名大学を受けたものですが……」(40代・男性)

「僕も大学生くらいの子たちの親世代なんですけど、親が子離れできていないんじゃないかなというのは感じますね。ひとりっ子だとどうしても結びつきが強くなったりね。これがイマドキなのかもしれないけど……」と、宅間孝行。仲良し親子のメリットもありますが、親離れ子離れが難しくなるという問題点もあるのかもしれません。

「親に仕送りなどの負担をかけてまで遠くの大学に行くつもりはないです。親からキツく言われたわけではありませんが自分でそう決めました。お金がない中でバイトしてひとり暮らししながら大学に通うよりも、実家から通ったほうが気持ちも楽だし……。地元の大学にある専門の中から、やりたいことを探して受験します」(10代・男性)

地方から東京への大学進学者数は増加傾向にある一方で、親の金銭的負担を考え、子どものほうから「地元の大学への進学」を切り出すケースも目立っているようです。

センター試験の廃止とともにこんな影響も。

「長男が大学受験をする2021年に『大学入学共通テスト』がスタートします。私たちの時代のセンター試験はマークシート式でしたが、新しいテストには記述式もあるそう。英語は民間の資格・検定試験が使われるということでより実践で使えること重視になってきていますよね。暗記だけの受験用の勉強をすればいい時代は終わり、本当の意味での能力をアップしなければいい大学には行けない……いい傾向だと思いますよ」(40代・男性)

戦後最大の「大学入試改革」と言われている今回の改革。センター試験だけでなく国立大学の二次試験や私立大学の試験も、その内容が大きく見直されていくと言われています。大学だけでなく、高校や中学もより「実践に長けた」試験勉強が必要になってくるかもしれません。

最後に、「お受験事情」トラブル編。

「子どもが私立の小学校を受験した友人Aに聞いた話です。Aさんの子どもは、ママ友のBさんの子どもと同じ学校を受けたそうなのですが、掲示板に張り出された合格者をみるとAさんの子は合格、一緒に受けたママ友Bさんの子は不合格。Aさんは気まずさも感じつつ、我が子の合格を喜んでいたそうです。しかし、後日学校から電話があり『先日、合格を辞退するというお電話がありましたが、本当にご本人でしょうか』と言われたとのこと。後々わかったのですが、BさんがAさんを名乗って学校へ合格辞退を申し出ていたそう。もちろんAさんの子は無事に入学できたそうですが、他人事ながら恐ろしい話です」(40代・女性)

ひと昔前にはよく聞いた「お受験ママ」たちのトラブル。現代でもやはりなくなったわけではないようです……。我が子のためとはいえ、他人のフリをして勝手に辞退の連絡をして、そのお子さんは喜ぶのでしょうか?

受験者当人はもちろん、親も気が気ではない受験戦争。時代の流れとともにそのスタイルは変わっていきますが、不安に思う気持ちや心配する気持ちは同じ。まずは受験をする本人の希望を優先し、まわりは陰ながらサポートしていきたいものです。


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<番組概要>
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月~木 13:00~14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
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