全国の“成人式格差”がすごい。ヘリでの遊覧や豪華ビュッフェの自治体とは?

日刊SPA!

2019/1/14 08:50



1月14日は成人の日。全国各地で成人式が行われ、街は華やかな晴れ着に身を包んだ若者でにぎわう。さて、成人式は地元の公民館や体育館を会場とするのが一般的だ。旧友との再会は嬉しくても、式典自体は特に面白いイベントでもなく、お偉いさんたちの祝辞を延々と聞かされて退屈……というケースが大半なのではないか。

しかし地域によっては、「こんな豪華な成人式アリ!?」とツッコミを入れたくなるような事例も見られる。そこで今回は、成人式の“格差”とも呼べる実態に迫ってみよう。

◆千葉県浦安市:人生最初で最後の“晴れ着ディズニー

まずは千葉県浦安市だ。ご存知の通り、会場はテーマパーク・東京ディズニーランド。日本一有名な成人式といっても過言ではないだろう。さすがに全エリア貸し切りではないが、「ショーベース」という劇場で式典が催され、ミッキーマウスらが歌やダンスで新成人を祝ってくれる。オリジナルの記念品も毎年配られるそうで、ファンにはたまらないだろう(昨年度はカードケース)。

◆東京都練馬区:40年以上前から遊園地で開催

お次は東京都練馬区で、遊園地のとしまえんが舞台だ。新成人は晴れ着姿のままローラーコースターやメリーゴーランドなどのアトラクションを楽しむことができ、一生の思い出となるのは間違いない。とはいえ、実際の参加者からは「振袖でずっと外にいなければならないので寒かった」というリアルな声も。

◆千葉県鴨川市:水族館の可愛いアシカがお出迎え

続いては千葉県鴨川市。成人式は水族館の鴨川シーワールドで開催されるのが恒例で、普段はアシカパフォーマンスに使われる「ロッキースタジアム」が会場だ。もちろん、成人式にもアシカが登場してくれる。昨年度は、同館が飼育しているシャチの「ラビー」も20歳になったということで、市長から成人証書が授与された。

◆東京都渋谷区:“若者の聖地”らしく、ライブでパーッと!?

東京都渋谷区の成人式は2015年まで渋谷公会堂が会場だったが、同所の建て替え工事に伴い、現在は明治神宮会館に場所を移している。記念式典とアトラクションの2部構成で、過去には三戸なつめ、平井大、chayといった歌手たちが式を盛り上げてきた。今年度はロックバンドのBURNOUT SYNDROMESが出演予定である。

◆東京都港区:一流ホテルのビュッフェに舌鼓

東京都港区では昨年度、今年度と、成人式の会場に東京プリンスホテルが選ばれている。格調高い同ホテルのなかでも一番広い宴会場(鳳凰の間)を貸し切り、式の後半は立食パーティーとなっているので、世間の人々が抱いているであろう“港区=セレブ”というイメージ通りなのではないだろうか?

◆青森県おいらせ町:ホテルにも負けない絶品料理で祝福

首都圏ばかりでなく、地方にも目を向けてみよう。青森県おいらせ町の成人式会場は、町民交流センター。東京都港区のようにホテルで……というわけにはいかないが、地元の県立百石高等学校の食物調理科に通う調理師の卵たちが、式典後に特製ビュッフェを振る舞ってくれる。成人式の満足感は、会場規模の問題ではなさそうだ。

◆岐阜県坂祝町:ヘリコプターから郷土に思いを馳せるひととき

岐阜県坂祝町(さかほぎちょう)では、町の中央公民館で成人式を行う。これだけ聞くと他の地域と大差ないものの、1981年から続く行事として、新成人をヘリコプターに乗せた遊覧飛行を実施。自分が生まれ育った町を、成人というタイミングで空から見下ろすのは、きっと感慨もひとしおだろう。

◆大阪府阿倍野区:これぞまさに“大人への階段”

最後は番外編だ。大阪府阿倍野区にある日本一の高層ビル・あべのハルカスでは2014年から、成人の日に「ハルカスウォーク 地上300mの成人式」が開かれている。これは地下1階から60階まで、全1637段もの階段を登るイベント。新成人なら大阪府民でなくても参加可能なので、地元の成人式にそそられない人は遠出する価値もアリ?

――昨年度を振り返ると、神奈川県横浜市に本社を置く振袖販売・レンタル業者「はれのひ」が、成人の日当日にいきなり休業するという大事件が起きてしまった。たとえ全国の成人式で充実度に格差があろうとも、全ての新成人が平和な一日を過ごせるよう祈るばかりだ。

<文/A4studio>

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