“異次元俳優”小野健斗「みんなが主演に見える舞台を作りたい!」

ザテレビジョン

2019/1/14 09:00

187cmという高身長と二次元的とも言われるプロポーションを生かし、舞台やテレビを中心に活躍する俳優・小野健斗。

舞台版「おそ松さん」シリーズでは、“びっくりするほどルックスの良い”6つ子「F6」のチョロ松を好演し、舞台発のLIVEツアーも行った。

そんな小野は、1月23日(水)より東京・北沢タウンホールにて上演される、オムイズムvol.2「園園~そのその~」で主演を務める。

20代最後の年の初めに、主演舞台に懸ける思いとは。「初めて話した」と言う、悩み相談の相手“謎のおじさん”の存在も明かしてくれた。

■ 目標を達成できた2018年

――2018年は、3月にスペシャルイベント、8月に東京や千葉、沖縄、大阪をまわるLIVEツアー、そして大みそかにも年越しイベントと、「おそ松さん」に関連するイベントが多かったように思います。

そうですね。特に、F6 1st LIVEツアー「Satisfaction」ができたことは、2018年の大きな出来事でした。僕たちの目標の一つだったので、かなえられてうれしかったですね。

――「おそ松さん」でF6のチョロ松を演じられて、その間にもたくさんの作品をこなされていました。切り替えは難しくないのでしょうか?

僕はONとOFFがハッキリしているんです。ステージから離れたら、結構早く素に戻れます(笑)。キャラクターがはっきりしてる役を演じているからかもしれませんが…。

■ 気付けば30歳を迎える年に

――年末まで大忙しだったと思いますが、お正月はゆっくりできたのでしょうか? 20代最後のお正月だったかと思いますが…。

本当だ! 「平成最後」にとらわれて、「20代最後」だってことに気付かなかったです! 次は30歳で年を越すんですね…。

高校生の時からこの仕事をしているのですが、30代なんて、想像すらできなかったですからね…。もっと真面目にやっていればよかった(笑)。

お正月は実家に帰って、ゆっくりできました。姉と甥っ子を、車で送り迎えしてあげたり…。

姉とは7つ年が離れているので、小さい頃よくかわいがってもらっていたらしいんです。覚えていないですけど(笑)。大人になってからは、街で買い物をしているとカップルと間違われるくらい、仲の良い姉弟ですね。

――今年の抱負はありますか?

以前、共演した富田翔さんがめちゃめちゃ達筆で、感動したことがあるんです。父と姉は絵も字もうまいのに、僕はどちらも下手で。30歳になって字が汚いのって、ダサいなと思ってしまうので、今年は字をきれいに書くように心掛けたいです。全然、芝居と関係ないですね(笑)。

■ 2019年の“初笑い”

――仕事初めが、「園園~そのその~」のお稽古だったとうかがいました。お稽古後に皆さんで食事に行かれているそうですが、もう打ち解けているのでしょうか?

(脚本・演出の)私オムさんもそうですが、出演者にも何人か、共演経験のある人がいて。そうでない人もみんなお酒を飲むのが好きですし、良い雰囲気をつくれていると思いますね。

もともと、僕は気を使われやすいタイプの人間なので…(笑)。威圧しているつもりはないんですけど、なんでだろうなぁ(笑)。自己主張は年々、強くなっているのかなとは思います。自分より後輩の人たちがどんどん入ってきて、「若手」ですけど「若手」とは言われなくなってきていますし。なので、雰囲気づくりは特に大切にしています。

――私オムさんは同い年ということですが。

そうですね。(取材日の時点で)まだ稽古4日目なのですが、演出で求められるポイントが分かりやすいです。感情の流れとか芝居の動きを、すんなり掴むことができました。

――共演者の方とのお芝居では、手応えを感じますか?

篠原(功)さんとは昨日初めて、2人のシーンを稽古したんです。それがすごく楽しくて。篠原さんの目力や芝居の圧を感じて、それを自分の中に取り入れられた感じがして、ニヤニヤしちゃいました(笑)。

篠原さんは芝居で感情を伝える能力がずば抜けている方なので、刺激を受けています。

――今作はシチュエーション・コメディーなのですよね。

シチュエーション・コメディー…久しぶりですね! 実を言うと、コメディーは不得意です!(笑)

笑ってもらえるかの心配や、笑いが起きなかったときのストレスがついて回るので、苦手なんです。

でも、今回はもう“兆し”が見えているといいますか。「いける!」と思えています。その理由はハッキリ分からないのですが、オムさんや共演者の方たちの影響なのかも知れません。

■ 自身とはまったく違う役!

――あまり あらすじが明かされていませんが、「園園」はどういったストーリーなのでしょうか?

バリバリ働いていた警察官がある日クビになってしまって、どうしていいか分からず、公園で過ごしているときにさまざまな人に出会って…という話です。

僕が演じる元警察官の男は、優しさゆえの弱さがあるというか、なよなよしている人ですね。

――では、ご自身とはあまり似ていないですか?

共通点は…ないですね(笑)。僕とは違うタイプの人を演じています。

――小野さんは、普段あまり悩まないタイプなのでしょうか?

1年に1回あるかないかですが、大きく悩むこともあります。とことん“底”まで悩んで、すぐに上がってきます(笑)。

相談相手になってくれる方がいるんですよ。芸能の世界とは全く関係のない仕事をされている方なんですが、親子くらいの年の差があるのに、僕の視点に合わせて相談に乗ってくれる。魅力的な人で、尊敬しています。

悩みはその人にだけ相談するのですが、包み込んでくれるし、時には厳しいことも言ってくれる“謎のおじさん”です(笑)。

面白いのが、その方は絶対に僕の舞台を見に来ないんです。俳優としての僕を見ちゃうと、余計な感情が湧いちゃうからですかね…?

■ “みんなが主演に見える”舞台を作りたい

――俳優さんというのは、作品ごとにチームのメンバーがガラリと変わる、他にないお仕事ですよね。

別の作品で再会することもありますけど、その時の共演が最初で最後になるかも知れないんですよね。だからこそ、一瞬一瞬を大切にしようと思っています。面白い仕事だと思います。

――今回、主演を務められますが、座長としてのポリシーを教えてください。

主演というのはうれしいですが、自分でいいのかなと思うこともあります。だから、「みんなが主演」だと思うようにしているんですよね。

「園園」のようなコメディーは特に、相手がいないと自分の役が成り立たないんです。

僕も「この人とのお芝居を!」と思って、本当に全力で芝居するようにしていますし、そういう気持ちは、今回の現場でみんなで共有したいです。(共演者に)直接は伝えないですけど、芝居で伝わばいいかなと思っています。

変に気を使わずに、全員が自信を持って舞台に立っている作品にしたいですよね。それが実現できているか、ぜひ見に来て感じていただきたいと思います。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/175795/

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