池松壮亮の“宮本浩”がふたたび!ドラマ版キャスト再集結『宮本から君へ』映画化決定

Movie Walker

2019/1/10 07:00

「愛しのアイリーン」や「ザ・ワールド・イズ・マイン」などで知られる漫画家・新井英樹の同名コミックを原作に、昨年4月にテレビドラマ版が「ドラマ25」枠で放送され好評を博した「宮本から君へ」が、このたび映画化されることが決定した。写真家・佐内正史が映画のために撮り下ろした写真が合わせて解禁された。

熱血営業マン・宮本浩がほろ苦く厳しい日常の中で成長していく様子を描きだした本作。ドラマ版では宮本が営業マンとして奮闘する姿にフォーカスした“サラリーマン篇”が描かれたが、今回の映画版では宮本とヒロイン・中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるとのこと。

主人公・宮本浩を演じるのはドラマ版に引き続き池松壮亮。「宮本浩という人は、僕にとってどの歴史上の人物よりも星であり、ヒーローでした」と語るほど原作と役柄を敬愛する池松が、並々ならぬ想いを胸に再び宮本浩を演じきる。そしてヒロインの中野靖子を、こちらもドラマ版から続投して蒼井優が演じるほか、松山ケンイチや柄本時生、星田英利、古舘寛治ら宮本を囲む登場人物たちも再集結。

また、メガホンをとるのはドラマ版で全話の脚本と演出を手掛けた真利子哲也監督。国内外で高い評価を獲得した『ディストラクション・ベイビーズ』(16)など、類稀なる演出力で注目される真利子監督もまた「この物語を完結させるまでは、死ぬに死ねない」と本作に対する強い意気込みをあらわにしている。

原作の中でも“伝説エピソード”として語り継がれている、宮本の闘魂たぎる決闘シーンが映画版で映像化されるとのことで、原作ファンにとっては特に目が離せない作品になりそうだ。今後新たなキャストが発表される予定もあり、続報に要注目。『宮本から君へ』は2019年秋、全国公開される。

<キャスト・スタッフコメント>

●池松壮亮(宮本浩役)

「この原作が手元に来てから、随分と時間が経ってしまったような気がします。ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです。蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました。そのほかキャストそれぞれの、抜群のアクトも楽しみにしていただければと思います。まだ仕上げ真っ最中でどうでるか分かりませんが、生きてゆく覚悟、信じる覚悟、そして人生を感じるような映画になるんではないかと期待しています。傲慢な男ですが、今秋、宮本からあなたへ、よろしくお願いします」

●蒼井優(中野靖子役)

「全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです。体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います」

●真利子哲也(監督・脚本)

「はじめて『宮本から君へ』の映画化に声かけられたのは2012年の夏。十代の頃から読み耽っていた新井英樹さんの原作に、二つ返事で引き受けました。ただ覚悟を決めたところでなかなか実現に及ばず、気づけば6年が経ちました。これだけ時間がかかったのは生半可な気持ちで映画化するような原作ではないからで、集まるべくして集まったキャストとスタッフの面々。

特に池松くんと蒼井さんのこの映画に対する意気込みたるや並大抵ではなくて、その芝居はさることながら、それぞれ歩んできた役者としての人生が重なる奇跡をみたと思える現場でした。平成最後の夏の終わりに池松壮亮と蒼井優を中心に据えて『宮本から君へ』を撮影できたことが、この原作にとって最高の瞬間だったと断言できる映画になりました」

●新井英樹(原作)

「映画版『宮本から君へ』の最初の陣中見舞い。ロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫いに歩いていたときの会話。ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」、池松「俺もですよ」。ドラマの“世界”を構築・牽引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか…と。ドラマ版で観た蒼井優さん扮する中野靖子の輝きは驚きでした。全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。

写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言「真利子には愛はあるけど情はない」(笑)言い得て妙!!いや、真芯だ!!これ表現者として最強なんですよ!!この3人が原作の、ある意味本番パートで“自分こそが一番”と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢を叶えてくれそうです!!」(Movie Walker・文/久保田 和馬)

https://news.walkerplus.com/article/175323/

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