兼高さん「旅の資料館」1年前に訪問、徹子「大スターでした」

 ◇旅行ジャーナリスト 兼高かおるさん死去

 「兼高かおる旅の資料館」は兵庫県淡路市の「淡路ワールドパークONOKORO」内にあり、1985年に開館した。世界中を旅して集めた民芸品や訪れた街のミニチュアなどを展示している。資料館の職員によると、兼高さんは1年ほど前に同館を訪れ「お年は召されていたが、お元気で多くの方とお話をされていた」という。2017年2月に訪れた際には、かつて搭乗したパンナ厶航空機の大型模型が資料館に新たに設置され「思い出がよみがえる」と感激していた。

 ▼黒柳徹子 大変に美しい方で(女学校の後輩の)私たちにとって大スターでした。「兼高かおる世界の旅」を始め、外国へ行くことの楽しさ、いろいろな習慣や文化、そんな中にどんどん入って現地の人たちと交流していらっしゃいました。後に私はユニセフの親善大使になりましたが、行く先々で兼高さんを思い出していました。ドキュメンタリーを切り開いた先駆者で、私たちに与えた影響は凄く大きいものがありました。本当に本当にお疲れさまでした。

 【兼高さんの功績】

 ▼世界1周最短記録 1958年、スカンジナビア航空の主催のコンテストで世界1周早回りに挑戦。東京―ローマ―アンカレジを73時間9分35秒で飛び、世界記録(当時)を樹立

 ▼150カ国 番組で約150カ国を訪れた。地球を180周した計算

 ▼31年間、1586回 「兼高かおる世界飛び歩き」と「…世界の旅」は90年まで続き、個人名を冠した番組としては世界に類を見ない長寿記録

 ▼1人4役 番組では、プロデューサー兼ディレクター兼リポーター兼ナレーターを担当

 ▼南極・北極 1971年、南極点に日本の女性として初めて到達。1989年には北極点に到達した

 ▼歴史的人物とも 旅の中で、ケネディ米大統領(当時)、チャールズ英皇太子、スペインの画家ダリなどと対面

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