兼高かおるさんが死去 「世界の旅」で地球180周 58年には世界早回り記録も

 旅行ジャーナリストの兼高かおる(かねたか・かおる、本名兼高ローズ)さんが5日に心不全のため亡くなったことが分かった。90歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開くという。

 兼高さんはロサンゼルス市立大を卒業後、ジャパン・タイムスなどで活躍。1958年にスカンジナビア航空主催の世界早回りに挑戦し、73時間9分35秒の新記録を樹立。1959年に開始のTBS系の紀行番組「兼高かおる世界の旅」に出演。まだ海外旅行が一般的ではなかった時代に、世界の国々を紹介し一躍有名となった。同番組は1990年まで約30年にわたり放送された。

 放送回数は1586回、訪れた国は約150カ国で、総移動距離は地球を180周した計算となる約721万キロだった。

 兵庫県淡路市の「兼高かおる旅の資料館」名誉館長や横浜市の「横浜人形の家」初代館長も務めた。菊池寛賞、紫綬褒章などを受けた。

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