ハイキング中、100キロ岩の下敷きになった女性 奇跡的に救出される(台湾)

台湾・台東県にある都蘭遺跡付近の河原で、ハイキング中の女性が重さ約100キロの岩の下敷きになる事故が起きた。女性は重なった岩の上に座って休憩していたが、立ち上がった瞬間に岩が転がり下敷きになったという。『蘋果日報』『中時電子報』などが報じた。

事故があったのは7日の午前8時30分頃。「岩の下敷きになって動けない。遺跡に自転車を止めて、歩いて30、40分のところにいる」と119番通報があった。レスキュー隊は通報を受けてから約1時間後の9時26分に女性を発見。当時、女性の意識ははっきりしていたが、腰と臀部を岩に圧迫され、足の色が変色していたそうだ。すぐに病院へ運ばれ、現在の状態は落ち着いているという。岩の下敷きになりながらも電話で助けを呼ぶことができたのは、まさに不幸中の幸いだった。

都蘭遺跡は台東県東河郷都蘭村に位置する台湾の東海岸巨石文化を代表する遺跡だ。オーストラリアから旅行に来ていた楊さん(24歳)は自転車に乗って一人で遺跡を訪れ、先住民族アミ族の古い石棺を鑑賞した後、徒歩で付近を散策し谷へ下りた。高さ2メートルほどの大きな岩の上にやや小さな岩が重なっているのを見つけ、岩にのぼって休憩したが、岩を下りた際に座っていた岩が転がり、うつ伏せに倒れた楊さんの背中の上に落ちたという。

岩は小さいとはいえ約100キロもあり、背中と臀部を負傷した楊さんは動けなくなった。幸い携帯電話が手元にあったため、自ら119番通報し無事救出に至った。現場が分かりにくい場所だったことも含め、レスキュー隊の一人が「あなたは運がいいよ」と声をかけると、楊さんは「本当にラッキー」と答えたそうだ。

事故を知った地元アミ族の人は「あの辺は不用意に触ったり、軽はずみに話をしてはいけない場所」と明かしており、特に年配の人々にはタブー視されているようだ。「ただの言い伝えだが、こういう場所では気をつけた方がいい」と話している。

画像は『中時電子報 2019年1月7日付「影》長腿外國妹遭巨石壓傷 東河消防分隊順利搶救」(莊哲權攝)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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