お湯を入れてシェイクするだけ! 一食分の栄養を摂れるスープ

マイロハス

2019/1/8 21:45


フランスのスタートアップ企業「Feed.」(フィード)によって発売されたあるものが、たちまち人気となり、数々のビジネス誌やニュースで話題になりました。

それは、持ち歩きのできるパウダーの入ったボトルです。
feed. パウダーボトル

一見おしゃれなデザインのボトルですが、実はこれ、一食分(約650kcal)の栄養を網羅した栄養食品なのです。ボトルに水かお湯を注いで45秒間シェイクするだけで、クリーミーな口当たりのスープができあがります

コンビニランチよりも安く、栄養価値が抜群に高い


「Feed.」のオーナーであるアントニーさんは、仕事に追われ、ランチを買って食べる時間すらなく、そのままやり過ごすことが多々あったそうです。そのことから、おいしく栄養もきちんととれ、お腹も満たされる、この便利な携帯食品を思いつきました。

ダイエット食品でもエネルギー補給食品でもなく、あくまでも一食分の食事をコンパクトに、おいしく、手軽にとれるというところが、今までのものと一線を画しています。
アントニー・ブルボンさん
「Feed.」の創設者アントニー・ブルボンさん。2017年1月に会社を設立

フランスの街なかには、「カルフール」や「オション」と呼ばれるコンビニタイプのスーパーがあり、学生や働く人が手軽に安く買えるランチも売っています。ただ実際は、三角形のサンドイッチパックやパスタボックスなど、必ずしもおいしいとも栄養があるとも言えないようなものばかり。

アントニーさんは、それらを食べるよりは、「Feed.」のボトルを飲んだ方がずっと健康にいいという気負いを語っています。特に、お金に余裕のない学生や、食べる間も惜しんで仕事する人をターゲットに、3ユーロから7ユーロで買える商品をラインアップしました。

パウダー入りボトルのほかにも、バータイプのもの、デザート用のドリンクタイプもあります。また、学生には15%の割引きをきかせました。
Feed バータイプ
レモン風味をさくさく食感でいただく「BARRE Citron Amarante」(3.9ユーロ/約500円)。スーパーフードのアマランサスのスフレ、レモン、米、アガベシロップ、アーモンド、トウモロコシ、アカシアなどを使用。全部で8種類がラインアップ。
feed. ドリンクタイプ
10種類以上のサンプルを作り、200人の試飲によって選びぬかれた味「BOUTEILLE Fruits rouges」(4.9ユーロ)。イチゴ、フランボワーズ、豆乳、オートムギなどを使用。ドリンクタイプはデザート用も含めて全3種類。

このコンセプトはたちまちフランスの消費者のニーズに合致し、「Feed.」の商品は国内のスーパーにまたたく間に展開され、急激に売り上げが伸びたのです。

ティエリー・マルクスとのコラボも大好評。パウダーの気になる原材料は?


パウダー入りのボトル(3.9ユーロ/約500円、全9種類)の人気の秘訣は、そのコンセプトのみならず、原材料と満腹感にあります。材料はすべて、品質が保証された国内での生産で、ヴィーガン、グルテン・フリー、ラクトース・フリー、OGM不使用と徹底されています。

なかでも、世界各国に星付きレストランを展開するフランス人シェフ、ティエリー・マルクス氏が監修したパウダー入りビオ・ボトルの2種(7.9ユーロ/約1,000円)は話題を呼びました。

ひとつは、イチゴ、バジル、パセリ、くり、米、ひまわりの種、ココナッツミルク、カレーノキ、シイタケなどを原材料とする「イチゴとバジル(ビオ)」味。ビタミンA,B群、C,D,E,Kや、マンガン、セレニウム、カルシウム、銅、ヨウ素などのミネラルがたっぷり含まれています。もう一つは、「トマトとオリーブ(ビオ)」味で、現在は品切れになっています。

ジャーナリストが10日間、1日3食「Feed.」を食べる実験を行なった

メジャーとフォーク
image via shutterstock

フランスの男性ジャーナリストが、「Feed.」の栄養効果を実感するために、10日間「Feed.」しか摂取しない生活を送りました。当然のことながら、周囲からは冷ややかな呆れ顔をされたものの、このボトルのスープは半日間一切お腹がすくことはなかったそうです。

一方、唯一辛かったことも語っています。

辛かったのは、リキッド状のものしか口に入れていないため、何かを噛みたいという衝動に駆られること! 人間は原始の時代から歯を使って物を食べて来たため、これは自然の摂理と言える。

(「fronceinfo」より翻訳引用)

10日間「Feed.」づくしの生活が終了しても、体重はほとんど減らなかったそう。このことから、栄養バランスとカロリーが通常の食事と変わらないことが分かります。一方、おしり周りが3cm、ウエストが1cm細くなって少しスリムになったと言います。

ただこの実験は、極端な例なので真似することはおすすめできません。
食事するカップル
image via shutterstock

オーナーのアントニーさんは、こう語っています。

「Feed.」はあくまでも食事をとる時間がない時のためのものと語っており、本人も週に3~4回ランチとして摂取している。

(「fronceinfo」より翻訳引用)

フランス発、美味なるパウダー入りボトル栄養食。パリジャン達の支持を得て、今後はヨーロッパ全土、アメリカへと展開されていく予定です。フランスを訪れる日本人に人気のスーパー「Monoprix(モノプリ)」でも購入できます。

※円価格は1ユーロ=130円にて計算

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[Feed.]

当記事はマイロハスの提供記事です。

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