谷原章介、落語のシーンが4つに増えていて「話が違うじゃない(笑)」 自身の“ライバル”も明かす

1月12日(土)に、谷原章介が主演を務める「BS笑点ドラマスペシャル 五代目 三遊亭圓楽」(夜7:00-8:54、BS日テレ)が放送される。

本作は、2017年10月に放送された「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」に続くシリーズ第2弾で、国民的長寿番組「笑点」(毎週日曜昼5:30-夜6:00、日本テレビ系)の現在の番組スタイルを作ったと言われる、五代目三遊亭圓楽の人生をドラマ化したもの。

仲間たちの出会いや妻との恋物語、「笑点」誕生秘話など、彼が落語の世界に飛び込んでからの波瀾万丈な人生を描いている。

そんな五代目三遊亭圓楽を演じる谷原に、出演決定時の気持ちや撮影のエピソードを聞いた。

■ プロデューサーの熱い思いにこたえたくて…

――第1弾の「―桂歌丸」にもご出演されていた谷原さんですが、今回の第2弾へのご出演の話を聞かれて、どんなお気持ちでしたか?

前回出させていただいたのは1シーンくらいだったのですが、今回は主役で。落語の場面もあり、なおかつ圓楽さんを演じるだなんて「僕では力不足ですから」と言っていたのですが、プロデューサーの方に熱く説得していただき、決意しました。

――プロデューサーの方とどんなお話をされたのですか?

黒川(浩行)さんというプロデューサーなのですが、黒川さんは前作「―桂歌丸」、そして桂歌丸さんへ強い思い、愛情がすごくある方で。前作からつながるように、このドラマシリーズを続けている様子を「天国の歌丸さんに届けたい」とおっしゃって、そんな黒川さんの想いに僕もこたえたいなと思いました。

今作を歌丸さんに見ていただけないことは残念ですけど、天国から「こんなんじゃなかったよ」とか「こういうことあったね」とか、面白おかしく冗談を言ってくださるのかなって思いながら、みんなで一生懸命作りました。

■ “肝”は落語。「難しかった」

――谷原さんが演じられる、圓楽さんへはどのような印象をお持ちですか?

小学校のころから「笑点」の司会者として見てきましたので、結構背が大きくて豪快に笑われる方という印象だったんです。

でも実際に撮影をしていると、そんなテレビで拝見していた姿からは想像がつかないほどのいろんな紆余曲折があったことを知りました。あれはある一面で、人間ですから多面的な要素を持っていらっしゃる方だったんだなと思いました。

――台本を読まれて、いかがでしたか?

やはり肝は、「落語」ですね。僕はお芝居やナレーションなど、言葉を使うお仕事をさせていただいていますが、全然違いました。

はなし家さんは、いろんなキャラクターを30分くらい1人で演じ切って、さらにそこにいろんな和服の所作を盛り込んでいる。これが難しくて、話すことを意識すると所作がおろそかになるんですよ。逆に所作を意識すると逆になってしまって…。総合話芸だなと思いましたね。

――撮影は順調でしたか?

OKも出てすんなりと終わりましたが、“覚えてることが形としてちゃんとできた”ということと、見ている人に「この人の話聞いてみたい、面白い」と思っていただけるように“人を話に引き込む”というのはまた別の話じゃないですか。

なかなか、役者が古典芸能を一朝一夕にはできないですよね(苦笑)。少しでもいい仕上がりになっていればいいなぁと願っています。

――練習はどのくらいされたのですか?

見ていただいたのは30分~1時間くらいですね。圓楽さんのお弟子さんである、三遊亭愛楽さんに稽古をつけていただき、とっても良くしていただきました!

■ 4つの落語に挑戦することに!「話が違うじゃない(笑)」

――1時間とは、短時間ですね! 大変でしたか?

今回4つの落語に挑戦させていただいたのですが…。もともと黒川さんには「3つのうち1つだけしっかり落語をしてもらう」と言われていて、「2つはナレーションバックなのかな、なるほど」と思っていたんですが、台本を見たら3つになってたんですね。

「え、話が違うじゃない(笑)」と思っていたら、さらに、劇中に圓生師匠(佐野史郎)に稽古をつけてもらうシーンがあることが分かりまして。

落語の稽古ですから、ただオウム返しのようにやるわけではないじゃないですか。「これは4つ目も覚えなければいけないな…」と悟りました(笑)。黒川さんにも「落語を格好良く決めているシーンが欲しいんだ」と説得されて「じゃあやります」となりました(笑)。

ただ稽古当日に愛楽さんが、「“てにをは”なんて大事にしないんですよ」とアドバイスをくださったんです。

「多少言葉が前後したり、“奥さん”が“かみさん”になってしまったとしても、本筋があっていればいんです」とおっしゃってくれたので、とっても楽になって、そのおかげで落語に対する恐怖心がだいぶとれましたね。とはいえ、一言一句ちゃんと覚えました。

■ 谷原章介のライバルは、同期の彼

――立川談志役の駿河太郎さんとのシーンが多いと思いますが、駿河さんとはどんなお話をされましたか?

実はまだ一緒のシーンを撮っていないんです(取材時)。飲み会で6年くらい前に1度お会いしただけなんです。細かいところは実際にお会いして、お芝居をやってみてお話していこうと思っています。

――ドラマでは、圓楽さんと談志さんは、お互いに切磋琢磨し合える“ライバル”のような関係ですが、谷原さんにとってそんな方はいらっしゃいますか?

同期の藤木直人は、デビューも年齢も一緒で、誕生日も近いんです。なので、彼はライバルでもありますし、彼が先行してずっと頑張ってくれているから、僕も追っかけて来られたっていう気持ちがありますね。

――最後に、ドラマの見どころをお願いします。

国民的番組の「笑点」で、いつも面白おかしく笑いを繰り広げてるメンバーたちが、実はいろんな悩みや紆余曲折があったということが描かれてます。ここまで愛される番組になるまでのドラマがいっぱい詰まっている作品です。

僕自身の見どころは、落語のシーンもそうですが、奥さん(貫地谷しほり)とのシーン。そして、圓生師匠と女将さん(財前直見)とのシーンや、スナックのママ・明美さん(黒谷友香)とのシーンも印象的です。圓楽さんは女性の方々に多く助けられ、頑張ってこられたことを知りました。決して、女遊びをしていたということではないですよ!(笑)。

さらに、黒川さんの「笑点」への愛をこのドラマから感じていただけたらうれしいです。ぜひ、ごらんいただきたいと思います。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/175234/

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