ZOZO前澤社長「1億円バラ撒き」100万円を手にしたのはこんな人! 批判はあれど良企画だった

wezzy

2019/1/9 00:15


 ZOZOTOWNの前澤友作社長が、新年早々Twitterで繰り広げた「総額1億円お年玉企画」。前澤氏のアカウントをフォローし、当該ツイートをリツイートするだけで、100名に100万円が当選するというもの。100万円の威力はすさまじく、リツイート数は550万以上に膨れ上がり世界新記録を樹立した。

応募は7日の23時59分で締め切られ、前澤氏は8日の朝から順次、当選者へ個別DMを送っていたようだ。そして8日午後現在、複数の当選者がツイッターで喜びや感謝の言葉を投稿している。

では、幸運を手にしたのはどんな人たちか。自己申告制ではあるが、続々と寄せられる当選報告を見てみよう。たとえば、「教科書のラップ化」を標榜する人気YouTuberのCo.慶応や、「広島に全額寄付したい」という学生、「アジアのおじいちゃんおばあちゃんの笑顔をつくる旅に出かけます!」という老人福祉事業の経営者、「日本の民藝を取材して、日英語で発信する旅」を目指す画家、「当選したら10代~20代限定で海外航空券をプレゼントしたい!」と表明する“旅のプロ”などなど……。

当選者のひとりで資格取得のため猛勉強中とみられる男性は、前澤氏から<たまには朝起きて勉強してご飯食べたあと、思いっきり100万円使ったりもしてみてください!笑>、とねぎらいの言葉をかけられたと明かしている。また、「僕以外の99人がどのようにこの100万円を使うか、密着していく番組を作りたいと思います!」と表明し当選した放送作家は、前澤氏から<99人のドキュメンタリーも面白い!>とのエールが送られたようだ。

このような当選者たちには共通点がある。有名無名によらず、それぞれに夢や目標があって、100万円の明確な使い道を表明していたこと。そして、何かしら他者のためになることを考えていたということだ。

たしかに、前澤氏は6日に次のようにツイートしていた。

<みんなが欲しいのはお金じゃなくて夢なんだなって思う。100万円あったら〇〇に使いたいの〇〇が、友達や家族や社会や動物や、多くの自分以外に向けられていてなんか泣けてくる。日本、まだまだ捨てたもんじゃない。たくさんの夢がある。RT数が日本記録更新とのこと。うん、夢がある。ありがとう。>

前澤氏は無作為に当選者を選んだわけではなく、それぞれ見どころのあるユーザーを恣意的に選び、100万円の“資金”を渡したということだろう。実態のない捨てアカウントや、使い道のコメントなしでリツイートだけしているアカウントは、選ばれなかった。

そして8日午後、100名の当選者にDMを送り終えた前澤氏は、<お金は使い方次第でこんなにもドキドキできるんだなと。これからももっともっと皆さんに楽しんでもらえるようなお金の使い方していきます 今後ともよろしくお願いします。>と呟いた。入金作業など事務的なやりとりはまだあるだろうが、前澤氏の「総額1億円お年玉企画」は、これをもって無事に終了したようだ。

ちなみに、前澤氏は<あまりにも好評でしたので、いずれ第2弾もやりたいと思いますが、、、>とも。今回はチャンスを逃した人も、第2弾はぜひ参加してみてはどうだろうか。現状は人に言えるような夢や目標がないという人も、これをきっかけに奮起するのだって、大いにアリだ。

前澤氏は「1億でフォロワーを買った」?
 2019年早々、大いに盛り上がったお年玉企画だったが、前澤氏への批判も少なからず見られていた。

前澤氏のツイッターのフォロワーは2018年末の時点で約50万だったが、今回の企画によって瞬時に589万フォロワー(8日午後現在)にも膨れ上がっている。これによって日本のツイッターフォロワー数ランキングの第2位に躍り出た(1位は有吉弘行の約700万人)が、一部からは「1億でフォロワーを買った」「現ナマにモノを言わせてる」などと批判じみた声もあがっている。

落語家の立川志らくは、ツイッターで「当選した人は何割かを被災地に寄付する条件をつける」などの計らいを提案し、「百万欲しさに庶民がリツイートしている姿が屋上からのバラマキに群がる人々になってやしまいか」「自分の金なんだから何に使おうが勝手だという意見がちらほら。間違っていない。でもそういう考えが1番下品」と警鐘を鳴らした。

また、前澤氏の偽アカウントや、当選をうたう詐欺アカウントも出没した。被害にあったユーザーがいなければ良いのだが……。

また、この祭りの盛り上がりと時を同じくして、本業のZOZOTOWNについてもネガティブな報道も続いていた。5日の東洋経済オンラインには、ZOZOTOWNから国内大手のアパレルが撤退したことを受け、「ゾゾ離れ」を唱える記事が掲載された。また、同日の東スポwebにも、4日開かれた東京株主市場で、ZOZOTOWNの株が大幅に続落、時価総額も激減したことを報じている。

こうしたネガティブなニュースが出れば、世間からは「遊んでないで“本業”をしっかりと!」などと苦言が飛ぶのがお決まりだろう。ただ、月旅行を企図したり、女優・剛力彩芽との交際オープンにしたり、はたまたTwitterで1億をバラ撒いてみたり……その一挙手一投足が話題となる前澤氏が今現在、“時の人”であることには間違いない。よくよく考えれば、イチ企業の経営者がここまで世間をかき回すのも、すごいことである。

2019年も、前澤氏はさまざまな話題を振りまいてくれることには相違ないだろうが、できることなら今回のように明るく楽しく、そして巨万の富を再配分するようなものを……と期待したい。

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