ユニクロのカシミヤセーターを自宅で洗濯&長持ちさせるコツ

日刊Sumai

2019/1/8 21:30

ユニクロのカシミヤセーターを自宅で手洗いして、本当に失敗なく洗濯できるのか検証してみました。
ユニクロのカシミヤセーターは、お手頃価格で購入したからこそクリーニング代を節約しながら着心地の良さと風合いを保ちたい。
そんな相反する気持ちを解消する一助になれば幸いです。
洗濯機で洗ってはいけないの?
ユニクロのカシミヤセーター
ユニクロのカシミヤセーターの洗濯表示を見ると「ドライクリーニングに出してください」の一文が。
洗濯表示を見ると「石油系溶剤による、弱いドライクリーニングができます」を表すマーク以外、すべてバツ。
そもそもウエットクリーニングもバツ。バツの多さに、正直、手洗いでの洗濯を諦めたくなります。
今から遡ること10数年前。我が夫が、自分のものを洗うついでに…という親切心で、買ったばかりのカシミヤ混のカーディガンを洗ってくれたことがあります。
ネットに入れ、洗濯機の手洗いモードで、オシャレ着用洗剤を使用したにも関わらず、カーディガンは大幅に縮み、二度と着られない状態に。
以来、カシミヤ製品を洗濯機で洗うことに恐怖心があり、今回は、面倒ですが手洗いで洗濯をすることにしました。

洗剤はウール&カシミヤ専用品をチョイス

ウールカシミヤシャンプー
ネットで調べると、一般的なオシャレ着用洗剤や人間用のシャンプーでも大丈夫そうでしたが、今回は絶対に失敗したくないんです!
そのため、ネット上の口コミ評価が高かったザ・ランドレスの「ウールカシミヤシャンプー」を選びました。
少々値段は張りますが、カシミヤセーターをドライクリーニングに2~3回出せば回収可能な金額です。
それに、繊維の宝石・カシミヤをちょっと上質な洗剤で洗うなんて、テンション上がるじゃないですか!
リンスをしなくてもふわふわに仕上がるという口コミもちらほら。これ1本で大丈夫そうなのも選ぶポイントになりました。
平干しネット
一緒に購入したのが、平干しネット。今までは、角ハンガーの上部に載せて干していましたが、風で揺れると落ちてしまうという難点が。
思い切って今回、洗剤と一緒に購入しました。
ネット
メッシュ生地のベルトが上下に2つ取り付けられていて、ここにセーターを挟んで干せるので、落下の心配はなさそうなのが決め手になりました。

洗面台を使って洗濯開始
洗剤の使用量は、30リットルにキャップ2杯。我が家の洗面ボウルの容量を調べると5.2リットルとあります。
洗面台の排水溝に栓をし、洗剤をキャップに1/3量を入れようとしたところ、まるでデンプンのりみたいにトロッとしていて、適切な量をキャップにとるのがとても難しかったのです。
また、キャップに残ったものは、水の中でキャップをジャブジャブと洗わないとすべて取り除くことができなかったのが予想外の出来事でした。
無印良品の洗濯ネット
カシミヤセーターを無印良品の洗濯ネットにきちんと畳んで入れたら、洗面台へ。

ネットに入ったカシミヤセーターを両手でゆっくりと押して、水を含ませます。
ぬるま湯にするか悩みましたが、今回は迷わず水を選びました。温度が高いと縮んでしまうからです。
洗うときに注意すべきは、ひねったりこすったりしないこと。
ゆっくりと上から押し沈め、浮いてきたらまた押す。この動作を1~2分の間、ゆったりと繰り返します。
排水溝を開け水が流れ切っても、泡が残っています。
セーターを手前に移動し片手で押さえながら、もう片方の手で泡を排水溝にかき集めて水を流し、泡が消えたら排水溝に栓をして水をため、押し洗い。
この動作を数回繰り返します。

摩擦が起こらないように注意して日陰で平干しを
カシミアの洗濯
洗剤を洗い流し終えたカシミヤセーターを洗濯ネットから取り出して、セーターを畳んだまま、同じ幅に折り畳んだバスタオルの上に載せます。
そして、端からキツくクルクルと巻いて、水を絞ります。
このときも、ぎゅっとねじったりひねったりしないように気をつけます。摩擦が起こると、縮んでしまうからです。
セーターが含む水分をタオルに移していくようなイメージで丸めていきました。洗濯機の脱水モードでも大丈夫そうですが、今回はマシンに頼らずに進めていきます。
カシミヤセーターが含んでいた水分をバスタオルが吸い取り、カシミヤセーターの表面が少しふっくらと毛羽立っていました。
カシミヤの洗濯
洗ったカシミヤセーターを、平干しネットに広げて日陰で干します。見たところ、縮みはなさそうです。
陰干しで、朝9時すぎに干して、15時過ぎには乾いていました。カシミヤ独特のフワフワ感が残っていて、ひと安心です。
乾いたカシミヤセーターを着てみた筆者個人の感想ですが、縮みはほとんどなし。
ちょっと気になる深いシワは、衣類スチーマーを当てることで解決できました。また、毛玉が新たにできているということもありませんでした。

洋服ブラシを使えば、より長く風合いを楽しめる!
衣類はどんなものでも、洗濯すれば傷むもの。だから洗濯の回数は少ないに越したことはありません。
汗染みや食べこぼしがついてしまったらすぐに洗うべきですが、カシミヤセーターは下着やシャツの上に着るものですから、洗う頻度はそう多くなくても大丈夫そう。
むしろ、手洗いで洗濯するのは面倒なので、できれば少ないほうがいいですよね!
そこで今シーズン、ユニクロのカシミヤセーターを3枚購入した筆者が入手したのは、カシミヤ用の洋服ブラシ。
カシミヤには、やわらなかくてきめ細かい質感の馬毛のブラシを使うのが一般的のようですが、今回、筆者が選んだのは、江戸屋製のカシミヤ用ブラシ。
価格が魅力的だったこと、そして、豚毛ながら二段植毛になっていて、毛先でやさしくホコリを払うことができるからです。
ブラシ
カシミヤセーターを着用後、ブラシで軽くブラッシングするだけで、繊維の中に入り込んだチリやホコリを取り除くことができ、生地の弾力や風合いをより長く保つことができます。
こすれて毛玉ができやすい脇の下あたりは、ほかよりも少しだけ念入りにブラッシングしています。
そのお陰か、しょっちゅう着ていても毛玉ができづらく、洗濯もよほどのことがない限りしなくて済んでいます。
ブラッシングの所要時間は2~3分。
お手頃価格で手に入れたカシミヤセーターでも、日々のちょっとしたお手入れを忘れなければ、長く風合いを楽しむことができるんだと痛感しています。

【参考】
※ 株式会社ユーティーオー
※ 林田株式会社

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