無印良品の冷食餃子 vs 味の素「売り上げ日本一の餃子」



平成という1つの時代が終わろうとしているが、冷凍食品界は戦国時代まっただ中。次から次へと美味しくて便利な商品が開発されては、しのぎを削る戦いが繰り広げられている。消費者としてはありがたい限りだが、中でも餃子界の戦いは熾烈を極める。

売り上げ日本一の「味の素の餃子」が覇権を握っているように見えるものの、大阪王将が冷食ながらフタなしで羽根つき餃子を作れる方法を編み出すなど、戦局はまだまだ動きそうな気配がするのだ。他社にないストロングポイントが光れば、どこが天下統一してもおかしくない!

・無印 vs 売り上げ日本一
これからどう進化していくのか──という時に冷食界へ殴り込みをかけたのが無印良品。2018年秋から冷食界に進出すると、低迷からV字回復したブランド力に加え、化学調味料を使っていないことでシェアを広げようとしている。

しかしながら、餃子はちと相手が強すぎるかも。売り上げが日本一の味の素餃子、さらには大阪王将などといった高い壁が立ちはだかる。んで今回は無印良品のポテンシャルを測ってみたワケだが、どこまで通用したのかは以下の通りだ。

・高めの値段設定
用意したのは「国産黒豚肉入り餃子(20個入り)」「国産豚肉と野菜の餃子(20個入り)」「国産野菜と生姜の棒餃子(8個入り)」。いずれも450円。個数は違えど他社が200円くらいで売っていることを考えたら、そこそこ高めの値段設定だ。棒餃子に関しては、1個あたり約60円と冷食にしてはかなり高い。

で、作ろうとしたら面倒なことが判明した。というのも、餃子を作る過程で水や油を自分で加えないといけないのである。普段から料理をしている人からしたら大きな問題ではないかもだが、逆の場合はどう作ればいいのかイマイチ分からずに苦労してしまう。

それもそのはず、今の時代だと水や油なしで作れるのがデフォ。ましてや大阪王将にいたってはフタさえいらないのに職人のような羽根つき餃子ができるから、水と油を自分で加える作業はマイナスポイントになってしまう。まぁその分、他と違う美味しさが秘められているのかもしれないが……。

・無印の餃子を実食
そして無印の餃子を試行錯誤して作って食べてみたら、確かにウマいことはウマい。中身も申し分ないくらいギッシリ詰まっているし、健康のことを考えて作られたんだろうな~ということも餃子から伝わってくるかのようだ。ただ……

やはり作業の面倒さと値段を考えると、個人的には味の素の餃子をはじめとする他社に軍配が上がるように感じた。早い・安い・ウマい。これらが揃っている上に楽チンまでついてきたら、どうしても無印良品の餃子は霞んでしまった。

・無印も値段の分ウマい
それでも無印良品は確かにウマい。肉と野菜の食感はもちろん「国産野菜と生姜の棒餃子」の生姜は、高いクオリティーで提供しているなと感動さえしたことは言っておきたい。体感で2倍くらいかかった時間を短縮、そして難しいかもしれないが安い値段でラクも提供してくれたら……と思わずにいられない。

参考リンク:無印良品「国産黒豚肉入り餃子」「国産豚肉と野菜の餃子」「国産野菜と生姜の棒餃子」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
★こちらもどうぞ → シリーズ「冷凍食品検証」

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