稀勢の里、初場所に“進退かからない”? 「絶対に引退させない」周囲の思惑で……

日刊サイゾー

2019/1/8 01:30


 1月13日に初日を迎える大相撲初場所に間に合わせるため、横綱・稀勢の里が正月返上で稽古に励んでいる。稀勢の里といえば、昨年の春場所と夏場所、さらに名古屋場所と3場所連続で全休。9月の秋場所で10勝を上げたが、一人横綱として出場した11月の九州場所では、初日からまさかの4連敗を喫して5日目から休場。まさに、崖っぷちの状況に追い込まれている。

限界説がささやかれる稀勢の里に、相撲関係者は「3~4年前まで体が頑丈なことで有名な関取でしたが、最近は年齢からくる衰えなのか、度重なる故障に悩まされています。ケガが続くことで、稽古量が落ちてしまい、衰えに拍車をかけています。特に下半身がモロく簡単に土俵を割ることも珍しくありません。黒星が先行して、また途中休場ということになれば、初場所の最中に引退表明ということも十分考えられます」と話す。

一方で、稀勢の里に引退されては困る事情もあるという。そのワケとは。

「角界では稀勢の里に2020年まで現役を続けてもらい、東京オリンピックの開会式で土俵入りをしてもらいたいという声が飛んでいます。そもそも八百長騒動の後、相撲人気が回復したのは、稀勢の里のおかげと言っても過言ではありません。両国で行われる本場所のチケットは即日完売で、いまやプラチナチケットとまで言われています。稀勢の里が引退することで、再び相撲人気が落ちてしまうのではないかという懸念がありますよ」(同)

なかなか出場しない稀勢の里が、今の相撲界の一番人気を背負っているという状況になっている。

「それだけに『初場所で、負け越したり、休場したりしても、次の春場所で進退をかければいい』『初場所に進退はかかっていない』『引退はまだ早い』と口にする親方衆もいます」(同)

“和製横綱”ということで、周囲は寛容な姿勢で推移を見守ってきたが……このままでは、初場所で結果が出なくても、現役続行か引退かの結論は、また先送りになりそうだ。

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