カラテカ入江、年商1億円を稼ぐ“社長”の顔「芸人を続けるために会社つくりました」

日刊SPA!

2019/1/7 08:52



この男、もはや入江社長と呼んだほうが正しいのかもしれない――。

お笑いコンビ、カラテカとして活動する傍ら、3年前に立ち上げた会社「イリエコネクション」社長としても成功を収めつつある入江慎也氏。これまでも人間力や人脈の築き方などに定評があったが、それをビジネスにも生かしている。

「僕が複業(※)で立ち上げた会社は企業PR、コンサル、商品開発が主な業務です。社長さんたちとお付き合いをして人脈を広げていき、そんな点と点の人脈を繫げて新しいビジネスを生み出しています。あと、最近は男性向けの『モテ・コンサル』もやってますね。服装や美容室の選び方から、LINEの文章までアドバイスする。『そんなに延々とお天気の話をしててもダメだよ!』みたいに。結果として3年前に年商約1000万、昨年は約6000万、そして今年は1億と順調に成長してます」

※複業……副業(サブの仕事)ではなく本業と並び立つような複数の職業をもつこと

もはや実業家を名乗っても差し支えない成功ぶりだが「芸人を辞める気はない」と、きっぱり。むしろ、すべては「カラテカ入江」を続けるためにやっているという。

「芸人の世界って、基本的に後輩の分は全部先輩が払うんですよ。でも舞台を手伝ってくれた後輩にはお礼としてメシを奢りたいけど、お金がないとそれさえも厳しい。だから芸人を続けるお金が必要なんです。お金があればお笑いの仕事に対するアプローチの選択肢が増えるし、複業を生かして番組にも出られるわけです。極論、テレビに出るために複業をやってます」

『さんまのお笑い向上委員会』に出演したときも、複業トークで大いに話題をさらった。

「僕はこうやってドロくさくやっていきますよ。逆に、キングコングの西野なんかはもっとクリエーター気質なんですよね。オンラインサロンがすごい成功しているじゃないですか。僕はああいうふうにスマートにはやれないんで」

最近では相方の矢部太郎氏も著作が手塚治虫文化賞短編賞に輝くなど、カラテカは2人して複業で大成功しているコンビと言える。

「実は3年前、矢部とカラテカの将来をじっくり話したことがあって。『カラテカは続けていこう。俺は(芸人として生きるために)会社つくるわ』となったんですよ」

そんな入江氏の社長業における今後の展望はどうなのか?

「実は元芸人や元スポーツ選手たちのセカンドキャリアのマッチング業をやろうと動いてます。セカンドキャリアで悩んでいる人は多いけど、一方でそういう人を求める企業側の人脈も結構あるんで。今は深刻な人手不足社会なのでニーズは高いと思います」

次々にビジネスを立ち上げる入江氏だが、複業で成功するコツはどんなところにあるのか?

「まずは都心に住むこと。家が遠いと人と会う機会が減るし、おのずとチャンスを失います。成功してる人はスピードが違うんですよ。そういう人と会ってると自分のスピード感まで上がるんです。ドラゴンボールに例えると、地球で強敵と戦い続けたベジータは、フリーザの横でぬくぬくしてたキュイより圧倒的に強くなってましたよね。あれですよ、あれ」

自らをあえて厳しい環境に置き続けることで、この「最強の複業力」が身についたのだ。

《これから稼げるテーマは?》

●モテる「これは実際に後輩の会社がやってるのですが『モテ・スクール』が中年童貞の人から大人気だそうです」

●人材「人手不足が叫ばれるなかで、有能な人を求める社長さんは多い。マッチングビジネスに商機ありです」

【入江慎也氏】

「イリエコネクション」代表、’77年、東京都出身。矢部太郎と’97年にコンビ結成。年間で約100人の社長と会食するなどとてつもない人脈構築力を持つ。新刊『入江式のしあがる力(ちから。)』が発売中

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