「働き方改革」推進によって、大きく変化する“2つのこと”とは?

TOKYO FM+

2019/1/6 19:00

秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。1月5日(土)の放送では、厚生労働省 労働基準局労働条件政策課の高橋亮さんに、「働き方改革」をテーマに話を伺いました。


秋元才加(左)とJOY

働き方改革とは、働く人たちがそれぞれの事情に応じて、多様な働き方を自分で選択できるようにするために国が進めているものです。現在、日本は少子高齢化が進んでいて、働き手が減少しているだけでなく、育児や介護との両立など、働き方に対するニーズも多様化。こうした状況に対応するために、AIなど革新的な技術を導入して生産性を上げることが求められています。

また、このまま働き手が減り続けると経済や社会全体の成長が鈍ってしまいます。働き方改革によって、さまざまな働き方が選択できる社会を実現すれば「経済が成長し、私たちの賃金も上がり、自分の意欲や能力がきちんと社会で発揮できるようになる」と高橋さんは言います。

2018年7月、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」が公布され、2019年4月から順次施行されていきます。これにより、従来の働き方から大きく変わる2つのことについて、高橋さんが解説してくれました。

1つ目は、「時間外労働の上限が規制されること」です。これまで法律上は残業時間の上限が設けられておらず、労働者側と会社側が相談をして合意していれば残業時間を伸ばせました。しかし、今回の法改正によって、労働者側と会社側で合意があった場合でも、1ヵ月で100時間を超える残業や、複数月の平均が80時間を超える残業はできなくなると高橋さんは説明。これに違反した会社は、罰則が科せられます。

2つ目は、「毎年、有給休暇の確実な取得が必要になること」。これは、10日以上有給休暇を持っている労働者に、必ず年5日の有給休暇を取得させることを会社側に義務付けたものです。これまで、有給休暇は働く側が自ら申し出ることとされていましたが、法改正以降は、年5日有給休暇を取得していない人に会社側から「○月○日に休んでください」と指定することになります。

JOYは、「ちゃんと有給休暇を取って息抜きしたほうが、仕事でいいパフォーマンスが発揮できるし、生産性から見てもプラスに働くと思う」と期待を寄せます。(休み中の)仕事が溜まるから休みたくない、という人が出てこないように、「働き方改革では、会社側が業務量を調整したり、休んでいる人の業務を他の人がシェアして対応できたりするような体制作りをすることがとても重要」と高橋さんは話します。

高橋さんによると、すでに積極的に働き方改革を実践している企業があるそうで、20時を超えて残業する場合は役員に事前申請するよう義務づけたり、削減できた残業代で新たなインセンティブを設け、給与がアップできる仕組みへと改善したり、さまざまな取り組みをしているとか。
また、ある企業はワールドカップやオリンピック期間中に、「サッカー休暇制度」を設け、日本代表の試合結果に合わせて、当日または翌日を臨時休暇にしているそうです。

こうしたいろいろな働き方改革の取り組みをすることが、「いい人材が集まってくることにつながる」と高橋さん。「日本全体が働き方改革に向けて盛り上がっていけばいい。法改正がそのきっかけになれば」と期待を寄せます。最後に、「4月から順次施行される改正法をきっかけに、ぜひみなさんも自分の働き方を見直してほしい」と呼びかけました。

秋元は「働き方改革がいい流れを生んで、働く人も企業も“Win-Win”な関係でハッピーになればいいなと思う」と感想を述べていました。


高橋亮さん(右)、秋元才加(左)とJOY


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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00~11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/japan/

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