ギズモード・ジャパンの中の人が選ぶ「2018年ベストガジェット」

best-2018-01
Image: Studiotan/Shutterstock.com

凪の年、だからこそ。

まず2018年のガジェットを総括すると、あまり象徴的なプロダクト・ガジェットがなかったような気がします。VRカルチャーを促進したスタンドアロンの「Oculus Go」や、半端ない手ブレ補正を実現した「GoPro HERO7」などなど、進化のグラデーションの一点として素晴らしかったモノは多いものの、テックじゃない人にまで波及するモノは少なかった。そんな年だったように思えます。

これは言い換えると、満場一致でコレだよね!と言えるガジェットより、個人にグサッと深く刺さるガジェットが際立つ年でもあります。「あぁ、このガジェットは今年だったのか!」としみじみしながら、2018年のベストガジェットを振り返ってみましょう。

ライター 武者良太「EOS Kiss M」

181226_2018_best_gadgets_musha
Photo: 武者良太

ぶっちゃけ一眼レフ派でした。しかしEOS Kiss Mを買ってから「これでいいじゃん」。メカメカしさはないし、使いづらいところもあります。ぶっちゃけて男の子ゴコロをくすぐる製品ではありません。しかし「これでいいじゃん」。

なんてったってレンズを含めてシステム全体が軽い。小さい。取材で撮影をするなら十分な高感度性能もありますし、ピーキングも見やすいからマニュアルレンズもお気楽に使えちゃう。

ボディ内手ぶれ補正がないし、明るい単焦点レンズはレンズ内手ぶれ補正もないといった弱点もありますが、程よい性能&コンパクトの組み合わせは正義ですよ。

ライター Kaori Myatt「Jabra Elite 65」

181226_2018_best_gadgets_myatt
Photo: Kaori Myatt

「耳からうどん」。これだけがイヤで買えていなかったAirPods。米Gizmodoのレビューを翻訳しているときにときめきました。「これしかない」。さっそくAmazonでポチっ。きたきた~っ。米ギズモードの記者がべた褒め、一押しするほどのイヤホンだから期待しての購入でしたが、その期待が裏切られることはありませんでした。

一番のポイントは接続性のよさ。MacもJawbone(活動量計)もiPhoneも、起動するガジェットがすんなりBluetoothで接続されます。ZOOMなどのテレカン通話もスムーズで音ははっきりクリア。つけてる自分の姿もちょいかっこいい。これをつけたときが、ギズモード・ジャパンで記事書いててよかったと思った瞬間でした。

ライター 小暮ひさのり「モンスターボール Plus」

DSC08048

え? 普通に考えればコレでしょ? 去年はiPhoneとかスマスピとか列挙した記憶があるんだけど、どう考えても今年のベストはコレ。触ったなかで一番楽しかったのがコレです。

ニンテンドースイッチ用ソフト『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/イーブイ』用の専用コントローラーなのですが、ポケモンGOに接続して「PokemonGO Plus」的に使えるというのがポイント。

これ、本当にすごくて。ポケモンを見つけると震えるので、上部のボタンを押すと自動でボールを投げてくれます。また、ポケストップを自動で回してくれるんですよ! つまり、これを持って町中を歩くだけで、アイテムとポケモンががっぽがっぽと溜まっていく、リアル課金なチート級アイテムなのです。公式でこれをやったのがすごい…。

もちろん、ガジェットとしての作りも良くて、ギュッと手で握れるサイズ感や、ポケモンを見つけたときの振動。LEDによる捕まえた・逃したのアンサーバック、ボタンを押すだけというシンプルな操作性。そしてなにより、モンスターボールというデザイン。すべてにおいて、ポケモンファンの所持欲を満たしてくれるアイテムだと思います。

ポケモンGOユーザーはぜっっっっったいに幸せになれるので、ぜひ!

編集部 ささきたかし「RX100M6」

181226_2018_best_gadgets_sasaki
Photo: ささきたかし

2018年のナンバーワン楽しいカメラでした。

最近だとスマホで撮影することも多いし、一眼レフを持ち歩いても、携帯性の高さを重視して単焦点レンズを選びがち。気づいたらいつの間にか「ズーム離れ」が進んでました。

「単焦点レンズつけて、自分の脚で稼げ」っていう話もわかるんですけど、やっぱり50mmのレンズと100mmのレンズじゃ写りがまったく違うなあって実感しました。普段、標準域の単焦点レンズばかり使っている自分にとっては、自由自在にズームして、写る画をコントロールできることが楽しくてしょうがなかったです。

単にズームができるだけじゃなくて、24-200mmっていうズーム域もベストだし、軽いし、なにより写りもいい。レビューにも書いたんですけど、デジタル一眼レフカメラをお蔵入りにさせるパワーがありました。

ライター 中川真知子「FOREO LUNAシリーズ センシティブ用洗顔器」

181226_2018_best_gadgets_nakagawa
Photo: 中川真知子

マレーシアの煙害時期に肌がゴワゴワしたので洗顔器を使いはじめました。これは、世界初シリコン製スキンケアデバイスですが、それまで使っていたPHILIPSの洗顔器より良い! 簡単で清潔、使用後の透明感が違います。毛穴の中のホコリまで優しく取り除いてくれる感じ。スキンケアに悩んでいる人は洗顔方法を見直してみると良いかも。一度充電したら8カ月くらい使い続けられるので、旅行先で充電を気にしなくて良いのも素晴らしいです。

ライター 塚本直樹「iPad Pro(2018)」

181226_2018_best_gadgets_tsukamoto
Photo: 塚本直樹

サイドが切り立った、薄くて軽く、高級感のあるデザイン。そして本体にがっちりくっつく「Smart Keyboard Folio」など…。どれもが「買ってよかった」と思わせる仕上がりです。

僕はiPad Proを、ほとんどMacBook Proのサブディスプレイとして使っています。アプリは「Duet Display」で、これがなかなか快適。

ただFace IDは若干、クセがあります。Face IDでロックを解除しようとすると「下を向いてロック解除」のように顔を傾ける方向の指示が表示されるのですが、これがどうも面倒。なんだか、あっち向いてホイをしているようです。個人的には、いずれディスプレイ指紋認証に切り替わってくれると助かるな~と、思ったり思わなかったり…。

とはいえ、Appleが他社に対して圧倒的なリードを誇るタブレット端末。今後もどこまで進化するのかが楽しみでしかたありません。

ライター mayumine「Poplin Alladin」

181226_2018_best_gadgets_mayumine
Photo: mayumine

プロジェクタ一、サウンドシステム、シーリングライトが一体となった、世界初の3in1スマートライトです。入手した人みんな良いと言っているので騙された気分で買ってみました。要らなかったらメルカリで売れば良いし。

結果、最高。最&高でした!

Android OSが搭載されていて、Chromecastなどのデバイスをかませる必要もなく、NetflixやAmazonプライム、Abema TVなどの動画ストリーミングが楽しめます。ベッドに寝ながら寝室の壁でネトフリ見れるの、現代に生きててよかったと思いました。寝落ちしてもタイマー機能があるので大丈夫。設置は簡単で、自宅の寝室のシーリングライトを付け替えるだけで、配線もスクリーンも不要で設置できるのは革命的だと思います。また、子供向けコンテンツも充実していて、絵本の読み聞かせアプリを見せるといい感じに値落ちしてくれるので重宝しています。

編集部 山本勇磨「LUMIX G9 PRO」

20180319gizmodo_lumix_g9pro_3B0A0074
Photo: ささきたかし

今まではパナのミラーレスといえば、「GH5」が事実上のフラッグシップ機でしたが、今年からムービー向けのフラッグシップがGH5となり、スチル向けのフラッグシップとして2018年に登場したのが、この「G9 PRO」です。

これまでのGHシリーズの印象は「動画を撮るためミラーレス」。仕事ではスチルがメインなので、あえて写真にGHをえらぶ理由もなかったのですが、それはG9になって覆されました。ローパスレス、6.5段分のボディ内手ブレ補正で、カメラとしての基本性能も高いのですが、あざとい味付けをしないニュートラルでカリッカリの画がドツボ。マイクロフォーサーズでも写真を撮れることを教えてくれた1台です。

ライター 湯木進悟「HUAWEI Mate 10 Pro」

181226_2018_best_gadgets_yuki
Photo: 湯木進悟

周囲はiPhoneでお祭り騒ぎなのを横目に、いつも変わり種のAndroidスマホにチャレンジしてきましたが、昨年末に発売されて手に入れたHUAWEI(ファーウェイ)の「Mate 10 Pro」は、この1年ガシガシと遊びまくって大いにハマれました。

Leica(ライカ)のデュアルカメラで美しい写真が撮れるなんて機能には、個人的にほとんど興味がなく、もっぱらディスプレイとスマホを接続すればスタートする「PCモード」狙いで購入! これさえあれば、パソコンいらずで仕事ができるだなんて最高じゃないって、キーボードとマウスだけ一緒に持ち歩き、いろんなところでつないでました。

当然ながら、ノートPCを持ち歩くより快適なんて解にはなりませんでしたけど、こいつだけでどれだけ仕事してみせられるかってストイックなチャレンジを強いる自分の姿にホレられます。スマホつないだらパソコンというコンセプトは、古くはauのIS12Mで「Lapdock」ドッキングステーションまでそろえてた頃からの夢。その実現に限りなく近づけた年だったかな…。

編集部 amito

181226_2018_best_gadgets_amito
Photo: amito

「Apple Watch Series 4」です。とにかく角丸になったディスプレイが最高に愛おしい。べつにSeries 3の直角ディスプレイに不満があったわけではなかったのですが、発表を見た瞬間に「これが欲しい! これじゃなきゃイヤだ!」と思ったのは久しぶりだったんです。個人的な観測によれば、売り場で試着しているのは女性のほうが多いんじゃないでしょうか? そのくらい垢抜けたガジェットになったってことですね。

「Hey, Siri」を言わなくてもSiriが起動するようになったのも大好きなアップデートです。今まで呼ばないと出てこなかったSiriが手首を上げて話しかけるとすぐに答えてくれる、よりSiriとの距離が近くなりました。スマートスピーカーもいいですが、場所を選ばずAIアシスタントを使うならApple WatchのSiriもおすすめですよ。

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

もっとよむ

注目ニュース

もっとよむ

あなたにおすすめ