嵐・松本『99.9』が首位、木村『BG』は2位でワーストは……? ジャニドラマ年間視聴率ランク



2018年にゴールデン・プライム帯から深夜帯に放送された連続ドラマのうち、1月期の嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(TBS系)が、平均視聴率で総合トップに輝いた。16年の第1弾が好評を博し、続編が決まった『99.9』は、平均17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得。今回は、ジャニーズタレントが主演・出演した全25作の民放ドラマランキングを振り返りたい。

17年のジャニドラランキングは風間俊介出演、役所広司主演の『陸王』(TBS系、平均16.0%)が首位に君臨し、2位は山下智久主演でHey!Say!JUMP・有岡大貴もレギュラー出演した『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命THE THIRD SEASON』(フジテレビ系、平均14.8%)だったが、18年は『99.9』が首位、2位は木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)となった。

『99.9』は、1~8話の間に15~18%を推移し、最終回は自己最高の21.0%で終了。第1弾のヒロインは榮倉奈々が務め、続編は木村文乃に交代するも、キャスト変更の影響はさほどなく、高数字をキープした。

2位は、同じく1月期の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で、平均は15.1%。かつては敏腕のボディーガードだった、警備会社の身辺警護課に勤務する男を木村が演じた。嵐・二宮和也が初めて外科医役に挑み、“オペ室の悪魔”と呼ばれるダークヒーローを演じた4月期の『ブラックペアン』(TBS系)は、14.2%で3位にランクイン。また、渡瀬恒彦の死去により、『警視庁捜査一課9係』から主演を引き継いだV6・井ノ原快彦の新シリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)は、平均14.0%で4位に。5位は少年隊・東山紀之主演で、15年の第1シリーズ以降、毎年夏に制作される『刑事7人』(同、11.8%)となった。

こうして上位5作品を見ていくと、『BG』と『ブラックペアン』以外の3本はいずれも続編・シリーズ物だ。『特捜9』はタイトルが変わり、一部キャストの参入もあったが、井ノ原をはじめ羽田美智子、吹越満、田口浩正、津田寛治らレギュラー陣は続投。『9係』時代のファンが『特捜9』にもついてきたとみられ、『99.9』『刑事7人』にしても、おそらく一度ハマった視聴者は続編もチェックしているのだろう。

そして、5作の主演に共通していたのが、ジャニーズ内でもベテラン・中堅世代のタレントであること。純粋にランキング結果だけで考えれば、ジャニーズは“主演できる若手が育っていない”といえるのかもしれない。

18年のゴールデン・プライム帯ドラマで主演を張った若手といえば、『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)のHey!Say!JUMP・山田涼介と、『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(同)のSexy Zone・中島健人の2人。『もみ消して冬』は9.8%で9位、『ドロ刑』は風間出演の『サバイバル・ウェディング』(同)と一緒の10位タイ(8.8%)で、平均1ケタ後半にとどまっていた。19年は、視聴率王に躍り出るニュースターが現れるだろうか。

グループとしてブレーク中のHey!Say!JUMPは、山田主演『もみ消して冬』を含め、4作に登場。ランキング上位に食い込んだのは、月9『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)で織田裕二演じる敏腕弁護士・甲斐正午とバディを組む“天才フリーター”鈴木大貴を好演した中島裕翔。平均視聴率は10.7%を記録し、6位となった。一方、高木雄也は、KAT-TUN・亀梨和也主演『FINAL CUT』(同)で幼馴染の相棒役に抜てきされたが、6.9%(全9話)に終わり、ジャニドラランキング25作中、14位に。伊野尾慧とA.B.C-Z・戸塚祥太主演の深夜ドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系)は、平均2.9%で最下位タイになった。

日テレ深夜枠のトップは舞祭組


 全クールがジャニタレ主演作となった、日テレ系月曜深夜0時59分~1時29分の「シンドラ」枠。1月期はお笑いコンビ・シソンヌのじろうが脚本を手がけ、ジャニーズWEST・藤井流星&濱田崇裕がW主演の『卒業バカメンタリー』で、平均は3.4%。全クール中、最も高かったのは、Kis-My-Ft2の派生ユニット・舞祭組の4人(横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永)が主演の『○○な人の末路』で、平均3.5%となった。こちらは17年3月に発売され、累計15万部を突破した書籍『宝くじで1億円当たった人の末路』(日経BP社)の実写ドラマ版で、キスマイのフロントメンバー・北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太は主題歌「ZERO」を歌唱し、舞祭組に協力。

そして、平均2.9%の同数字で最下位に並んだのは、どちらも漫画原作の『トーキョーエイリアンブラザーズ』と『部活、好きじゃなきゃダメですか?』。伊野尾&戸塚の意外な組み合わせが兄弟役を演じた『トーキョーエイリアンブラザーズ』は、エイリアンの兄弟が人間の姿に扮し、東京で“地球移住計画”の現地調査を行う物語。マニアックな話だったためか、初回3.4%を獲得後は10話中4回も2%台をマークしてしまった。

もう1つの『部活、好きじゃなきゃダメですか?』は、18年5月デビューのKing&Prince・高橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹の3人が主演。グループとしてのCD売り上げは初週57.7万枚(シングル「シンデレラガール)、40.1万枚(シングル「Memorial」)とヒットを飛ばすも、初回視聴率は2.2%と奮わず。1話時点で前期の『トーキョーエイリアンブラザーズ』を下回り、以降は2.4%、3.1%、3.4%と上昇傾向にあったが、最終回は再び2.2%でフィニッシュした。彼らの人気・知名度はまだまだ発展途上といえるのかもしれない。

19年の冬ドラマは、関ジャニ∞・錦戸亮が月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)で、初主演を務める。共演は新木優子、船越英一郎らで、沢口靖子主演の人気シリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)に似たタイトルが放送開始前から話題に。錦戸の月9出演自体、11年7月期の『全開ガール』以来7年半ぶりだが、主演俳優としてはどれだけ数字を獲れるのか、注目が集まる。

日テレ深夜のシンドラ枠は、KAT-TUN・上田竜也主演、ジャニーズWEST・重岡大毅も出演する『節約ロック』。テレビ東京では関ジャニ∞・丸山隆平が真木よう子主演『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』に登場し、銀行員役を演じる。また、北大路欣也主演の新たな刑事ドラマ『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』には、ジャニーズきっての演技派・風間がキャスティングされた。さらに、元関西ジャニーズJr.で、現在は主に舞台作品にて活躍中のジャニーズ所属俳優・浜中文一が、深田恭子主演『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)に出演決定。連ドラは初挑戦だといい、本人は発表にあたって「地上波に! ドラマに! まさか僕が! と思いました。ですが、ドラマに出るのを目標としていたのでとてもうれしかったです」と、コメントを寄せていた。

19年もドラマ界で数多くのジャニーズ勢が見られることを期待したい。

【2018年ジャニタレ出演ドラマ(民放)平均視聴率ランキング】
※◎=ジャニタレ主演

◎1位『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』(TBS系) 17.4% 嵐・松本潤、Sexy Zone・佐藤勝利
◎2位『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系) 15.1% 木村拓哉
◎3位『ブラックペアン』(TBS系) 14.2% 嵐・二宮和也
◎4位『特捜9』(テレビ朝日系) 14.0% V6・井ノ原快彦、ジャニーズJr.・宮近海斗(Travis Japan)
◎5位『刑事7人』(テレビ朝日系) 11.8% 少年隊・東山紀之
 6位『SUITS/スーツ』(フジテレビ系) 10.7% Hey!Say!JUMP・中島裕翔
 7位『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)10.6% 関ジャニ∞・横山裕
 8位『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系) 10.0% TOKIO・松岡昌宏
◎9位『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系) 9.8% Hey!Say!JUMP・山田涼介、ジャニーズWEST・小瀧望
10位『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系) 8.8% 風間俊介
◎10位『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(日本テレビ系) 8.8% Sexy Zone・中島健人
 12位『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系) 8.3% King&Prince・平野紫耀
 13位『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系) 8.2% Sexy Zone・佐藤勝利
◎14位『FINAL CUT』(フジテレビ系) 6.9% KAT-TUN・亀梨和也、Hey!Say!JUMP・高木雄也
◎15位『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系) 6.7% TOKIO・松岡昌宏
 15位『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系) 6.7% ジャニーズWEST・藤井流星
◎17位『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系) 6.6% NEWS・加藤シゲアキ、ジャニーズJr.(当時は東京B少年、現在はSexy美少年)佐藤龍我
 18位『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系) 6.5% 関西ジャニーズJr.(なにわ男子)西畑大吾
 19位『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系) 6.2% 関ジャニ∞・大倉忠義
◎20位『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系) 5.3% 嵐・相葉雅紀、ジャニーズWEST・小瀧望
◎21位『○○な人の末路』(日本テレビ系) 3.5% Kis-My-Ft2(舞祭組)横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永
◎22位『卒業バカメンタリー』(日本テレビ系) 3.4% ジャニーズWEST・藤井流星、濱田崇裕
◎23位『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』 3.0% 滝沢秀明(当時はタッキー&翼)、長谷川純
◎24位『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系) 2.9% Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、A.B.C-Z・戸塚祥太
◎24位『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(日本テレビ系) 2.9% King&Prince・高橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。1話限りのゲスト出演や端役での出演などは除く。また、1月8日~3月30日まで、月~金に放送された帯ドラマ『越路吹雪物語』(テレビ朝日系、長谷川純出演)も対象外とする。

当記事はサイゾーウーマンの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ