ミルクティーとロイヤルミルクティーの違い

ホットドリンクが欠かせない季節。なかでも優しい甘さのホットミルクティーは、冬の定番だ。缶やペットボトル飲料として販売されたり、カフェや喫茶店のメニューに取り揃えられているが、「ミルクティー」、「ロイヤルミルクティー」と分類されていることもあり、実際のところ両者にはどのような違いがあるのか疑問が湧いてきた。「ミルクティーとロイヤルミルクティー……この違いは何だと思いますか?」と、「教えて!goo」にも質問が寄せられていた。“ロイヤル”という冠が付くだけで、いっきに高貴なイメージになるが、両者にはどのような違いがあるのか。使う茶葉やミルクなどに違いがあるのだろうか、日本紅茶協会認定のシニアティーインストラクターである井原知子さんに話を聞いてみた。

■ミルクティーとロイヤルミルクティーの違い

まずは両者の違いについて聞いた。

「『紅茶に何%ミルクを加えたらミルクティー(ロイヤルミルクティー)』といった定義などは存在しません。ミルクティーは『ミルク入りの紅茶』であり、ロイヤルミルクティーは『ミルクをたっぷり入れた紅茶』のことです」(井原さん)

両者の起源はどうなのだろうか。

「ミルクティーの起源についても定説はなく、英国では18世紀後半に興隆して以来、現在でも最もポピュラーな紅茶の飲み方として定着しています。ロイヤルミルクティーは、ミルク量の違いから付けられた訳ではなく、英国で最も好まれる飲み方という理由から付けられた日本だけの呼称です」(井原さん)

ミルクティーとは言葉通り、ミルク入りの紅茶。ロイヤルミルクティーは、皇室御用達のようなイメージが湧くが、英国ではなく日本で付けられた呼び名だったとは……。

■ミルクティーやロイヤルミルクティーを美味しく入れるコツ

主に、加えるミルク量のみが異なるとされる「ミルクティー」と「ロイヤルミルクティー」だが、それぞれに適した茶葉はあるのだろうか。それぞれを美味しく入れるコツについても教えてもらった。

「個人的にミルクティーにおすすめの茶葉は、『ディンブラ』や『アールグレイ』です。強く濃く出るタイプを選ぶとよいでしょう」(井原さん)

ロイヤルミルクティーには、甘みやコクのある「アッサム」や「ウバ」などの茶葉がおすすめとのこと。入れ方はどうだろう。

「ミルクと水を1対1の割合で手鍋に入れ、火にかけ(お好みでミルクを多めにしてもよいです)ます。その間、1杯あたりティースプーン山盛り1杯の茶葉を別に、ひたひたの熱湯に浸しておきます。(直接ミルクに入れるのではなく、熱湯に浸すことがポイントです)手鍋のミルクと水が沸騰する直前に、熱湯に浸しておいた茶葉を手鍋側の熱湯に加え、火を止め蓋をして3~4分間蒸らします。最後に生クリームを垂らしたり、香辛料などを加えてチャイ風にしたり、ミルクティー同様、甘みを足すのも美味しいですよ」(井原さん)

ミルクティーもロイヤルミルクティーも、通常のティーバッグ紅茶を入れるときより茶葉の分量を多くし、蒸らし時間を長くするのがポイントだそうだ。井原さんのアドバイス通り、ショウガやシナモン、クローヴ、てんさい糖などを加えてチャイ風にすると、身体を温める効果も高まりこれからの季節にピッタリ。ほかにも、さまざまなトッピングでオリジナルのミルクティー、ロイヤルミルクティーにアレンジするのも楽しそうだ。

●専門家プロフィール:井原 知子
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社 リプトン フードサービス担当。日本紅茶協会認定のシニアティーインストラクターの資格を持ち、企業などとのコラボレーションにて、紅茶を使ったドリンクメニューの開発・監修を多数担当。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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