櫻井翔はいつまで「嵐」を続ける気があるのか? 「究極的にこの生き方が最高」と憧れる人物とは

wezzy

2018/12/16 13:05


 12月6日の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で放送された櫻井翔と妻夫木聡の「サシ飲み」が話題になっている。

妻夫木は、公開中の映画『来る』で共演している岡田准一とともに『櫻井・有吉THE夜会』にゲスト出演。妻夫木と岡田は同い年で、ともに大河ドラマ主演経験や日本アカデミー賞受賞歴があるなど共通点も多く、人気俳優2人揃っての登場にスタジオは大いに盛り上がったのだが、それ以上に視聴者を沸かせたのが、およそ20年来の親友だという櫻井と妻夫木による「サシ飲み」本音トークだ。

ドラマ『天国で一番近い男 教師編』(2001年/TBS系)での共演がきっかけで親しくなったという櫻井と妻夫木。お互いにとって芸能界で一番最初にできた友達であり、毎週のように渋谷で遊んでいたという。「サシ飲み」冒頭では当時のことを懐かしみ、ざっくばらんな掛け合いを見せた。

櫻井に「こういう感じってさ、そんなにテレビで見ないじゃん」「それってあんまり、そうしないようにしてんの?」と聞かれ、「全然そんなことない」と答える妻夫木。しかしかつて藤井隆の『Matthew's Best Hit TV』(テレビ朝日系)に出演した時に、所属事務所から怒られたことがあるのだという。

妻夫木「俺やりすぎちゃったみたいで、すげぇ事務所に怒られて、『お前はバラエティに出ちゃいけない人間だ』って言われて、それからすごく抑えられた」とのことで「意識的に抑えているわけじゃないけど、どうしていいかわからない」

そして今回、親友・櫻井との共演とあって「一番どうしていいかわからない」「俳優ぶっている状態の妻夫木を櫻井に見られたくない」「なに俺、櫻井の前で仕事してんの?」「恥ずかしいというかか」「櫻井だけだね、あの感覚になれるのは」と、照れや戸惑いを吐露。櫻井は「あそう」とクールながら、嬉しそうな様子だった。

10代後半の頃から俳優として活躍する妻夫木だが、デビュー前はファッション雑誌『東京ストリートニュース』(学習研究社/現・学研パブリッシング)の読者モデルとして人気で、「カリスマ高校生」と呼ばれていた。そんな経歴を持つ妻夫木に、櫻井は「芸能事務所に所属していない状態で、でも有名ってそりゃモテるだろう」と“学生時代に一番モテたエピソード”を尋ねる。

共学の公立高校に通っていた妻夫木が後輩から「ボタンください」とねだられたという定番エピソードを明かすと、慶應一筋・男子校育ちの櫻井は「くぅ~最高じゃん」と羨ましがるのであった。しかし妻夫木にも高1の時に2学年上の先輩にフラれた経験がある。「泣きながら俺、駅のところでギター弾きながら歌ってたもん」とのことで、SPARKS GO GOの「ルーシーはムーンフェイス」を歌い、友達は黙って聞いていてくれたらしい。もちろん、ここでは明かせないようなモテてモテて大変だったエピソードもあるのだろう。

一方の妻夫木から櫻井へのクリティカルな質問が出た。「メンバーに嫉妬したことは?」という質問だ。これに対する櫻井の答えは「今は全くないよ」「(昔は)あったと思う」。

櫻井「デビューしてすぐの頃、10代、20代前半はさ、ライバルがほかの4人だと思いながらやっていた。ニノとかさ、ドラマすごいいっぱい出たりしていてさ、『あーニノいっぱい出てんな、出てみたいな』とかさ。だけどさ、グループでやっていて時間経つとさ、別にライバルってこの4人じゃなくて、実はその外にいっぱいいるってことになんかのタイミングで気づくんだよ。むしろこの4人って味方で、その外と戦わなきゃいけないことに気づいてからは全く思わないけど、少しも思わないけど」

1999年にのメンバーとしてデビューした当時17歳の高校生だった櫻井も、今や36歳。長年芸能界に身を置き、自身も20代、30代と年齢を重ねていく中で、メンバーに対する意識も成熟していく、ということだろう。

すると妻夫木は、「窪塚君と比べられることが多かった」と、『池袋ウエストゲートパーク』(2001年/TBS系)で共演した窪塚洋介の名前を挙げる。「わりと俺は無個性な人間だから。(窪塚は)強いじゃん個性が。だからそういうのはあったけど」と、自分と対照的な窪塚洋介をライバルとして意識していた時期があったようだ。周りが比較するのだから、それは意識せざるを得ないだろう。

後半では、櫻井・妻夫木の共通の親友である佐藤隆太がサプライズゲストとして登場。実は『天国に一番近い男 教師編』には佐藤も出演しており、櫻井・妻夫木・佐藤の3人は意気投合。翌年には櫻井と佐藤が『木更津キャッツアイ』(2002年/TBS系)で再共演したことから、当時3人は“週に1回カラオケで朝まで遊ぶ仲”だったとのことだ。

テレビ番組のロケとは知らされていなかった佐藤が「最悪これ、この瞬間から使えない可能性あるから」と、事務所の許可を得ていないことを不安視すると、妻夫木は「今事務所に電話すればいいじゃん。 金か! 金か! ギャラか!」とツッコミ倒しておどけるも、ハッと「またテレビに出られなくなる」「事務所からストップがかかる」と自嘲。3人の気の置けない関係性が窺える。

そして櫻井は、「20年前、20年代前半の時に一緒にいた2人が、もう40前になってどう思っているか」が聞きたいとして、妻夫木と佐藤に「50歳の時にどんな仕事をしているイメージ?」と尋ねた。

「やっぱり、たまにふとした瞬間にちょっと不安になったりするし、そういうのもあって、あんまり考えないほうがいいなっていうか」と佐藤。考えすぎるとそれが逆に影響してしまう、という意見のようだ。佐藤は既婚者で子供もいる。妻夫木は既婚者だが子供はいない。櫻井は独身だ。

一方、今後の「夢や目標みたいなもの」はあるのかを聞かれた妻夫木は、「そういう意味での目標っていうのは、わかんないけど、後からついてくるものだから。金もそうだけど。そういう欲を持っていたら多分、そういう芝居になっちゃうような気がするんだよ。形としての結果は後でついてくればいい。視聴率も含めて」と、あくまでも自然体でいきたい意向を語った。そして櫻井について「どこにでも行けそうな気がする。『はいもう、芸能界辞めた』つってタッキー(滝沢秀明)みたいに裏方に回ることもしそうだし、一般の人になることもありえそうじゃない。それこそキャスターとか報道系に回るとか」と斬り込んだ。

そんな櫻井が『櫻井・有吉THE夜会』をやる中で、「究極的にこの生き方が最高」だと思い、最も憧れるようになった人物は長嶋一茂だという。なんでも、長嶋は「ハワイにたとえば1週間とか10日行かれて、日本で仕事とかして」いるそうで、「2週間働いて3カ月休む、みたいな働き方もできなくはないじゃない。そういうのすげぇ素敵だな~」と思っているそうだ。

これには、妻夫木も「わかる」と共感し、「最近思うんだけど、役者っていう仕事が好きだけど、じゃあ何が幸せなのかって考えると、やっぱ“必要とされること”なんだよ。“必要とされること”がこんなにも自分にとっての幸せなんだなというのは、本当に今思うんだ」と続けるのであった。

“必要とされること”は、承認欲求とも言い換えられるだろう。10代後半で芸能界に入り、幾度も主演を務め、さまざまな賞を受賞してきた妻夫木が「必要とされることが幸せ」と語るのは意外に感じてしまうが、しかし必然のようでもある。椅子取りゲームと称される芸能界、“必要とされること”がいかに恵まれているのかを痛感する機会は多いだろう。また“必要とされること”がハードな撮影に挑むモチベーションになることもあるのではないか。

長島一茂のような、「2週間働いて3カ月休む、みたいな働き方」は、櫻井がジャニーズ事務所で嵐として活動しているうちは、不可能だろう。3カ月ごとに新曲のリリースがあり、歌番組出演があり、そもそもレギュラーのバラエティや報道番組もある。ドラマや映画の撮影も定期的に入り、契約CMの新Ver.撮影も季節ごとにあるだろう。そしてもちろん、コンサートツアーがある。けれど、妻夫木が言うように、必要とされている実感があれば「2週間働いて3カ月休む、みたいな働き方」も可能かもしれないが、その実感が少しでも薄れれば不安でたまらなくなるのではないか。

ただ、ドラマや映画の撮影を終えたら、オフの期間をしっかり取るようにしているという俳優や女優は少なくないだろう。中谷美紀やオダギリジョーなどは、適度に休むことの重要性をトーク番組で語っていたことがある。スケジュールを詰め込まず、それこそ「3カ月働いて半年休む」程度のペースで働くことを実現できていそうだ。

そう考えると、妻夫木が「50歳の時にどんな仕事をしているか」はまだ想像もつき、渋い役者として重宝されている未来像が見えるが、さっぱり見えないのは櫻井だ。少年隊・東山紀之のように、舞台などで活躍しつつたまにドラマ出演し、キャスターとしても活動するような、そんな50代に櫻井はなるだろうか?

嵐のメンバーたちもあと数年で40代。40代でも嵐として、テレビバラエティやドラマや映画、コンサートに変わらぬ活躍を見せるのだろうか。多くのファンはそれを望むかもしれないが、メンバーにはそれぞれ、「こうなっていたい」という50歳像があるだろう。SMAPが解散し、TOKIOが音楽活動を休止しているように、嵐も何らかのきっかけで変化を余儀なくされるタイミングが来るかもしれない。そしてそれは、そこまで遠い未来ではないのだろう。

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