5年同棲した彼氏にフラれ…傷心旅行で「死ぬかと思った」35歳の大号泣

女子SPA!

2018/12/14 08:47



「去年の秋、彼氏と別れてからの半年間はまさに人生の暗黒期でした」と振り返る池永奈津美さん(仮名・35歳・食品メーカー)。破局の原因は、彼の心変わりだったそう。

「彼氏とは5年間も同棲していて、このまま結婚するんだと思っていたので、フラれるなんて青天の霹靂。振り返れば会話やスキンシップはだいぶ減っていたけど、長いカップルなんてそんなもんだと思ってましたから」

◆二股の末、アッサリ乗り換えられて一人ぼっちに

彼の新しい恋のお相手は、会社の後輩。同じプロジェクトチームになったことをきっかけに距離が縮まったそうで……。

「新しいプロジェクトが始まったと聞いてから飲み会や残業が増えていたんですけど、いつもその女と一緒だったってことですよね。というか、実際はその女と2人で会っていたのかも。そう考えると、悔しくて気が狂いそうでした」

別れたくない池永さんは食い下がりましたが、彼の決意は固く「ごめん。別れてくれ。許してくれ」の繰り返し。「もう一緒に住めないから、希望に沿う物件を俺が探して俺が引っ越し費用も全部払うから」とまで言われ、別れを阻止することはできませんでした。

「あれよあれよと引っ越しが終わり、気づいたら一人ぼっち。誰かにすがりたかったけど、私はもともとインドアな性格なうえ、この5年間は彼とばかり過ごす非社交的な生活を送っていたので、気軽に誘える相手がいなくなってしまって。数少ない親友は出産直後だったり、遠い地元に住んでいたりで、せいぜい電話で話を聞いてもらうくらい。心にぽっかり空いた穴を埋められず、食事もおしゃれもどうでもいい、仕事も手につかない……というひどい状態でした」

◆気分転換に、香港への一人旅に出発

そんなある日、電車の中で急に涙が止まらなくなってしまったという池永さん。「このままでは心が病む」と怖くなり、思いきって一週間の休暇を取り、気持ちをリセットするための海外旅行に行くことにしたとか。

「ひとり海外は初なので遠出は怖く、しょぼいけど近場の香港に3泊4日で行ってきたのですが、やっぱり異国の風景やおいしい料理の力は偉大でテンションが上がり、久々に楽しい気分になって。でも、次の瞬間には『この景色、彼と見たかったな』『この味、彼も好きそうだな』とか考えてしまい涙が出てきて。結論としては、旅の間も精神は不安定でしたね(笑)」

そんな旅の3日目、池永さんの体に異変が。昼食後に街をぶらぶらしている最中に寒気がし、ホテルに戻り風邪薬を飲んで横になったものの、どんどん体調が悪化していくのです。

「経験したことのないほどの悪寒がして、体中がガタガタと震えてきて。服を着こんでも布団をかぶっても悪寒は消えず、『このまま死ぬの?』と恐怖がわいてきました。病院に行こうかとも思いましたが、海外の病院は不安だし、そもそもしんどくて動けない。あまりに心細く、思わず元彼に電話をしてしまいました」

電話に出た彼に泣きながら現状を話すと、聞こえてきたのは深~いため息。そして……。

「『俺は日本にいるし何もできない』『本当にしんどいならまずフロントに電話すべきだ』と淡々と諭され、『もう、こういうときに電話するのは俺じゃないことをわかってくれ』と締めくくり電話を切られました。

聞き慣れた優しい声を聞いて不安を紛らわせたかっただけなのに、こんな仕打ちにあうとは……。悲しみを癒すはずの旅で辛さとさらなる悲しみをくらい、『これは何の罰なの!?』と死にたくなりました」

泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。その後、一晩中悪寒と高熱を繰り返し、朝になって始まった頭痛を鎮痛薬でごまかしつつなんとか帰国。その足でかかった病院での診断は「腎盂腎炎(じんうじんえん)」だったとか。

「腎盂腎炎の症状ってインフルエンザかそれ以上にキツいそうで。抗生剤を処方されましたが、その後1週間ほど高熱や頭痛に苦しみました。ふと、しんどいのに疲れてきた4日目くらいに、『こんなときに頼れる彼はもういない、ヘルプを出せる友人もいない、そしてそれは自分のこれまでの生き方のせい』なんてことが頭をめぐり、孤独感と情けなさにどうしようもなくなり、声をあげて赤ちゃん並みの大号泣をしてしまって。大人でもあんなふうに泣けるなんて、自分でもびっくりしました」

大号泣でリセットできたのか、症状が治まったあとは普通に社会復帰できたという池永さん。

「ただ、さみしさから連日お酒を飲むようになり、いい年こいてバーで会った男性とワンナイトラブをして避妊をしなかったことに焦ったり、飲みすぎで急性胃炎になったりと、醜態続きで……。これらの反省と、元彼への未練が少し薄れてきたことで、最近やっと元通りの生活を送れるようになってきました」

恋人との別れはいつ来るかわからない。耐えられる環境とメンタルを持っておくことは大事かも!?

―私の人生の「ドン底」 vol.4―

<文/鈴木うみこ イラスト/真船佳奈>

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