優しい世界にありがとう――さくら展後期を全力で楽しむためのおたスケ。


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

「おたスケ」。それはオタクのスケジュールであり、あなたのお助けとなるスケジュール。ハシビロコ流・オタクの休日スケジュール、教えます。

こんにちは!アニメ大好きライターのハシビロコです。本コラムではオタクライフを満喫したい方の“お助け”となるような時間の過ごし方を、私・ハシビロコがお伝えしていきます。

CLAMP先生のイラストを刮目せよ!


今回紹介するのは、私が幼少期に影響を受けまくった作品、『カードキャプターさくら』(CCさくら)にまつわるおたスケ

『CCさくら』の原画を間近で見ることができる「カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-」(さくら展)に、オタク友だちと訪れた時の“おたスケ”をご紹介します!

「さくら展」は会期前半と後半で原画の内容がほぼ入れ替わるスペシャルな原画展。後期初日となる2018年12月1日(土)に早速突撃してきました。ちなみに「さくら展」に行くのはこれが4回目です。素敵なものは何度だって見たい!

この日のおたスケは以下のような構成でした。


6:30 起床
7:00 朝食
8:30 出発
10:00 会場前で友人と合流
11:00 会場内へ
14:30 ショップで買い物
15:30 コラボカフェ
17:00 カラオケ
19:00 解散

※「さくら展」開館時間:10:00~20:00(最終入館19:00)


それではそれぞれの時間帯の動き方を見ていきましょう!

【おたスケ1】外出前からおたスケは始まっている


朝食のお供の桜ほうじ茶(撮影:ハシビロコ)

当日は4回目にもかかわらず、楽しみすぎて早めに目が覚めました。まるで遠足前の小学生のようですが、悪くない。朝食の時に見るアニメはもちろん『CCさくら』。外出する前からおたスケは始まっているのです!

クリアカード編の第20話(※1)を見て、だし巻き卵の歌に癒されます。食事のお供には、さくらの香りのほうじ茶を淹れてみました。

ところでみなさんは毎朝しっかりご飯を食べていますか?普段は朝食を抜く方もおたスケを満喫したい日は少し早起きして、何か食べておくことをおすすめします。

なぜなら昼食をいつ食べられるかわからないから。空腹を気にせずに作品に集中するためにも、腹ごしらえは欠かせません。

(※1)クリアカード編の第20話
サブタイトルは「さくらと虹とおじいさん」。冒頭でさくらちゃんがお弁当用のだし巻き卵を作るときに歌っている、レシピを説明した歌がとてもかわいい。

【おたスケ2】会場付近に集まる同志たちにも注目


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

移動中のBGMはもちろん『CCさくら』。12月に入ったのでクリスマスソングを解禁し、『カードキャプターさくら 友枝小学校コーラス部クリスマスコンサート』を聴きながら待ち合わせ場所に向かいます。

会場は、東京・六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリー。都会のど真ん中といって怯えることなかれ、会場に近づくにつれて『CCさくら』のグッズを持つ人の姿がちらほらと現れ始めます。

すでに「さくら展」のグッズを持っている人もいて、グッズ選びの参考にしようと心の中でメモ。だんだんと同志が集っていく光景に気持ちもますます高まっていきます!

【おたスケ3】訓練されたオタクは待機列でも忙しい


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

会場前で友人と合流し、入場待機列に並びます。開場前にもかかわらず、待機列はすでに会場入り口の螺旋階段をぐるりと囲むほど伸びていました。

列に並んでいる間は暇かというと、そんなことはありません!グッズチェックにオタトークなど、できることはたくさんあるのです。(※2)

各種イベントや即売会などで、なにかと列に並ぶことの多いオタク。訓練されたオタクたちの列は順調に進んでいきます。

(※2)並んでいる間
いわば準備運動です。前後の人と偶然会話が弾み、友情を築くのも待機列の醍醐味。

【おたスケ4】音声ガイドは最低でも2回聴こう


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

列に並ぶこと約1時間。いよいよ神絵のおわす会場内に突入です!……と、その前に。入場口で音声ガイドを借りるのもお忘れなく!

この音声ガイド、なんと全編録り下ろしで800円。さらに前期と後期で音声ガイドの内容が異なります。

前期はケロちゃん、さくらちゃん、小狼くんによる「ケロちゃんガイド」。後期は月(ユエ)さん、雪兎さん、ケロちゃん、さくらちゃんによる「月ガイド」です。

前期の「ケロちゃんガイド」では、さくらちゃんと小狼くんによる幸せ空間に溶けそうになりました。それもあり、後期の「月ガイド」にも期待が高まります。

気になる「月ガイド」の内容ですが……これはぜひご自身の耳で聴いていただきたい!とりあえず私は1音目で蒸発しそうになりました。耳元で耳元で緒方恵美さんボイスはやばい。女性声優の少年・青年ボイスっていいですよね!

CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

前期と共通の展示箇所も、音声ガイドが変わるとまた違った魅力を発見できます。特にフォトスポットにもなっている大きなケロちゃんを見たときの反応にはぜひ注目いただきたいです!

音声ガイドは最低でも2回聴いてから返すのが個人的にはおすすめ。

最初は展示を見ながら。2回目は展示を見終わった後、トラック1から最後まで再生します。通して聴くことで、音声ガイドのストーリーをより深く理解できますし、セリフも覚えることができるので是非ともお試しください!

【おたスケ5】語彙力低下は当たり前。時の概念すら忘れよう


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

原画ゾーンは貴重な神絵を穴が開くほど見つめることができる幸せ空間。(ここは撮影禁止エリアなので画像は別のゾーンのものです。)

「さくらちゃんみたいな服が着たかった」「この羽やリボンの描き方真似したよね」など、友人と思い出話をしながら見ていきます。

しかし原画を見ていくうちにだんだんと語彙力が下がっていき、最終的には「はー、かわいい!好き!」「ありがとうございます」「幸せ」「召される」など単純な言葉しか出てこなくなりました。

前期はキャラクターごとに展示されていた原画ですが、後期はテーマごとに展示されています。原画を見ながら口に出していた「幸せ」「好き」「ありがとう」という言葉もテーマになっていて驚きました。私は、私たちは、今同じものを共有している……!

さて、原画を見る時に避けたいのが「時計を見ること」。時間を忘れて原画に没頭したい私は、原画を見終わるまでは時計に目をやらないようにしています。

次の予定がある場合は仕方ありませんが、そうでない場合は時の概念を忘れ、集中して原画と向かい合ってはいかがでしょうか。繊細な線や淡い色づかいなどから、印刷では見えなかった作者のこだわりが伝わってくるはずです。

【おたスケ6】グッズは狙いを定めて一直線


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

展示を堪能してグッズショップに向かうと、ここにも長い列が!入店まで30分待ちという盛況ぶりです。

普段はそこまででもないとは思いますが、この日は後期から追加になるグッズの販売初日!

みんな欲しいよね。並ぶよね。わかる……!

列の長さに納得しつつも自分が狙っているグッズが売り切れないことを祈りながら、列が進むのを待ちました。

今回私がどうしても欲しかったのが、さくらちゃんが通う「友枝中学校」の制服をデザインした箸。これがあればもっとご飯の時間が幸せになるはず……と確信していたからです!些細な幸せはこういう場所から生み出していきましょう。

ショップ入場とともにお目当てのグッズのある棚へ一直線!数がかなり減っていたものの、無事に欲しかった箸を手に入れることができました。

ここで皆さんにお伝えしたいのは、「グッズ売り場では迷いは禁物」。

目の前でグッズが品切れになることも珍しくありません。無駄な涙を流さないためにも、ショップに入ったら最初に欲しいグッズを確保し、それから他のグッズを見るようにするのがオススメです。

【おたスケ7】コラボカフェでお腹と心に栄養補給


CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

「さくら展」では会場隣のカフェで、コラボメニューを提供しています。こちらも原画同様、後期から追加になるメニューが登場しており、私たちも新登場のクリスマスメニュー目当てに待機列に並びました。

前期でもカフェには行きましたが、現在の時刻は15時。この頃になると展示に没頭して忘れていたお腹の虫の主張が激しくなります。会場の隣に作品も食事も楽しめるカフェがあるとなれば並ばない理由はありませんよね!

30分ほど並んで店内へ。空腹で思考力が低下している私と友人は、気になっていたメニューをあれこれ注文しました。(※3)

(※3)思考力の低下
素敵な企画に感謝し、「私たちが返せるものはお金だけ……」と思い始めてお財布の紐が緩む現象を引き起こす。

CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

ほどなくして机の上はパーティー状態に!幸せ……。

CCさくら展(撮影:ハシビロコ)

クリスマスメニューの「“封印解除”ツリー」は、クリームたっぷりのプチシューがおいしいデザートプレート。2,030円(税込)です。

シューの中のカスタードクリームは卵の風味が濃厚なのに、すっきりとした甘さなのは、大人の女性をターゲットにしているからなのでしょうか。生クリームをたっぷり付けてもしつこさがなく、付け合わせのロールケーキもふわふわした食感で最後まで美味しく幸せな気持ちで完食しました。

コラボカフェに来ると、「お値段がちょっと……」と思う方もいるかもしれません。

しかしお腹も満たされ、心も満たされるのならプライスレス。好きな作品に彩られた空間でのひとときは、お腹と心の栄養にもなるので、少しでも「気になる」という気持ちがある方は一度足を運んでみてもらえればと思います。

【おたスケ8】言葉で足りない分は歌で語ろう


コラボカフェでも話が尽きなかった私たちは、そのままの流れでカラオケへ。『CCさくら』の主題歌や挿入歌、映像などを楽しみます。

歌っているので口数は減りますが、作品を大好きな想いはひしひしと伝わってくるはず。オタク仲間とカラオケに行くといろんな楽しみ方があるので、これはまた別の機会にご紹介しようと思います。

六本木の夜景(撮影:ハシビロコ)

カラオケが終わって外に出ると、時刻は19時過ぎ。外はもう真っ暗です。お互いに幸せな気持ちのまま、この日は帰路につきました。

もちろん帰ってからもおたスケは続きます。この日の戦利品であるグッズをご開帳したり、夕飯を見ながらまた『CCさくら』のアニメを見たり。「きっと夢の中でもさくらちゃんに会えるはず!」と思いながら眠りにつきました。

優しさにあふれた『CCさくら』の世界からは、これからも抜け出せそうにありません。

「さくら展」は2019年1月3日まで開催されているので、ぜひ今回のおたスケを参考に、思う存分満喫してみてくださいね!

(※)注釈は筆者個人の主観によるものなので悪しからず。興味のある方は、ぜひご自分でも調べてみてください!

 

「カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-」 開催概要


会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
会期:2018年10月26日(金)~2019年1月3日(木)※会期中無休
前期:10月26日(金)~11月30日(金) 後期:12月1日(土)~1月3日(木)
※前期・後期で展示内容が一部入れ替わります。
開館時間:10:00~20:00(最終入館19:00)

公式サイト:http://ccsakura-official.com/ccsakuraten/
公式Twitter:@ccsakuraten

WRITERハシ ビロコ

  • アニメとドイツ語とハシビロコウを愛するフリーライター。アニメ好きの両親のもとに生まれたオタク2世で、幼少期はCCさくらとガンダムSEEDを見て育った。趣味でハシビロコウブログを運営中。■ブログ:https://hashibiroco.wordpress.com/ ■Twitter: @birocohashi

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