「蒼」「紅」お互いに良きライバルとして シリーズ15作目“斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世”『紅』ゲネプロレポート

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2018/12/8 21:33


2018年12月7日(金)~16日(日)に「斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世 『紅』未来への誇り」、12月21日(金)~30日に「斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世 『蒼』THE PRIDE」がオルタナティブシアターにて上演される。今回の“斬劇『戦国BASARA』”はひとつの大きな物語を、真田幸村を主人公とする『紅』と伊達政宗を主人公とする『蒼』の2つに分かれている。12月7日(金)に開幕した、『紅』には真田幸村(松村龍之介)、徳川家康(中尾拳也)、長曾我部元親(白又敦)、山中鹿之助(橘龍丸)、黒田官兵衛(伊藤裕一)、毛利元就(小谷嘉一)、明智光秀/天海(瀬戸祐介)、そしてシリーズ初登場となる宮本武蔵(西野太盛)が出演する。
覇王・豊臣秀吉の日ノ本統一

――この報に、男達が突き動く。
自分はどう切るか?
どのような未来を築くか?
ある者は悩み、ある者は戦い、
ある者は散っていく…
新たなる群雄割拠の鐘の音とともに、
激動の時代の幕があがる!



天海として生まれ変わった光秀がどうやって生きていくのか。元就と元親の対立。旅中に出会う鹿之助と武蔵。そして家康の選択。ライバルの存在を想い、自らもまた選択する幸村。それぞれの信念と思いによって選択された物語が未来へとつながっていく……。

オルタナティブシアターは小規模で比較的どこからでも見やすく、そしてステージまでの距離も近いという印象を持った劇場だった。『紅』『蒼』2つに分かれた公演ではあるが、例えば幸村は政宗との昔の約束を思い出したり、もう一方とのつながりも垣間見ることができる。そして新たな試みである、笑いに特化したというオリジナル演目「笑劇」にも注目したい。


ゲネプロ公演前に行われた会見では全キャスト、そして構成・演出・映像のヨリコジュン、企画・原作監修の小林裕幸(CAPCOM)が登壇し、見どころなどを語った。

「「紅」が「蒼」にいいバトンを渡せるように」ゲネプロ公演前の会見

(左から)ヨリコジュン(構成・演出・映像)、瀬戸祐介、小谷嘉一、橘龍丸、中尾拳也、松村龍之介、白又敦、伊藤裕一、西野太盛、小林裕幸(企画・原作監修/CAPCOM)
(左から)ヨリコジュン(構成・演出・映像)、瀬戸祐介、小谷嘉一、橘龍丸、中尾拳也、松村龍之介、白又敦、伊藤裕一、西野太盛、小林裕幸(企画・原作監修/CAPCOM)

ーー抱負と見どころを教えてください。

真田幸村役 松村龍之介
今回蒼紅分かれての上演になるのですけれども、僕らが先陣を切らせていただくということで、この『紅』という作品が『蒼』に対していいバトンを渡せるように、最初から全13公演全力で駆け抜けていきたいと思っておりますので、どうぞ最後まで応援のほどお願い致します。

徳川家康役 中尾拳也
約1ヶ月に渡り『紅』と『蒼』で2つの公演が上演されるということで、「斬バサ」としても新しい試みですし、稽古からすごく新鮮な気持ちで臨むことが出来ました。新たな“斬劇『戦国BASARA』”をぜひ楽しんでいただければと思います。


長曾我部元親役 白又敦
今回は蒼紅で分かれているのが大きなポイントだと思っています。僕らも日々稽古の中で『蒼』のことを意識しながら作品を作ってきたので、お互い切磋琢磨して作れたのではないかと思っています。

山中鹿之助役 橘龍丸
蒼紅ともに両ルート出演させていただきます。それぞれに見どころがいっぱいありますので、この“斬劇『戦国BASARA』”をもっともっと盛りあげていけるように頑張っていきたいなと思っております。


黒田官兵衛役 伊藤裕一:
今回の作品は8名という少ない人数ではあるんですが、とてもバランスのいい座組みになったなと思っております。相手の事を尊重してアイディアも出しつつ、聞く耳を持つことができる座組みです。それも座長の松村くんの持つ空気感かなと思っております。自信を持ってお届けできると思います。

毛利元就役 小谷嘉一:
『紅』で初めて(松村)龍之介が座長を務めるということで、しかも今回で150公演を迎えるそうで、記念すべき公演になったなと思います。そして今回は初めての「笑劇」というものも「斬バサ」に加わり、また新しいBASARAが見れるんじゃないかと思います。7年目にしてまだ新人の感覚でやっておりますが、これからもぜひこの作品をお願いいたします。


宮本武蔵役 西野太盛:
宮本武蔵という初登場のキャラクターなのでワクワクもしているますが、宮本武蔵らしくがむしゃらに全力で頑張っていきたいので、応援よろしくお願いいたします。

明智光秀/天海役 瀬戸祐介:
光秀としては、その後の彼が描かれています。何の「その後」なのかは、観て確認してもらいたいのですが…。その光秀がひとつ答えを出すので、そこには注目していただきたいです。


構成・演出・映像 ヨリコジュン:
この作品は2ルートで分かれていて、僕は有難いことに両方の演出をさせていただいています。今回の台詞の中にもありますが、「ライバル」という言葉、まさに同時に稽古が進んでいて、『紅』も『蒼』もお互いに良きライバルとして高め合って稽古を進めてきた作品だと思っています。内容は、なんで僕たちはこんなに頑張っているんだろう?っていうようなことがよくあると思うんですが、そういうことを思い出せるような作品になっています。僕らスタッフ一同、一生懸命ディスカッションしながら作品を作ってしましたので、楽しんでもらえればなと思っています。

企画・原作監修 CAPCON 小林裕幸:
ゲームディレクターの山本(真氏)と一緒に原作監修をやっていますが、今回新しい試みをしようということで2本連続上映というチャレンジをしました。ここに立っているメンバーで言うとヨリコさんに多大なる負担をかけて『蒼』が稽古中のなか『紅』が本番ということになっていますし、共通で出演する橘龍丸くんは稽古と本番を繰り返しながら頑張っていくという過酷な状況になっています。さらにヨリコさんの何か変わったことをやろうというアイディアで「笑劇」というものも、演出やアドリブでかなり面白くて素敵なものになっていると思います。DVDも出ますので、公演を観れない方はそちらでも。『紅』チームと『蒼』チームといい意味で刺激し合っていて、ひとつの大きな物語になっています。『紅』では幸村を主人公に良い話ができていますので、ぜひ来て頂ければと思います。



取材・文・撮影:松本裕美
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

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