プログラミング教室に通う小学生の70%以上は算数テストが90点以上に!

日刊Sumai

2018/12/8 21:30

2020年より小学校でのプログラミング教育の全面実施が発表され、保護者の方は習い事としての「プログラミング教室」への関心が高まっているのではないでしょうか?
文部科学省によるとプログラミング教育の目的は、単にプログラミング言語を覚えたり技能を習得することではなく、例えばコンピュータに意図した処理を行うように指示することを通じ、問題解決能力や思考力、判断力、表現力を向上させることであるとされます。
コンピュータの働きを学ぶことで、よりよい社会づくりや豊かな人間性を育むと聞けば、プログラミングってそんなにすごいの?と気になっちゃいますよね。
実は、それ以外にもいい効果がみられるようなんです。
今回は、「プログラミング教室」についてのお話です。
プログラミング必修化への認知度
「夢見る株式会社」が全国に100教室展開するロボットプログラミング教室「ロボ団」は、”プログラミング教育と小学生の教科・非認知能力に関する意識調査”を実施しました。
まずはロボ団に通う小学生の保護者の「2020年度からのプログラミング教育必修化」への認知度を見てみましょう。
アンケート
一般的な認知度と比較すると、その差は歴然。
子どもをプログラミング教室に通わせている保護者の90%以上が必修化について把握していました。
プログラミング教室
ocsa / PIXTA(ピクスタ)
また、必修化と知ってからプログラミング教室に通わせている保護者も多いことが推察されます。
一方で「2024年度以降の大学入学共通テストへのプログラミング等の情報科目導入の検討」については、ロボ団に子どもを通わせている保護者もそうでない保護者も認知度は低く20%台
この認知度が低いことは、社会としては子どもたちにプログラミング能力を求めている一方で、保護者はそのスピード感に追い付いていないことを強く印象付けるものとなりました。
プログラミング教育
よっしー / PIXTA(ピクスタ)

プログラミング教室に通うとテストの成績UP!?
では、実際にプログラミング教室に通わせることでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
「ロボ団」に通う小学生の算数テストの点数を見てみると……、
アンケート
アンケート
教室に通うお子さんは算数のテストが90点以上である割合がなんとを70.8%
算数テスト
HiroS_photo / PIXTA(ピクスタ)
これは、一般小学生の38.7%に比べ約32%ポイントも上回っているんです。
さらに詳しく見てみると、算数のテストが80点未満である割合は、一般小学生の34.5%
それに対し、教室に通う小学生は8.1%4分の1未満なんです。
理科テストもロボ団に通う小学生の方が90点以上をとる割合が高く、80点未満である割合11.2%と、一般小学生の43.8%に比べ約4分の1という実態が明らかになりました。
※算数:比例
※算数:比例
※理科:光の性質(直進・反射)
※理科:光の性質(直進・反射)
上の2つの図のように、レッスンの中に算数や理科の小学校の学習単元の要素を取り入れることで、子どもが算数や理科に苦手意識を持つ前に楽しみながら学べる環境を整えているんだそう。
確かに、”楽しい!好き!”から入れば、どんどん知りたくなり自ら学びたくなる気持ちは大人も理解できます。
グラフ
さらに、幼児教育のトレンドワードともいえる”非認知能力”についてみてみると、3年以上小学生の保護者は3年未満の保護者に比べ約2倍の差異が見られました。
成績アップ、目標に向かって頑張ること、人と協力して物事を進めること、感情をコントロールすることという、子どもの人生に大きく関わってくる能力までアップするとなると、今後プログラミング教室は、ピアノや水泳、体操などといった定番の習い事に並ぶものとなりそうですね。
通知表
ちろりん / PIXTA(ピクスタ)

いかがでしたか?
仮にプログラミングが大学入試の必須科目となれば、今以上に多くの親がその対策を模索するでしょう。
しかし、その科目を教育できる人材の確保についても気になるところ。
プログラミング必修化は、”論理的思考を伸ばし、人間力を伸ばすこと”、そして”社会の発展につながること”であるとすれば、今後政府の準備にも期待したい、と筆者は思います。

【参考】
※ 【調査リリース】プログラミング教室に通う小学生のうち70.8%は算数テストが90点以上(一般小学生の1.8倍!)
※ 小学校プログラミング教育の手引-文部科学省

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