サンタさんのやめ時っていつ? 子どもの心を傷つけない卒業方法とは【パパママの本音調査】 Vol.310



イラスト:まえだゆずこ

まもなくクリスマス、すでに子どもたちがクリスマスプレゼントをリクエストしてきたという人もいるかもしれません。クリスマスの朝、ワクワクしながらサンタクロースからのプレゼントを楽しみに起きてくる子どもたちの姿は何とも愛おしいものですよね。

ただそんなサンタクロースの存在も、子どもの成長とともに、疑いの対象となってしまう日がやってくるかもしれません。サンタクロースからのクリスマスプレゼント、いつまで続ければいいのでしょうか。

■サンタクロース、何歳まで続ける?

アンケートへの回答のうち、もっとも多い35.4%は「小学5~6年生」でした。
Q.サンタクロースはいつまで?
小学校入学まで 7.1%
小学1~2年生まで 13.1%
小学3~4年生まで 26.5%
小学5~6年生まで 35.4%
その他 17.9%

全体のうち、小学校1~6年生まで続けると答えた人の割合を数えると、75%もの人が該当しています。親たちはどのようにして、サンタクロースのやめ時を見定めているのでしょうか。

■疑い出したら即終了!信じなくなったらやめる親が多数
サンタさんのやめ時っていつ? 子どもの心を傷つけない卒業方法とは

イラスト:まえだゆずこ

アンケートでわかったのは、全体のうち4分の3の人たちが、子どもが小学生の間にサンタクロースからのプレゼントをやめているということです。親から寄せられたコメントには、子どもたちがサンタクロースを信じなくなったらやめるという意見が多く見られました。

「サンタクロースは親なの?と言って疑い出したら即終了!」(神奈川県 50代女性)

「信じさせるためにウソをつくのもどうかなと思い、聞かれたらカミングアウトしようと思っています」(東京都 30代女性)

「5年生のときに『サンタってママとパパなんでしょ?』って。バレちゃったので、サンタさんからのプレゼントはおしまいにしました」(茨城県 40代女性)

サンタクロースの存在を信じるか信じないかは、子どもの性格などによるところが大きいため、一概に何歳になったらやめると決めるのは難しいですよね。だからこそ、信じなくなったらやめるとしている親が多いのかもしれません。

それでは、ずっとサンタさんを信じ続けている子を持つ親は、どうしているのでしょうか。

■「子どもたちが気づくまでは信じさせてあげたい」親の思い

親から寄せられたコメントからは、小学生になっても、子どもたちがサンタクロースを信じている間はプレゼントをあげ続けたいという意見が多く見られました。

「信じている限りずっとサンタさんからプレゼントをもらえて、信じなくなったら親からプレゼントを贈ることになっています」(千葉県 40代女性)

「気づくタイミングがやってくるので、子どもが信じているうちはあえて夢を壊す必要はないかと」(千葉県 30代女性)

「今年で20歳の娘はいまだに信じており、クリスマスの数日前になると家のポストにサンタさん宛てのお手紙を入れています。20歳になったのもあるので、いままでのお手紙をプレゼントにしてネタばらしをしようかと考えています」(神奈川県 40代女性)

「いつまでと決めているわけではなく、気づくまでは信じさせてあげたいです。気づいても下の子たちに伝えることなく、信じさせてあげる側になってほしいなと思います」(神奈川県 30代女性)


20歳を過ぎても、サンタさんを信じていたという驚きのコメントもありました。たしかに、信じるか信じないかは人それぞれで、家族の関係性によるところも大きいのかもしれません。

ただし、なかには子どもがサンタクロースを信じているフリをするという場合も少なからずあるようです。

■信じたフリをする子も!? 子どもたちの気遣い
サンタさんのやめ時っていつ? 子どもの心を傷つけない卒業方法とは

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子どもたちが信じているフリをする理由はさまざま。信じ続けてもらいたいという親の思いをくみ取る子、プレゼントをもらい続けたい子、下の弟妹への気配りをする子など、それぞれの事情からサンタを信じ続けるフリをしているようです。

「小6の現在も続けていますが、この年齢になると子どもが気を使うようになってきたので、今年で終わり確定です」(北海道 30代女性)

「小学4年生のとき、『サンタクロースはパパでしょ。僕は知っちゃったけど、プレゼントもらえなくなっちゃうから、いるって言い続けるね!』と言われました」(栃木県 40代女性)

「中1の息子が信じているかは疑問ですが、下に小2と年長の妹がいるので、あえて触れずにいます。これも長男の優しさかな?」(千葉県 40代女性)

「今年から小学生の娘、幼稚園に迎えに行ったときほかの子に、『サンタはいないよ。来たらパパかじいじじゃない? でも“サンタさんはいる!”って言えばママたち喜ぶよね~』と言っていました」(福島県 20代女性)


まだ年長さんの女の子が、「サンタがいると言えばママたちが喜ぶ」という大人びた発言をしていたとは、心底驚きます。親としては子どもを喜ばせるためにしているつもりが、逆に子どもたちが親に付き合ってくれているようにも思えてきますよね。サンタクロースを取り巻く親子の思いは、本当に各家庭でそれぞれ異なっているようです。

■親に裏切られたと思う子も! サンタのネタバレの恐怖
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子どもたちを傷つけたくない思いで、サンタさんからのプレゼントを続ける親たち。しかし、そんなサンタの正体を思わぬ形で知ってしまい、かえって親にだまされていたと傷つき、ショックを受けてしまう子もいるのだそうです。

「小学校高学年になると、クラスで幼稚だとからかわれます。夢があっていいですが、からかわれたあとだと、親にだまされた感が募り、信頼を失います。やはり低学年までだと思います」(千葉県 40代女性)

「テレビ番組で親が子どもの枕元にプレゼントを置いているシーンを見てしまってバレた。テレビ局も気をつけてほしい」(茨城県 40代女性)

「小学2年生まで信じていましたが、クラスのほとんどのお友だちから“サンタはいない”と聞き、泣きながら帰って来たのを覚えています」(神奈川県 40代女性)

「6年生のクリスマスイブ、父親がプレゼントを置くのを目撃。『うそつき』と号泣されました」(三重県 50代女性)


せっかく子どものためを思ってついていたウソが、予想以上に子どもの心を傷つけてしまうとしたら、親としてはこんなにつらいことはありませんよね。それでは、一体どうすれば子どもの気持ちを踏みにじらずに、スムーズにサンタさんを卒業させてあげられるのでしょうか。

■子どもを傷つけないサンタの終わらせ方とは
サンタさんのやめ時っていつ? 子どもの心を傷つけない卒業方法とは

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子どもたちへの声掛けとして、ヒントになるようなものがいくつかあったので、紹介したいと思います。

▼サンタはいるけどこれからは親が代わりにプレゼントをあげる


「小学校に入ると疑い始めたので、『サンタクロースという職業があるので実在はするけど、絵本のように空を飛んだり煙突からやってきたりというのは、時代が違うのでもうやっていない。いまは手紙を書いて抽選で選ばれないと、海外からわざわざ来てもらえないんだよ』と言っています」(埼玉県 40代女性)

「私は親から『サンタは小さい子の家を周るから、もううちには来なくなったんだよ。サンタは忙しいから、これからはお父さんたちからプレゼントをあげるからね』と言われました」(東京都 40代女性)

「小4の冬に私から『サンタさんはいるんだけど、みんなにプレゼントを配るのは大変だから、親が代わりにプレゼントをあげているんだよ』と教えました。いきなり“サンタさんはいない”と言い切ってしまうのはかわいそうで」(鳥取県 40代女性)

「いつまでもサンタを信じているのも恥ずかしい思いをするんじゃないかと考えて、小学校に入ってから話しました。ただし、『あなたのことを大切に思っている両親が、サンタクロースからプレゼントを渡すことを委託されていること』と、『まだサンタクロースから直接プレゼントをもらっていると信じている子もいるから、内緒にしてあげてね』と話しました」(神奈川県 50代女性)


子どもたちに対してサンタの存在を否定はせず、サンタから親にバトンタッチしたと説明して、プレゼントをあげ続けるという親が多いようです。

子どもたちにとってみると、親にウソをつかれていたと傷つくこともなく、プレゼントももらい続けられる点で、いいアイデアのように思えますね。ただ、子どもの方がその話を信じてくれるかどうか、子どもの年齢や性格によっても変わってくるかもしれません。

▼本当のことをきちんと説明する


「息子二人とも、5年生の時に、サンタは親なんじゃないか、ちゃんと知りたいと言われて、説明をしました」(埼玉県 40代女性)

「わが家ではサンタクロースからのプレゼントは小学6年生まで。中学生になるとプレゼントはありませんが、代わりにちょっとしたお小遣いをあげています」(鳥取県 40代女性)

一方、きちんとサンタはいないことを告げて、本当のことを子どもに説明するという親もいるようです。その際は、これまでどのような思いでサンタクロースからのプレゼントをあげ続けてきたのか、子どもに説明してあげるといいかもしれませんね。誠意を持って話をすれば、子どもとの絆がさらに深まるかもしれません。

■サンタを通して感じる子どもの成長こそが一番のプレゼント
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最後にこのようなコメントも紹介したいと思います。

「昨年、サンタさんへのお手紙に、『いままで僕のお願いを聞いてくれてありがとうございました。今年で最後のお願いにします』と書いていました。バレたのかなと思っていたら、『中1にもなってサンタさんを頼っていたらおかしいやろ、俺はもういいからその分ほかの子のお願いをかなえてほしい』と話していました。こんなことを言ってくれる子に成長したことに対して、私がサンタさんからプレゼントをもらった気持ちです」(宮崎県 50代女性)


サンタを信じ続けていながら、ほかの人のことまで気を配れるようになった子どもの成長はさぞうれしく誇らしく感じられたことだと思います。サンタクロースは、おそらくどの親も子どもたちを喜ばせたい、思い出を作ってあげたいという気持ちですると思います。しかしこの投稿者のように、実際には親の方が子どもたちの姿から多くのことを学び、幸せな気持ちにさせてもらえますよね。

サンタからの本当のプレゼントは、子どもたちの成長の姿なのかもしれません。ぜひ、終わりまですてきな思い出となるよう、自分たちの家族なりのサンタクロースの終わらせ方を考えてみてはいかがでしょうか。


Q.サンタクロースはいつまで?

アンケート回答数:7249件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ

(高村由佳)

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