【NEWS】アストンマーティン が「DB6 マークⅡ」を電動化。すべてはヘリテージを保護するため。

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2018/12/7 09:00


ASTON MARTIN
HERITAGE EV CONCEPT

アストンマーティン ヘリテージ EV コンセプト

ラピードEのEVユニットをベースに製作。

いよいよ本格的にはじまる世界的なEV化対策。それを真っ先に推進したプレミアムブランドこそ「アストンマーティン」である。パリ協定で掲げられたその内容よりもさらに先行した動きを見せるなど、EV化に対して積極的だ。

そんなアストンマーティンが遂にとでもいおうか、ヘリテージモデルを「保護」する意味でもEV化を試みた。そのベースとなったのは、1970年式「DB6 マークⅡ ヴォランテ」。すでにアストンマーティンは、ラピードEの開発を進めていたことから、そのユニットをベースにして「EVカセット」と呼ばれるシステムを開発、それをはじめて搭載した。

今回の発表には、具体的なシステム出力値やバッテリー容量などの記載はないが、製作するにも極めて効率的なシステム「EVカセット」を実現できたことから、今後その発展や需要に注目が集まると思われる。

こうしたヴィンテージカーをベースにEVへ変換した例は、実のところジャガーに先を越されていたものの、かといってアストンマーティンが後発とはけっして言えない。現在、世界的にヴィンテージカーは使用制限の方向で動いているため、それに対する緩和策として、ヴィンテージカーのゼロエミッション化が一部で進められているのが実情だ。

アンディ・パーマーCEOはこう語る。

「クラシックカーの使用を制限する動きは社会的にみれば当然の流れだと思います。しかし、私たちはニューモデルの開発を進める一方で、貴重なヘリテージモデルを保護することも考えていく必要がありました。企画としては非常にユニークではありますが、この分野に関してアストンマーティンは先進的なリーダーでありたいと考えております」

この「EVヘリテージ・コンセプト」はアストンマーティンのニューポートパグネルで製作が行われ、この後は今回のDB6のテストを行った後、2019年には、このプロジェクトを進めていく予定だ。顧客が希望すれば、EV化されたヴィンテージカーが完成する。

果たしてどれだけの希望者がいるのだろうか。こうした動きは、今後、要注目である。

(GENROQ Web編集部)

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