育児ストレスはなぜ起こる?抜け出す最善の方法

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2018/12/6 18:15

育児ストレスとひと言で言っても、その悩みはイライラ感、不安感、孤独感……と様々。でも意外にも、その原因には、ある共通点があります。その共通点を探り、ストレスになりにくい心へと磨いてあげると、これまではストレスに感じていたものが、そうでなくなってきます。

よく耳にするストレスと言う言葉

「ストレス」という言葉は、私たちの生活の中にすっかり浸透しきった言葉になっています。「ここしばらくストレスとは無縁の生活」という方はむしろ珍しいと言えるかもしれません。とくにママになると「育児ストレス」という言葉、よく聞きますよね。

一般的に言われるストレスも、育児ストレスも、心理学的に見れば、そのからくりは一緒です。なぜストレスが発生してしまうのかというストレスのカラクリが分かると、どうすればストレスになりにくいかが見えてきます。早速、見ていきましょう!

ストレスのカラクリ

「○○だから、すごくストレスが溜まる!」と愚痴ってしまうとき、頭の中で、思わずこのような図を描いてしまうことがあると思います。
つい頭の中ではこうやって考えがち……

しかし、この図の通りにストレスが発生すると仮定すると、Aさん、Bさん、Cさんに同じ問題が降りかかったとき、全員が同じようなレベルのストレスを引き起こすことになるはずです。でも実際、世の中を見渡せば、同じ状況に置かれても、全員に同レベルのストレスをもたらすわけではありません。同じようなプレッシャーにさらされても、それによるストレスの度合いは人それぞれなのです。

再び、図で示してみましょう。
ストレス度は人それぞれ

このように、外的要因は、「人」を介して ストレスとなっていくのです。それでは、この図のAさん、Bさん、Cさんの違いはどこにあるのでしょうか?

「なんとかなりそうだ」と思うとストレスにならない

Aさん、Bさん、Cさんの違い、それは、物事の見方。私たち人間は、自分の身に何か問題が降りかかると、それが自分で対処できるレベルのものかどうかを瞬間的に判断する習性があります。「できる? それとも、できない?」と自問するのですね。ここでの「対処」とは完璧にこなすという意味ではありません。自分なりになんとか乗り越えられそうか?ということを判断するのです。

この判断で、「私ならやれそうだ」「なんとかなりそうだ」と思えれば、それはもはや「問題」ではなくなり、「タスク」や「チャレンジ」として感じられ、「よしやるぞ!」とポジティブなエネルギーが湧いてきます。

逆に「ムリだ!」と捉えてしまうと、その問題は立ちはだかる「高い塀」やこれ以上進めない「行き止まり」に感じられ、瞬時にストレスへと変わってしまうのです。
ストレスになるかならないかは考え方にあり

育児ストレスの原因となるある共通点

ここでの判断を大きく左右するもの、それは、思考スタイルというもの。プラス思考、マイナス思考、または、ポジティブ発想、ネガティブ発想という表現、聞いたことがあると思います。思考スタイルとはそれらを指します。それが「私ならOK!」か「私にはムリ!」の判断の違いを生んでいるのです。

これは、イライラ感、不安感、あせり、孤独感など、すべての育児ストレスに共通します。つまり、何か問題が発生したときに、その状況を前向きに見るか、後向きに見るか、それによってストレスに突入するか否かが決まってくるわけです。

メントレすればだれでもポジティブ発想が身につく

その人それぞれ、ベースとなる思考スタイルがあります。中には、超がつくプラス思考の人、マイナス思考の人も存在しますが、ほとんどの人は、その間に位置します。その中で、どちらかというとポジティブ寄り、どちらかというとネガティブ寄り、のように人それぞれ傾向があります。そして、同じ人でもその時々で見方も変わります。

今、ポジティブな気分でこの記事を読んでいる方は、ここで書いてある内容もさほど気にならないと思いますが、「どうも気が乗らないなぁ」とローモードの方は、この記事を読んで、ドキッとなさっているかもしれません。

でもご安心ください。なぜなら、そのモードは変えられるものだからです。心のクセのようなものと考えると分かりやすいかもしれませんね。イライラしやすい心のクセ、不安になりやすい心のクセを、それぞれそうなりにくい発想へとトレーニングしていけば必ず身につけることができるものです。

つまり、育児ストレスから抜け出す最善の方法は、ママの心磨き。筋トレをすると、それまでは重いと感じていた10キロが軽く感じられるようになりますね。あれと同じです。心のトレーニング、メントレをすると、今はハードに感じている状況が、軽く乗り越えていけるようになるのです。
(文:佐藤 めぐみ(子育てガイド))

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