NHK会長 メール誤送信など不祥事相次ぎ陳謝「改めて深くお詫び」

 NHKの上田良一会長(69)が6日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、メール誤送信など、不祥事が相次いでいることを受け、「改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 上田会長は「先月11月に起きました誤送信は、外部流出を防ぐためのルールが守られていなかったことにより、引き起こされてました。公共放送の信頼を著しく損なう、決してあってはならないことだと思っております」としたうえで、「大変重く受け止めており、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。「こうしたことを繰り返さないために、再発防止策を取りまとめ、実行できるものから速やかに着手しております」と再発防止を誓った。

 さらに「誤送信以外にも、佐賀放送局の前の局長に服務規程に反する行為があったため、局長の職を解いたほか、報道局のチーフプロデュサーが迷惑条例違反の疑いで逮捕されました」と局員の不祥事が続いていることに言及。「公共放送に携わるものがこのような不祥事を引き起こしたことは言語道断だと思いますし、あらゆる機会を通じて、コンプライアンス意識の徹底を図るとともに、視聴者、国民の信頼を取り戻すく、全力で再発防止で取り組んでいく所存です」とコメントした。

 NHKでは、札幌放送局がオウム真理教の後継団体主流派「アレフ」に関する取材で、住民をインタビューした音声ファイルをダウンロードできるURLを、アレフに誤送信。さらに、先月18日に放送予定のバラエティー番組「テンゴちゃん」の制作スタッフが、街頭インタビューなどを収録した映像ファイルがダウンロードできるURLを記したメールを、誤って、3回にわたって第3者のメールアドレスに送信するミスが行った。これを受け、同21日に札幌放送局のディレクターを停職1カ月、チーフプロデューサー、部長、局長なども減給にするなど、計8人の処分を発表。その他にも、職員の服務規定に反する不適切な行為があったとして、佐賀放送局の湧川高史局長(59)を出勤停止14日間の懲戒処分され、「おはよう日本」チーフプロデューサーが都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されるなど、不祥事が相次いだ。

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